まさかのステータス?
うーん…正直言って行きたくない…どうしよう…あ、けど異世界に行くしか方法ないんだよね…しょうがないか…
「私には異世界に行く以外の選択肢はなさそうなので大人しく異世界に行きます」
「ありがとうございます。あなたはお優しい方ですね」
と言いその後にかなり重要なことを言った。
「しかしあなたに何も持たせずに行かせるわけにはいけません。なので特別な能力を与えましょう」
その言葉を発した瞬間私の目の前にいかにもなステータス表が出てきた。それにはこう書いてあった。
種族 人間
名前 里見 華
職業 賢者
レベル 99
HP 540 MP 999
攻撃力 923
防御力 960
素早さ 879
呪文の力 912
特殊能力
・建物を創り出すことができる
・不老
・死んだ場合すぐに生き返ることができる
・オレンジジュースを好きなだけ出すことが出来る
「あれ、結構強くない?」
そう口に出すほど驚いた。
しかし美女はこの元気さをなくすようにこう言った
「ちなみに異世界の最大レベルは1000になっております。そしてこのレベルですと村人30人ほどの力となっております」
正直がっかりした。異世界でスローライフを送るにはかなりの強さが必要だと思ったからだ。
このような様子を見て思ったのだろうか、美女はこう言った。
「このステータス表には2ページ目もございますよ」
しかしさっきのセリフを聞いてからだとあまり期待は出来なかった。このステータスを見るまでは。
特別な能力
・望んだステータスに変えることができる
・望んだものを創り出すことができる
・好きなだけご飯を食べることができる
なお、この能力を持つ者は里見華が初である。
あれ、今度こそ強いのでは、と思い聞いてみると
「ステータス表にも書いてある通りこのステータスを持つのはあなたが最初なんです。そして最後になります」
と、答えられた。凄い。これならスローライフ送れる。
「一応ステータスを変えたり、物を創り出す方法を教えておきましょう。こんなステータスになってほしい、こんなものを創り出したい、と思うだけです」
なんて使いやすいのだろう、と感動していると、
「もうお時間です。それでは異世界に行きましょう」
と急に言われた。慌てて
「少し待ってください。心の準備が必要でs」
と言い切る前にまた、目の前が真っ白になり気絶してしまった…
さて、今日までは連続投稿できてましたが多分明日からは難しくなると思います。
まあ、できる限り急ぐのでまたすぐにお会いしましょう。