表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/14

吸血中~吸血後の雑談

高校生の未熟な頭で頑張って書いているので、まだまだ至らぬところが沢山あると思いますが、そんなので良ければどうぞ。

傀儡が探検をしている最中、英雄、吸血鬼サイドは。


「がっ…にぁっ…ぁっ…ぐっ…はぁ…はぁっ!」


只今、吸血中につき。


「も…う……いい…だろ…はっ…ぐっ…うっ…血…なくっ…な…っ!」


決して如何わしい事はしていない。寧ろ吸血鬼にとっては生きるために必要なこと、と言ってもいい。(と思う)


「……ぷはぁっ…ふぅ…ごめん、ごめん。久し振りだったもので…ね♪つい力が入っちゃったかな~…なんて。」


ぴんぴんしている女の下に、息遣いを荒くして、ぐったりしている男。


「はっ…はっ…そっ…それ…より…あの二人がっ…心…配…だっ…」


こんなになってまで、他人の事を気にかけられるなんて。と女は内心感心した。と同時に、何故そこまで心配するのか、疑問を抱いた。


「はっ…はぁっ…ふぅ…お前には、まだ話して無かったのかもしれないけど…あそこには様々な部屋があるんだよ。」


「知ってるわよそのくらい。」


男の真剣な言葉に、何を今さら、という顔で女が返す。


「その部屋の中には…世界の理を無視出来るような部屋もあるんだよ。」


「世界の理…つまり、重力とか時間の流れを自由に操れる、みたいな?」


女は説明口調で、早口にそう言った。


「まぁ…そんなものなのかもしれないな。自分で言ったけど、あまり訳がわかっていないんだよな…」


分かっていないのか。女はガックリした。さっき感心して損した。だが、その言葉を聞いて、疑問が浮かんでくる。


「あそこにある沢山の部屋…あれは、貴方が元から持ってた、って訳じゃあないわけ?」


「あれ、言ってなかったっけ?」


ない。女にとっては全くの初耳である。


「あの部屋は…昔、神様から貰ったんだ。お前は頑張ってるねって言われて。」


神様…木葉が繰り返ししていた質問思い出した。『あなたは何なんですか』今それを聞きたい。


「ふーん…神様ってどんな神様?」


だがストレートには聞かない。そこが木葉との違いだ。


「うーん…結構小さかったな…本人は思い出しにくいけど…隣にいた奴はよく覚えてるよ。」


正直、隣にいた奴など、どうでもいい。


「何か人形みたいでさぁ…いつでもくっついてたんだよ。言うこととか、何でも聞いてたし。」


話が段々逸れていきそうになる。この男の正体が知りたいのに。そんな傀儡くぐつのような奴の話など、興味はない。

ここで問答していてもしょうがない。取り敢えず、男の体力も回復してきたようなので、女は、二人のところに戻って、じっくりと伺う事にした。


結局、何がそんなに心配だったのか。女は重要なことを聞き忘れていた。

神様から貰ったんだ…とか言ってますが、天照大神とか、月詠、イザナミなどの本当の神様は出しません。名前は沢山知っていても、詳しくは知らないので。


こんな適当&ほぼオリジナルなやつです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ