33 -アーク・オブ・アルテミス- あとがき
第三十三話 アーク・オブ・アルテミス 終わりました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
実を言うと今回……始めて横文字の題名でした。
それと女神アルテミスが登場する回は、この題名だと決めていました……!
アルテミスから語られた月の話は、ノアの方舟を題材にした感じですね。だから題名と月の宝具の名前もアークと言うわけです。
今ままでに登場していた種族の『悪魔』などと違い、格が違いそうな『神』ということで……どんな威厳のある者なのかと思われたかも知れませんが、中身はイジられキャラという……(笑)
それでいて、神秘性や奥ゆかしさが伝わっていればいいなと思っています。
ついに、記憶喪失であった月花の正体が語られました。
まさかまさかの月の一族だということなんですね。判明してしまえば名前からして解るって感じなんですけどね……。
いやぁ、そしてそして最後は月花と芙蓉がいい感じになっていましたね。
芙蓉から溢れ出す母性がヤバイことになってる……。もう母の威厳がありますよね。
しかも、あの芙蓉からキスを意識していたなんて……月花君、もうちょっと頑張れよーと思ってしまいました。
この二人のシーンに挿絵を用意しようか悩んだのですが、ここはもう皆様の想像にお任せしたほうが雰囲気良さそうかなと思い自重しました。
番外編でお泊まり会を描写しておいたのは、この回のための保管でした。急に今回で桔梗や桜羅の寂しがるシーンがあってもイマイチ伝わらないかなと思ったので、番外編で巫女達と親しくなっていることを伝えておきました。
それとこれは余談ですが……キャラクターの細かい設定は開示していませんが、設定では芙蓉の誕生日が七月七日。この話の投稿日が七月七日なので、出番のある回が誕生日だとは素晴らしいことですね。
さてさて……この先はもっと月花の過去やら、月の都について語られていくでしょう。
今までの章とは、また違った展開になって行くはずですので、この先もお楽しみに!