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せめて異世界ではスローライフを送りたかった   作者: くくはちじゅういちさん
仕事で起きた事件モドキ
17/79

お金稼ぎ

こんばんはー。

最近は現実の方で割とスローライフをさせていただいています。

これでも学生なんですけどね。

それではどうぞ。

「ねえ、レモン?」

 そう問うとレモンはこっちを向いて、

「なんですか?華さん?」

 といった。

「少し思ってたんだけど、レモンって強い位置にいるじゃん。」

「まぁ…そうですね。」

 少し恥ずかしそうに答えるレモン。頬を若干赤らめるところが可愛い。

「レモンはステータスの特殊能力?だっけ。それで、相手の落とすお金の量が3倍になるっていうのを持っていたよね?あれってどのくらい変わるものなの?少し見せてほしいなー?」

さっきのハンバーガー量から考えて、かなり稼いでいるんだろうな。あと、植物系ってどこにいるんだろうか。森かな?

「良いですよー。折角ですし私のお金の稼ぎ方も紹介させていただきますねー。かなり稼げますよー。あ、でも説明は面倒く… 時間かかるので、直に狩りに行きましょう。」

 これ、もしかしたら仕事チェンジもあるかもしれないな。こっちの方が稼げたりするかな?あとなんか面倒って言葉が聞こえたなー?

「それでは、少し準備するので待っていてください。」

 そう言うとレモンは私の見えない位置に行って何かを行なっていた。私はこう言うことにはあまり詮索をしないタイプなのであまり気にしなかった。

 そして、3分後レモンがこっちに向かってきたのだが…

「何?その格好。」

 そういえば説明していなかったな。

 レモンのさっきまでの格好は、洋服店のモデルのようなとても、ファッションセンスがあるっていうような可愛い格好だったのだが、今はまるで今から寝るとでも宣言しているようなパジャマだった。それも、かなり可愛いピンク色のパジャマだった。

「え?お金稼ぎをする際はパジャマになるのが普通ですよね?」

 そうレモンが聞いてくるが聞きたいのは私の方だよ… 一応知ったかぶりをして、さりげなく聞いてみよう。

「あ、そうだったね。私は服についてはあまり気にしないで過ごしていたし、忘れていたよ。ごめんね。」

「あぁ、少し心配しましたよ。もしかして、これ以上のお金稼ぎ装備があるのかと思いましたよ。それでは行きましょう。」

 そう言うと、レモンはそのまま外に出て行こうとして…

 私に止められた。

「え?なんで止めるんですか?華さん。お金稼ぎに行くんですよね?」

「えっと…それはそうだけどね…」

 勝手に手が動いて止めちゃったから。それ以外の理由が思いつかない…それでもパジャマで外に出るのはダメだよ…ね?うん。ダメだよ。

「パジャマで流石に外に出るのはダメだよ。うん。とりあえずさっきの格好に戻って、やってくれない?パジャマだと、うちの周りの人が驚いちゃうよ。周りに同居人がいる事でさえ伝えてないのに、急にうちから謎のパジャマの美少女が出てくるのは驚いちゃうよ。だからお願い。」

 こうやって、私が懇願すると、レモンはあっさりと納得して、

「分かりました。それでは少々お待ちください。」

 と言い、また私の見えない位置に行き3分後には最初の格好として戻ってきた。

「それでは今度こそ行きましょう。」

 そう言ってドアを開け私たちは出掛けた。ちなみに鍵はきちんと掛けた。鍵という概念がこの世界にあるって事は空き巣とかもありそうだしね。

どうだったでしょうか?

いやー、前回と似たようなお話になってしまうんですが、私はファッションセンスがなくて、いつも、ダサダサの服を着て休日は過ごしてるんですよね… ファッションセンスが欲しい…

そんな事は置いておいて、また、次回お会いしましょう。

さよならー(*'▽'*)

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