2 -炎の一族- あとがき
第二話 炎の一族 終了です。
読んでいただきありがとうございました。
今回は戦いの他に、島に関する話が出ましたね。どういった様子でノスタルジアの人が生活できているか、垣間見えたかなと思います。もっと深い部分は後々出てくると思います。
商店街に子供達が出てきましたが、この子供達は島の様子を表すために必要な存在でした。蒼輝がE生物と、どう接しているのか。イーバに廃棄されるE生物とは、どういった存在なのか。日常的な部分も入れることも世界観の表現には大切だと思っています。
キャラクター&用語 紹介のコーナー
・まんじ
E生物の太った男の子。運動音痴で何かあったら『スンゲー!』と驚く
頭から幾つか機械が飛び出ており外れない。真上から見ると卍の形をしていることから、名前が『まんじ』となった。
・コータ
E生物の甘えん坊の男の子。甘えると立っている人の足にしがみつく。
背中から4本の腕のような触手(通称・アーム)が生えており、しがみつくとアームも使ってきて力加減ができなくなる。
名前の由来は絞めるという漢字の『絞』を使用した名前。漢字表記はさすがに危険な香りがするのでカタカナに。
・収納札
物を縮小化して収納することができるカードプロテクターみたいな札。
イクリプスとは日食という意味。
何もない収納前の状態から、物を収納して重なる様子を日食に見立てた名前。肉体を粒子化してイーバに帰還させるとかできる世界。これくらいの技術はあります。
うん、なんと言うか普通にコレ欲しい(物で散らかった自室を眺めながら)