お金の問題
こんばんはー。
頑張って伏線を入れようとしているんですけど入れるのって難しいですね。
それではどうぞ。
ソファーに倒れ込んだのは良いが、今はお昼だ。お腹が空いた。なにか食べたい。折角だし弟子に食料を調達させようかな、なんて思っていたが私は自分がお金を持っていないことを思い出した。そういえば明日が給料日だったはずだ。明日になるまで何も食べないっていうのもありかなー?いや、今は弟子が私にはいるんだからそんな行為はしてはいけないだろう。師匠の威厳に関わる。それならいつも通り何か魔法で作り出して売りに行こうか、なんて思い、出かける支度をすると(家だとレモンに見られて何か言われそうだしね)
「華さん、どこへ行くのですか?私も連れて行ってくださいよ。」
とレモンに言われた。結局変わらなかったよ。
「ちょっとお腹が空いたから、食料を調達するために出掛けようかなって。」
「良いですねー。それなら私もついていきたいです。私もお腹が空きましたー。」
まあ、ついてくるよね。
「ちなみにレモンはお金を持ってる?いや別に私が奢ってもらおうとかじゃないよ。ただ、気になって。」
私は実はこれを気にしていたのだ。確かレモンのステータスに相手の落とすお金の量が3倍になる、というようなものがあったからだ。
「あぁ、それはもちろんありますよ。地下でだって魔物は湧きますからね。そして、私はステータスでお金を通常の3倍多く貰ってますから、たくさんありますよー。折角ですし華さんの分も買ってきてあげましょうか?」
えーと、レモンの言ったことを整理してみよう。
・地下でも魔物は湧く
・ステータスでたくさんお金を持ってる
・私の分までご飯を買ってこようとしてくれる
最初の2つを考えると、魔物からお金がドロップするという事になるのではないか?だけど、私は最初にこの世界に来た時小鬼を倒したはずだ。その時にはお金を落とさなかった。どういう事だろう?これを聞こうとしたが、レモンに「え?」とまた言われてしまいそうなので、少し頼れる人のところに行く事にした。しかし、今はレモンがいるため行けない。言い方は悪いがレモンがいなくなってからではないとダメだ。それなら私の分のご飯を買ってきてもらってる間に行くのが良いだろう。
「それじゃ、悪いけど私の分のご飯も買ってきてくれない?私、少し家の中で物を無くしちゃったから探そうと思って。」
「分かりました!それでは行ってきます!」
と元気よく言いレモンは出て行った。
それじゃ私も行こうか。
最初の方で伏線のお話をしましたが、一応頑張って伏線は入れているつもりです。この機会に是非もう一回読み直してみてはどうでしょうか?
まぁ、そんな事はいいとして、今回のお話は楽しんでいただけたでしょうか?
それではまた次回にお会いしましょう。
さよならー(・ω・)ノ