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蒼咎のシックザール  作者: ZERO-HAZY
第三章 冥幽との邂逅
128/176

30 -禁断の血- あとがき

 第三十話 禁断(きんだん)() 終わりました。


 そして蒼咎(そうきゅう)のシックザール 第三章 完 です!


 長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。



 これにて冥幽界編(めいゆうかいへん)が終わりました。

 最終的には冥幽界じゃなくて幹部との戦いになっていましたがね……まぁ元々そういう予定だったので、何も問題はありませんが……(笑)


 タイトルの『禁断の血』は、えらく前にムトに説明された、奈樹に流れているという人外(じんがい)の血と、アリスの(ひいらぎ)一族を意味したものです。



 さて、今回の話でイーバ幹部である陽子(ようこ)とハルベルトの二人が、何故(なぜ)イーバに(つか)え、(したが)うのかが判明しました。


 プロローグで陽子視点で話を見せたのは、幹部二人のイーバへの忠誠心(ちゅうせいしん)を持つようになった話に説得力を持たせたかったからです。

 最初に学校での生活や、イーバ内部での話。アリスを大切に思う陽子。悪意でイーバにいるのではなく、平和で穏便(おんびん)な生活を望んでいるということが解っていただけてたのではないかと思います。


 私が関係図や構図(こうず)を考えると、どうしても悪には悪の正義がある、というものになってしまいます。敵対(ていたい)する勢力(せいりょく)にも理由があってこういう行動をしているという目的が必要で、それと相対して主人公達と衝突(しょうとつ)するという状態になります。

 何が善で何が悪か……それは神にさえ解らないのかもしれません。


 イーバにとっての目的は、人間への粛正(しゅくせい)。だとハルベルトが言っていました。

 それがイーバ自身の目的なのか、ハルベルトの目的なのか……そういったものも、今後判明していくかと思います。



 そして柊一族の話…アリスの正体も判明。見た目は可憐な少女で、俗に言う『何とかを殺す服』を着ています(笑) デザインはもう少しお嬢様っぽい服だったんですけどね……話を再構築した結果、陽子に甘える少女という雰囲気になったので、上品というより可愛らしいといった服に変更。


 そんなこんなで戦いも披露(ひろう)。恐ろしいほどまでの戦闘能力が垣間(かいま)見えたかと思います。実を言うと投稿前に、予定していた分より戦闘描写(せんとうびょうしゃ)を多くしました。それによってアリスの強さを、より表現できたかなと思います。


 アスモデス四死公であり第五(フィフス)悪魔(デーモン)であるゼパイルを圧倒した奈樹の変異状態(へんいじょうたい)。その状態を30%以下の力で完封(かんぷう)するのが柊アリス。

 あのままアリスが怪我をせずに戦っていれば、間違いなく奈樹が殺されていたでしょう。


 現状(げんじょう)(もっと)も強く(おそ)ろしい種族だと思って(いただ)いて結構です。


 ……そういったことをいつも知っている勾玉は、本当に博識(はくしき)ですね(笑)


 

 ちなみに……今回の文字数のボリュームは、約二話分の字数があります……。章の最終話は毎回盛り上がってしまって、文字数がドンドン増えてしまいます……。


 読みにくくなってたら、ごめんなさい。



 さてさて、三章のエピローグを(はさ)んだら次回から新章です。


 最終話の文末に書かれていたように、次回も異世界(いせかい)(から)んできます。

 それがどんな世界で、どういった展開を起こすのか……また冥幽界編とは違ったものになりますので、(よろ)しければご覧になって下さいませ。

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