学習するずぼら
ま、ぶっちゃけずぼらですよ私って話です。別に今さら何十年とずぼらで生きてきて大して困ってませんけども、ずぼらの周りには危険がいっぱいです。
例えば、『濡れ手とコンセント』。
みなさんご存じだろう、濡れた手でプラグの抜き差しはいけません――である。そりゃ私だって知ってますし、なんでダメかもわかっとりますよ?
でもね、みんながみんな、ずぼら達が同じずぼら度とは限らないですが、濡れた手を拭く回数は少ない。暑いからそのまま首にあてたりね、何か顔が乾燥してる感じだから水分補給なんちゃって、兎に角、何故か拭かん。
で、ある日、起こっちゃったわけですよ、ずぼらに制裁が! 濡れた手でプラグを持ちーの、挿すーの、ビリビリくるーの。
そのとき私の頭の中を駆け巡ったのは、よくあるサスペンスドラマなどで見る、『湯船に浸かっているところへの電化製品ドボン現場』。
そりゃ、死ぬわ!
大変なビリビリ加減でしたね。「イタっ」て言う間もない。呆然とします。「え?マジで?」て、コンセントを見つめたままになります。いや、なりました。
なので、学習したずぼらは、二度と濡れ手でプラグを持たなくなったのであります。
気を付けようずぼら、ずぼらは安全第一です。