ゲーム日記 『Horizon Zero Dawn』完結
先ず、終わった感想としては……
面白かった!
でも満足…とは言えない。というか心残りがあるので、二週目に突入しようかと。
会話中に選択肢が何度か出るのだけど、共に山賊討伐をしてくれた人との最後の会話中で、間違って違うのを選んでしまったことがすごく悔しい。また、パワードスーツ(名前は違うけど)らしいものを解放出来ずに諦めてしまった。動力源を五つ見つけなくちゃいけないのだが、残り二つが見つけられず、ちょっと探す気力がなくなってしまったので、ニューゲームで心新たに挑戦したい。
で、このゲームで最後まで慣れなかったのが、武器の弾や矢をかえるとき。一つの武器で弾が三種類あり、それを右スティックで変更するのが私にはちょっとキツかった。かえたと思ったのに、射ったら罠のやつだった――とか。
けど、火矢がものすごく便利だった。めっちゃ強かった。それだけでいいくらに使いまくった。あとは、長弓と属性のワイヤーの罠かな? 罠も火属性ばっかり使ってましたね。ラスボスもそれで完了でした。出来れば、もう一声、最後に敵が粘ってくれると良かった。更にラスボス出現、みたいな。
物語自体は、王道ですかね。最終決戦にむけて、今まで助けた人たちが集結し、敵対し憎み合っていた者さえも主人公の力になりたくて、みんなで世界を守ろう、そんな話でした。
でも、だからってつまらないなんてことはない。たとえ、主人公の出自の謎が序盤でだいたい予想がつき、当たっていたとしても、じーんとくるものがあった。それぞれがそれぞれの正義をかかげつつも、主人公と触れ合い、また主人公も触れ合うことで「誰かのための正義」を全うすることが大事なことだと知るのだ。
敵兵に殺され、機械獣に殺され……でも、自己利益のために生き、自業自得で迎えた死のなんて哀れなことだろう……
リアルな表情がそれを物語っている。ま、スムーズ?に表現されているわけではないが、口元、眉など喜怒哀楽が目に見えてわかることで、感情移入しやすかったと思う。うん、やっぱり綺麗な画像なんだろう。『ファークライプライマル』のときは一人称視点だったので、主人公の表現がわからなかったんだけど、『Horizon』は感情剥き出しに話す人物のお陰でついつい魅入っちゃった。
と、そんな感じです。
それと、ゲームでなくて小説の話なのですが、時々、テンプレが〜とかいう文句をつけているエッセイを見ますし、私も「ありきたりだな」と思ったりしますが、本当そんなこと関係ないのですよね。
ただ、中身の問題、登場人物の人生、世界がなんで在るのかがハッキリしてない、作り込まれてないから文句垂れているだけに過ぎず、あとは好みか好みじゃないか。
テンプレ、もしくはありきたりだと感じる王道というものに、ケチはつけるものじゃない。もし感想を書くとしたら、また物語を書く・書き直すとしたら、その世界はどうやって生きているのかいないのかを問うだけだろう。
以上です。
良いゲームでした。