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せめて異世界ではスローライフを送りたかった   作者: くくはちじゅういちさん
異世界の探索
5/79

異世界での住居問題

新キャラの追加は次になりそうです。ごめんなさい。


「………」

いきなり絶句で初めてしまったが、これは絶句する程のものである。私は今村長さんの家の前にいる。いや、これを家として言っていいのだろうか?

「どうしたのじゃ。旅のものよ。村長であるワシに何か用か?」

村長さん(喋り方と見た目的に70歳ほどだろうか)が話しかけてくるが私は目の前の光景にまだ驚いている。たしかに地図を見たときに高いところにあるというのは分かったが、建物らしきものがなかったのも納得がついた。

そろそろ目の前の光景を教えよう。そこにあったのは…



布団と机のみだった。

ホームレスというものに当てはまるものである。まぁ、なんていうか、

「どうして家がないんですか?」

村の人はみんな家を持っていたのだ。

「お金がないんじゃ。村長と言っても結局働かなければいけないのじゃ。そしてこの歳では働けないからのぉ。村の老人は自分の子供に養ってもらっとるが、ワシは独身でのぉ。」

しかし腐っても村長なのだから村の人からお金を集めて自分の家を作るぐらいはしてもいいんではないんだろうか。それにしてもあまり考えもなくここに来たが、どうしようか。この村長さんはあまり頼りにならなそうだし…

「む、お主今失礼なことを考えたな。」

いやぁ、老人の勘って怖いなー、なんて考えている場合ではない。私は異世界に飛ばされてきたばかりの人なのだ。とりあえずどこか泊まれる場所が欲しいな、と思い聞いてみると、

「もし無料で泊まりたいのであれば、村の土地を譲渡して自分で家を作ってもらうことになるが、出きるかのぉ?」

と、かなり良いことを言ってくれた。早速その土地の位置を教えてもらい行くことにした。がその前に村長にお礼を言っておくことにした。

「ありがとうございました。ちなみにもらった土地を利用してこのままここに住ましてもらうことって出来ますか?」

ついでにお願いもしてみたが

「大丈夫じゃぞ。」

とすぐ言われた。村長、返事が早いし老人ボケしてないかな?

まぁ、もらったものは有効活用していかないとね。




そして譲渡してもらった土地に着いたが思いの外広かった。そういえば無料で譲渡なんてなんか事故でもあったのかなと思って聞いたら、なんかウェル…なんとかっていう街のほうが土地の条件とかがいいらしいからそっちに人が流れていってるとかなんとかで土地がを持て余しているらしい。ウェルなんとか街ありがとねー。あ、あと今更だけど言葉はバリバリ日本語だった。翻訳されてたりはされてなく普通に日本語だったね。これは日本人が昔いた痕跡なのでは…?

周りには家もたくさんあるので困ったら聞きに行けるというのは良い場所だと思う。さて、普通の人なら重要視するはずの建物だが私には特殊能力があるのですぐに創り出すことに成功した。

うん、完璧だね。一晩で作り上げたとなると周りの人の反応が怖いが、良い家が出来たからいいや。そして家具類も特別な能力で出すことが出来た。しかもこの家は私の能力によって電気やガス等のものをお金を気にせず使えるようだ。しかし、この望んだものを創り出す能力には2つだけ欠点があった。まずお金を作り出すことはできない。まぁ、家具等を売っていれば無限だと思うが。そしてもう一つは食べ物を作り出せない。これは命に関わることだ。(それでも、オレンジジュースを好きなだけ出すことができるという特殊能力があった気がするが)

少なくとも食べ物を手に入れるためにはお金を手に入れなければいけない。これは働けという意味なのだろうか?

神様ー働きたく無いので、お金か食べ物を創造できるようにしてくださーい。

今回は少し量を多くしましたがどうだったでしょうか。喜んでくださると幸いです。それでは次回また会いましょう。

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