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日日是好日。  作者: こさじ
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車屋さん(とその他)

 行く確率はすごく低いが、ときたま行ったときのマン喫感が素晴らしい。

 それほど種類は多くはないが、好きな漫画を置いている。

 それは河合克敏氏の『帯をギュッとね!』(小学館)である。


 というか、口の根も乾かない内に好きな漫画をここで語る自分…いや、不特定多数に向けてダラダラ垂れるのと知り合いに直接語るのは違うはずだ!


 で、頻繁に車屋さんに行くわけでもないからか、手に取る巻はほぼ同じ。それか前後。しかし「何巻なの?」と聞かれても答えられない、無意識で好きなシーンが載っている巻を手にしてしまう。

 そんな巻には、ヒロイン?の一人である女子柔道部の海老塚桜子の試合シーンが描かれている。

 高校に入ってから始めた彼女は天性の運動神経のお陰と、センスで白帯ながら試合を勝ち進んでいったりと、見ているこちらにヒヤヒヤと興奮を与えてくれる。まだ読み終わっていないので語れることも少なく、ファンの方には申し訳ないが言わせてもらう。

 特に、試合前、当日なのに会場の隅で組手の練習をして、友達が突っ込んでいるところが好きなのだ。

 そんな彼女は絶対無敵の人間というわけでもなく、何年と練習を積んできた黒帯にはちゃんと負ける。勝つこともあるが、負けてくれるから、尚いい。無双の女子キャラは別にいて、桜子は強運と柔軟な身体を生かして、負けても「今度こそは勝てるさ!」と読者である私を爽快な気分にさせてくれるのだ。


 柔道女子というと、一番に浦沢直樹氏の『YAWARA!』が出て来るが…私はアニメから入った口なので何とも言えん――ジョディが好きだ!――が、柔道ものは迫力があって面白いとすり込んでくれたのには違いない。

 とはいえ、読んだ柔道漫画の数は少ない。買えば一番なのだが、待合室に揃えられたものは私が行く範囲で滅多に出会わないのである。

 成人してから車屋さんで出会う前は、高校の部活で疲労骨折したときに受診した整骨院くらいなものだ。

 もう…ね、先生に診てもらうっていうより読書しに行ってた感。周りはお年寄りしかいなく、漫画の並んだ棚は私の棚と化していた。そこで嵌って読み耽っていたのが、小林まこと氏の『柔道部物語』(講談社)だ。

 まんまと整骨院の企みに引っかかった私は、『先生』がいる場が嫌いなくせにせっせと足を運んでいたのである。

 そして、読み終わると、「他の柔道漫画は置かないんですか?」と声をかけることも出来ず、悶々と先生を見るだけだった。


 というお話でした。

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