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プレアデスの鎖を解け  作者: 湊波
EP1:AL2O3 幸せな物語の主人公には、なれなかった
15/113

次回予告

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 自分と同じように懐古症候群トロイメライで苦しんでいる人がいる。

 ならば、彼らを救うことは出来ないだろうか。


 そんな思いから、娼館を離れ、魔術協会ソサリエへ足を踏み入れることになったラナ。

 彼女を待っていたのは新たな出会い、予期せぬ再会、そして――?




「私だけ守られて、それで納得できるわけないだろ!?」


「私の名前はアイシャ……! 同い年の友達ができて、ほんとに嬉しい……!」


「か、かつて……せ、世界は一度救われた。き、輝石の魔女の願いと、奇跡の悪魔の力によって」


「僕の知ってるラナは、泣いたって、苦しくたって、ちゃんと前を向ける――世界で一番、格好いい女の子だ」


「異様に遅れた科学技術の発展。懐古症候群という奇病。急速に進む人口減少。断言しよう。その全てが、たった一つの何かに起因している」


「この絵を、誰かに届けたかったんだ……でも、それが誰なのか。もう、俺には思い出せないんだよ……」


「さて……あの夜に何があったか。おじさんに正直に話してもらえるかな、シェリル・リヴィさん」


「全て、君のためだ。ラトラナジュ。愛しい君。そのためならば、何度だって、この手を汚そうじゃないか」





 優しい嘘と残酷な真実。狭間で揺れる世界に、終わりの鐘が鳴った時。

 いつもの通りに、誰かが願う。


 ――時よ巡れ、と。







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> EP2:(Na,Ca)8(AlSiO)12[(SO4),Cl2,(OH)2] 優しい世界

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