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終わりから始まる恋物語  作者: 梅干 茶子
北の神殿
48/60

開戦

明けましておめでとうございます。遅くなって申し訳ございません・・・


 戦場になる予定の地。北の神殿の山裾に広がる草原は、今静寂に包まれている。

 戦いを予感してか、空気はピリリと張り詰め、精霊達は息をひそめる。

 ささやかな風が時折木々や草花を揺らすが、それすらも微かな音しか立てない。


 そんな中でも人々の居る場所がある。喧騒が響く場所がある。

 イルカーシュ王国軍と北の神殿軍の合同野営地は、金属のこすれ合う音や、人々の話声でごった返していた。各部隊毎に分かれてはいるが、昼時の遅い時間で、食いっぱぐれた兵士が少数、まだ炊き出しの列に並んで居るし、そこかしこで食事を取る者、食事を終えて談笑する者が居る。まるで食堂のような騒々しさが各所に広がっていた。


 その中を走る人影がある。一人の少年兵だ。

 彼の左上腕には、赤い色の布が巻かれている。伝令役のマークだ。


 彼の行き先は一番大きな天幕。それを察した人々は自ら道を空けた。

 そして、南の空を見て、談笑していた兵士達は厳しい顔になる。お互いに目を合わせ、頷き合い、三々五々に散っていく。己の所属する部隊の天幕へ、そこで武器を手に取り、持ち場に向かう。

 もうすぐ始まるそれを予感して、嫌が応にも「場」の緊張感が高まっていく。


 息を切らせて到着した少年は、天幕に飛び込み、叫ぶ。


 「伝令!南の森より火の手を確認!敵が森を燃やしているものと思われます!」

 「来たか」


 落ち着いた声で返答したのはクロードだった。

 天幕内部には、各隊の隊長が同席し、作戦の最終確認が丁度終わった所だった。

 側に少年兵を休ませ、侍女を務めていた兵士に彼を任せると、自らは天幕を出て肉眼で南方を確認する。


 煙が空へ上がっていた。


 クロードは天幕に戻り、一同を見回し声をかける。


 「では、開戦と行こう」


 集まった面々は、無言で頷き天幕を出ていく。

 アオは森へ走り、アルヴは軍の先頭へ。その後ろにホールディが続き、ウィンズは少し高い位置に陣取った魔法兵団へ向かう。

 兵士達はもう、各所に集まっている。隊長達が最後になった。

 そして、天幕に残ったのは、サージャとギルス、そしてクロード。


 「始まりますか」

 「ああ」


 サージャはクロードに声を掛け、クロードは短く答える。

 ここでのサージャの立場はクロードのそれより下だ。

 クロードは、北の巫女より全軍指揮権を任された総大将、サージャは王国兵諜報部部隊長。立場はそうだが、食客の扱いに近い。おそらく、戦争中に此処を発つ事になるだろうから。実質的な諜報部隊長はアオだ。


 クロードは実績、経験共に他の人間より頭一つ飛び出ている。総大将として申し分ない。実戦から離れて久しいが、彼の指揮能力の高さに今のところ衰えは見えなかった。それに、戦場に出ていないとはいえ、彼の上には北の巫女であるフィージアが居る。クロードの立ち位置は、現場総指揮監督、と言ったところだ。


 クロードはサージャ達と共に天幕を出る。

 サージャはそこで、南の空を確認した。

 灰色の煙が空に上がっている。南の森が燃えているのだろう。

 まだ、火は見えない。燃えているのは後方の森の様だ。


 空を見ていると、ジルージャがサージャの元へ飛んできた。


 『火の元は、五本の杖だ。それ以外の火の手は確認できない。燃やし尽くすにはもう少しかかるだろう』

 「わかった。ありがとう」

 「では、こちらはその間に移動するとしようか」


 ジルージャの持って来た情報は、近くに居たクロードにも伝わる。

 天幕近くで足を止めていた一行は、少し速足で持ち場に移動した。

 それは、野営地前面の、後方部分。戦場は先頭が騎馬隊、その後ろに歩兵、衝立などの障害物の後ろに弓兵、その更に後方に山を作り、その上に魔法兵団が居る。


 クロード達が辿り着いたのは、その魔法兵団の中央部分。簡易的な台が作られた上だ。ここからなら全軍を見渡すことが出来る。とはいえ、使うのは開戦の号令だけとなるだろう。敵将が出てきた場合、クロードとギルス、サージャは戦場に走り出る予定になっているからだ。


 クロードは全軍を見渡し、準備が整ったことを確認すると、号令をかけた。


 「騎馬隊前へ!歩兵はその後ろに付け!巫女兵待機!魔法兵団構えぇ!」


 いつもの執事服ではなく軽鎧姿のクロードは、腰の剣に手を掛ける。

 兵士たちが動く気配を感じながら、八割方燃えたかつて森であった場所を睨む。

 腰の剣をスラリと抜いて、右手に持つ。


 ・・・さて、何が来る?


 クロードの予想通りなら火弾の雨が降る。直進で迫る火炎砲かもしれない。

 どちらにせよ、一撃目は必ず前面に展開された守護結界が阻む。何撃まで防げるかは守護結界の耐久力によるが、少々の事で壊れる筈が無い。


 敵左の森に潜む偵察部隊が急襲をかけるのは、一撃目の火炎砲が止んだ隙だ。精霊石の付け替え時を狙う。

 アオはもう辿り着いただろうか。彼の足なら、大丈夫だと言う事だったが、最も移動距離の長い彼を心配してしまう。年少者と言う事も少なからずあるだろう。


 偵察部隊の奇襲に合わせて騎馬隊を出す。こちらは大丈夫だ。アルヴは既に持ち場に付いて風の馬に騎乗し、部下を激励している様子が見える。

 同時に魔法兵団と巫女兵の火力を叩きこむ。こちらも問題ない。ウィンズが陣頭指揮を執っているのが、すぐ横に確認できる。


 精霊魔法が扱えない巫女兵は、歩兵部隊へ編成された。指揮はホールディが取る。ホールディの声はここまで聞こえるほど大きい。今は新米を叱咤激励している、といったところか。こちらは騎馬隊の後ろから進軍する。第二波だ。


 クロードはタイミングを慎重に図る。


 クロードの周りには、サージャ、ギルス。先に到着していたムクとレオ。

 精霊は、ジルージャに、アルジアとスージア。


 このメンバーが、敵精霊達と、敵七親将への対抗策になる。


 これだけ居て、中級精霊の精霊石と、上位精霊一体に対抗出来ない筈が無い。

 七親将への対策も同じだ。対抗できるだけの経験と力を持つ仲間が居る。


 クロードは一瞬だけ、背後の町と、その向こうに見える神殿に目を向けた。

 そこには、フィージアが居る。四精霊を従えて。


 もう、神聖帝国に何も奪わせはしない。


 強い決意を込めて、視線を戻したクロードは眼前の敵を睨みつけた。




 ※ ※ ※




 サージャはクロードの右横に陣取っていた。

 クロードを挟んで反対側には、ギルスが居る。

 その、やや後ろに控えるように、レオとムクが立っている。

 サージャの右肩にはジルージャが実体化を解いて浮いていた。


 前方の森は、凄まじい速さで燃え広がり、木々を残さず全て煙に変えていく。

 風の精霊達が、その煙を全て敵軍へ送っているが視界を妨げる以外の効果は無いだろう。何の対策も無くこんな方法を取る筈が無い。

 逆に、風を起こしている事が火の勢いを強める一因になっていそうだ。それすらも敵の策かもしれない。


 こちらから確認出来る森は、もう一度炎が放たれればすべて燃えてしまう程度の範囲しか残っていなかった。


 『来るぞ』


 ジルージャの声の一拍後、黒い煙の隙間から炎の玉が五発、続いてまた五発、森の向こうから降り注いだ。

 敵陣から放たれるその火の玉は、少しの間を空けながら、続けざまに五回発射された。

 最初の五発が、騎馬隊の前面に張られている守護結界に着弾。一拍置いて後続弾が次々と着弾する。

 轟音が響く。透けるほど薄い結界に火花が走り、表面の何かを焼いたのか煙が僅かに上がる。しかし、内側には一発も被害を及ぼす様子は無い。

 守護結界は壊れない。大丈夫だ。


 火の魔法が途切れた。敵陣で、諜報部隊が動き出す合図だ。

 敵の注目をこちらにも向けさせる。その為には、風の馬の速度が有効だ。こちらに注目を集める程に、諜報部隊は動きやすくなる。


 「よし!結界解除!騎馬隊突撃!魔法兵団撃てぇ!」


 クロードは手に持った剣を天へ掲げ、掛け声とともに振り下ろした。


 薄い紫色の幕が掻き消える。

 煙は風の精霊が巻き上げていく。視界は良好だ。


 風の馬が走り出す。


 風の馬を追い越す速度で巫女兵から風の魔法が放たれる。

 三日月の形をした風の刃が、横一列に並んで騎馬隊の頭上を追い越し、森の残る木々を切断して敵軍へ向かう。


 同時に風の竜巻が三本、森に発生して、煙と木々の残骸を空に巻き上げ、彼方へ吹き飛ばした。

 視界が確保され、遠目ではあるが敵陣が見える。


 風の刃が轟音を伴って着弾する。

 竜巻が煙を巻き上げる。

 しかし、その向こうには無傷の敵軍が立っていた。


 「・・・やはり、そう上手くはいかんか」


 サージャは拳を握った。


 神聖帝国軍の前面の空間が、やや赤みを帯びて巨大な盾の形を成していた。

 全ての魔法はその盾に阻まれ、突き抜けることは無かった。

 だが、しかし・・・


 「効果範囲が、小さいようですね」

 「精霊の力量が違う。あの結界を形成できるだけでも大したものなのだがな」


 ギルスが呟き、サージャが答える。

 二人が注目するのは、透明な赤い盾。

 その赤い盾は、敵軍の前面のみにある。

 側面と頭上には見えない。


 「ならばっ!こうするまでよっ!」


 ウィンズの叫び声が後方から聞こえる。

 それと同時に、空中に無数の、先端の尖った石が形成され、敵陣の頭上から降り注ぐ。

 大地の精霊魔法。ウィンズとイリア、そして王国の魔法兵団が最も得意とするものだ。


 風の馬が地上から攻め込む。空からは石の雨が降る。


 一人の男が片手を頭上に上げる。

 それと同時に頭上に炎の天井が広がり、全ての石を消し去った。


 『居たっ!』


 ジルージャが短く叫んだ。

 何が、とは聞かない。あの力を見れば、何が居たのかは想像が付く。


 「全軍、突撃!」


 敵軍から声が上がり、騎馬隊が飛び出し、歩兵が後に続いてくる。

 その後ろから矢の雨が降り、先行しているこちらの騎馬隊を襲う。

 風の馬は全て回避。そのまま敵軍の騎馬兵と組み合った。

 土煙が各所で舞い上がる。


 炎の魔法は、飛んでこない。


 「歩兵部隊突撃!」


 クロードの声が響く。


 「行くぞお前らあああ!!」


 ホールディの声が戦場に響いた。

 

 「・・・アオ達は上手くやったようだな」


 火の魔法が飛んでこないと言う事は、そう言う事だ。

 サージャはホッと息を吐いた。

 だが、次の瞬間、安堵は驚愕に変わった。


 火の海が、大地をなめた。

 風の馬が消失する。

 乗り手は地面に叩きつけられた。そしてその地面も又火の海だ。騎馬隊の多くが火に飲まれる。

 生きている馬は、あるものは炎に飲まれ、あるものは驚きに騎手を振り落として逃亡する。


 敵陣後方に、一人の男。戦場に手を伸ばして、火を放った男。

 自軍の馬をも巻き添えにして、風の馬を消し去った。


 「ジル!」

 『おう!分かっておる!』


 ジルージャが戦場を翔る。緑の風がドレスの裾のようにその後方に広く、広く生まれる。

 ジルージャの通った後は、炎が消え、あわや火あぶりになりかけた多くの人の命を助けた。

 だがここは戦場。命があって良かったね、争うのは止めましょう、とは残念ながら成らない。

 戦士たちは再び剣をぶつけ合う。


 血飛沫は止まない。


 混乱状態の戦場から飛び出してくる影が一つ。

 あの炎の海を乗り越えて、騎乗したまま飛び出してきた影が猛烈な勢いで本陣に迫った。


 「クグロ!」


 ギルスが抜刀した。


 「精霊様!風の馬を三騎!」

 『分かった!』


 クロードの声にスージアが答える。

 ギルス達の前に風の馬が出現する。

 一つはギルスが、一つはクロードが、一つはサージャが。それぞれに騎乗し、クグロに突撃をかける。


 「俺一人に将軍クラスが三人か・・・!」


 クグロは言って、右手を拳にして突き上げる。

 その目は三人から離れない。風の速さで馬が迫る。クグロの目は、正確に三人の強さを見抜いていた。

 三人相手にすれば、流石の自分でも殺されるだろう。だから、援軍を呼ぶ。


 クグロの上げた手の指から、空高く炎が吹き上がった。


 「居たぞ!サージャだ!」


 クグロの声は不思議と戦場全てに行き渡った。

 そして、突然起こる変化。


 全部の敵兵士が一斉にサージャを見た。


 「なっ・・・!」


 何が起こったのか。サージャ達は足を止めた。

 神聖帝国軍の兵士が、一斉にサージャに向かって走り出す。目の前に居る先ほどまで戦っていた相手に目もくれず、一斉に。

 地響きが、した。


 「止めろおおおお!」


 遠くから、アルヴの叫び声が聞こえた。

 うおおおお!と呼応する声が、戦場のそこかしこから返される。

 一斉に走り出していた兵士達の殆どが、騎馬隊や歩兵、巫女兵に足止めされ、切り捨てられる。

 しかし、切られた兵士達がまだ、サージャに向かおうと足掻く。死ぬまで前進を止めようとしない。


 「何が・・・」

 『精霊じゃ。火の精霊が入っておる!』

 『待っておれ!今見えるようにしてやる!』


 アルジアとスージアが、サージャの傍らから力を放つ。

 戦場全体に紫の風が流れ、兵士たちの胸元から、首から下げられた木の板を弾き出した。


 『その木を砕けぇ!』


 アルジアが声を上げる。

 スージアの風がその声を全兵士に届けた。


 各場所から木の板の割れる音が響く。

 木を割られた兵士達は、昏倒した。

 しかし、倒れた兵士たちを踏み越えて、木の割られていない兵士達の行進は続く。

 まるで、それが見えていないように。


 「これはまさか・・・操っていたのか?」

 「・・・」


 サージャの問いに、答える声は無い。代わりに、ギインッと至近距離で鋼のぶつかる音が響いた。

 サージャは視線をそちらに向ける。


 ギルスがクグロと剣を合わせていた。


 「・・・フッ」

 「クグロッ・・・!」


 二合、三合、四合・・・凄まじい速さで剣が交わされる。


 「随分と、楽しませてくれる様になったじゃないか。小僧。」

 「覚えていたか」

 「当り前だ。育ちそうだと思って、お前を見逃したんだからな」


 クグロはにやりと笑って、唇を舐めた。


 「チッ」


 ギルスは舌うちを一つして剣を構え直す。


 見逃された――――薄々は、そうなんじゃないかと思っていた。

 自分が腹を掻っ捌かれた一撃は、十分致死に値する。だが、助かった。

 クロードが飛び込んできて、助けてくれたと思っていた。サージャの薬が間に合ったから助かったと、そう思っていた。 

 だけれど、自分を切りつけた時に見せたクグロの舌なめずりするその表情が、忘れられなかった。

 自分を、「獲物」と捕らえたその顔が。


 今でも、思い出すと背筋に冷たい汗が伝う。


 「さあて、育ってくれたか?」


 くっくっ、と喉を鳴らしながらクグロは剣を構える。

 ギルスは剣の柄を握り直す。そして、すぐ背後にいるサージャに、振り向かずに言った。


 「サージャ様、逃げろ」

 「何だって?」

 「いいから!今は引け!」

 「馬鹿を言うな!お前を置いて行けるか!」

 「周りを見ろ!」

 「見ている!この程度の包囲なら抜けられる!」

 「だからだ!今のうちに蹴散らして、引け!精霊を借りてこい!」


 クグロの背後からは、抑えきれなかった敵兵が迫っている。数にして凡そ三十程度。赤い目をして武装した兵士達が、サージャを取り囲むようにして迫っていた。

 だが、確かにこの程度の数はクロードとサージャであれば問題なく突破できる。

 だからサージャには、「逃げろ」の意味が分からない。


 だが、クロードにはその意味が分かった。


 「サージャ様、引きましょう」

 「クロード殿・・・」

 「もう一人を、お忘れか?」

 「・・・」


 それで、サージャにも分かった。


 「ギルス、雑魚は任せろ」

 「頼りにしてますよ」

 「・・・死ぬなよ」

 「絶対」


 サージャは風の馬から降りた。降りると同時に風の馬は消滅する。

 そのまま徒歩でギルスに近寄って、懐から取り出した小瓶をギルスの腰のポーチに入れた。

 ギルスは振り返らない。クグロと相対したままだ。

 それでも、何が入れられたのか、分かった。


 「困ったら、使え」

 「わかりました」


 サージャはギルスに背を向ける。

 左右の上腕から三本ずつ、鍔の無い、ナイフのような細い刃の、小さな短刀を指に挟む。


 「敬語、飛んだな」

 「ああ、すみません」

 「いい。だが、余裕を忘れるなよ?」

 「気を付けます・・・」


 ギルスが一呼吸する様子に、サージャはクスリと笑って両腕を振った。


 迫る敵兵が、六人倒れる。

 サージャの放った短刀は、狙い違わず全て木札に命中した。

 そして次の六人が倒れる。

 また、六人倒れる。


 その間に、クロードも馬を降りる。

 風の馬は、同じように消滅した。


 包囲網を形成しつつあった敵兵は、半数以下になった。

 これで、上腕に仕込んだ短刀は空だ。

 サージャは円剣を構える。


 「行くぞ!」

 「ええ!」


 サージャとクロードが飛び出した。

 瞬く間に残存した兵士達の木札を砕いて行く。

 一回りして元の位置に戻った時には、もう包囲網を築いていた敵兵に立っているものは居なかった。


 「殺さずに済むというのは、気持ちが楽なものだな」

 「確かに。では、行きましょう」


 サージャとクロードは、そのまま陣まで走り出す。

 まだ湧いて出る、サージャを狙う敵兵を引き付けて。


 ただひたすらに、走り抜けた。



来週は、もう少し投稿できると思います。

見直したりすると、うっかり投稿できなくて・・・

出来れば別途この章を完成させてから順次投稿したいのですが、限られた時間では難しい。

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