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神々の企み  作者: あおいろ
神々の企み
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第一話全ての始まり



あるところに、一人の少年がいた。その少年は普通の少年、だったのだ。そう、ある日までは…


ジリジリジリ ジリジリジリ ジリジ…


季節は夏。その少年はいつものようにけたたましく鳴り響くアラームの音でベッドから起き上がった。少年は11歳。小学5年生である。

「ふわぁあ」

またいつものようにあくびをし、なんのへんてつもない日々を過ごそうとしていた。少年はまさかあんな出来事が起こるとは予想もしていなかったのだ。

「優稀くん、朝ご飯できたよ。」

一階から優しく呼びかけるこの母らしき人物は少年の本当の親ではない。

今の両親の話からすると、家の近くの神社に捨てられていたらしい。

本当の母親が見つからず、孤児院に引き渡されるところだったが、子供がいない今の両親が少年を育てることにしたのだ。

「はーい」

いつものように、少年は母に呼びかけられると直ぐに自分の部屋から駆け下りていく。

朝ご飯はいつも、料理上手な母により、とても丁寧に作られている。

両親は共働き、つまり母も働いているのに、だ。「お父さんよりも朝、遅いから。」と言って

いつも手を抜かずに作ってくれているが少年が朝ご飯を食べるのは六時三十分程。

母は七時三十分には会社に着いていないといけないのだ。幸いにも母の会社は家から十五分ほどで着く。それでもギリギリだ。

少年は朝ご飯を食べ終え、またいつものように顔を洗い、歯を磨き、水筒と給食セットをランドセルにいれ、母と一緒に七時十分程に家を出る。分かれ道で母と別れいつもとおなじように通学路を通る。いつもと違いがあるとすれば猫の居る場所や、身体の横を素早く通り抜ける車の種類などだ。

「よう、優稀!」

自分には出せないような元気で大きい声が聞こえた。少年の友達、琥珀だ。

「琥珀くん…」

そう呟き、無邪気に自分の元へ駆けてくる友達を立ち止まり、待っていた。

「はあ、はあ、おはよう!」

「おはよう。」

琥珀は全力で走ってきたからなのか、膝に手を置き、疲れた様子で挨拶をした。

「あ、そうだ!昨日放送したアニメ見た!?新しくでてきたキャラがさー!」

少年は琥珀とアニメの話で盛り上がりながら学校へ向かった。


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