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赤い風船  作者: 青葉 雪人
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間章 パーキングエリアにて

廃墟での出来事の後、車に辿りつく頃には時刻が7時半になっており、クタクタの体を国道沿いのネットカフェで休めそのまま眠りについた。


眠りから覚めた頃には深夜2時をまわっており、今は自宅へ帰る道のりのパーキングエリアにいる。

現時刻は深夜2時50分。自販機の置いてある休憩のスペースで、赤と白のライトを点けながら走る車を眺め、たそがれていた。


あの廃墟、あの老人は何だったのだろうか。私の幻覚でだったのだろうか。

それになぜ私は工事用のロープを手に持っていたのだろうか。

---その理由は何となく分かる気がした。


ブォーーーという大きな音を立てながら、迷惑なライダーが道路を横切ってゆく。

ネットカフェでの寝心地が悪かったせいか、体にはまだ気だるさが残る。

買っていた冷たい缶コーヒーを一気に飲み干し、私は再び数時間の帰路につくべく、冷たい空気を浴びて車へと向かった。


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