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せめて異世界ではスローライフを送りたかった   作者: くくはちじゅういちさん
プロローグ
2/79

まさかの異世界へ?

気がついたら私は無の空間にいた。まぁ、無の空間というよりは、夢の中という感じかな。最初は何故ここにいるのか、この後どうすればいいのだろうか、などを考えていたがあまりにも情報量が少ない。ここにいる理由も分からず、どうすれば出ていけるかも分からない。そうして悩んでいると急に地震が起きた。最初は震度3ぐらいだったが次第にどんどん強くなっていく。そして私が恐怖を感じ始めたころに…




目が覚めた。どうやら夢を見ていたようだ。それでも景色がおかしい。まるで電気の光を直接見ているのかのように明るい、空が上にある、と考えたところで私は自分が横になっている事を知った。そして体を起こしたところで、


美女と目があった。


今思い返すとよく悲鳴の一つもあげなかったな、と思うがその時の私はどうやら冷静だったらしい。

「あなたは誰?ここはどこ?」

とその美女に問いかけた。

その美女はかなり凄いことを答えた。

「ここは天空にある祭壇。人間には天国と呼ばれている場所です。そして私は人間が呼ぶところの神に値する者です」

最後のセリフが厨二病っぽいなー。

そのような事を考えるほど私はこのセリフを飲み込めなかった。

「もう一回言ってもらってもいいですか?」

「ここは天空にある祭壇。人間には天国と呼ばれている場所です。そして私は人間が呼ぶところの神に値する者です」

耳を疑った。この人の事を信じるのであれば私は死んでしまったのではないか?すると美女は心を読んだかのように、

「あなたは死んだのではありません。生きたままここに来たのです」

と答えた。

なんて言えばいいのか分からないが一番適していると思われる質問を問うことにした。

「何故私はここにいるのですか?」

「異世界に行ってもらうためです」

…え?何を言っているのだろうか…誘拐犯にもそう言われたがおかしい…一応異世界に行くことが前提として話を聞いてみようか…

「何故私が異世界に行かなければならないのですか?」

「あなたが美少女だからです」

たしかに私は最初にそう言ったよ。誘拐された理由は美少女だからだろうって。だけど美少女だから私が異世界に行かなければならないと理由にはならないんじゃないかな。

「あなたには異世界に行ってその美しさを使用しそこで有名な者になってもらいます」

何故か勝手に話が進められている。しかも、美しさを使用して有名になる、ってどうやってするんだろう。世界美少女コンテスト優勝とかですか?

ちなみに異世界に行く以外の選択肢はないの。前の世界に戻るとか。

「それは出来ません」

「ちょっと心読むのやめてもらえます?」

しかし、この美女の言葉を信用するならば、私は異世界に行く以外の選択肢がないではないか。どうすればいいんだろう。あぁ…異世界って言ったら魔物がたくさんいて、そいつらを倒すことでしかお金を手に入れることが出来ない。しかも最初はレベル上げをするのが普通だからずっと動いていなきゃいけない…せっかく前の世界でスローライフ送ろうと思ってたのに…

今回は投稿が早く出来てとても嬉しいです。待っていてくださる皆様がいる限り投稿はしていこうと思っているので応援お願いします。


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