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せめて異世界ではスローライフを送りたかった   作者: くくはちじゅういちさん
仕事で起きた事件モドキ
13/79

華の失敗

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

それではどうぞー。

今回は少し長いかもしれませんがごゆっくり。

種族 人間

名前 レモン

レベル 923

職業 魔法使い及び戦士

HP 2473 MP 3281

攻撃力 1637

防御力 3671

素早さ 2512

呪文の力 5213

特殊能力

・HPが100以下になった場合HPと防御力が1になる代わりに攻撃力が4倍になり呪文の力が3倍になる

・相手の落とすお金の量が3倍になる


私はあまりこの世界のことをあまり知らないが、これは…

「かなり強いんじゃないの?」

「そうですよー。私かなり頑張ったんですよー。」

こうしてみると彼女はかなり強い人のはずだ。

しかし私はここで疑問を持った。

「あなたのレベルは923だよね。そしてさっき私が使った魔法はレベル900までいけば使えるはずだよね。」

「そうですねー。」

「それならなんで私のほうが弱い可能性もあるのに弟子にしてほしいと言ったの?」

「?」

なんか不思議な顔をされた。変なことを言っただろうか?

「もしかしてステータスの2ページ見てませんか?」

なんかこんなこと前にもあったなぁ。

「ごめん。まだみてなかったよ。いま見るね。」

と、私は言いステータスの2ページ目を見た。



特別な能力

・一回で自分の体力を上回る攻撃をされた場合気絶し身を守る

・ブレス攻撃を無効化する



なるほどねー。つまり私はあの魔法で彼女の体力を上回るほどのダメージを与えかけたっていうことか。これってかなり強い判定になるね。

「納得していただけましたか?もしそうなら早く弟子にしてください。」

確かに弟子にしてほしいという彼女の気持ちも分かる。しかし弟子にしたところで私には彼女に教えられることはないではないか。つまり私はこの子を弟子には取れないね。うん。それじゃどうにかして断るか。そして私は一つの案を思いついた。

「それじゃ私と勝負してあなたが勝ったら弟子にしてあげる。」

私が思いついた案はこうだ。この子とじゃんけんで勝負する。そして私がステータスをいじくり絶対に負けないようにする。そうすれば弟子に取らなくて良くなる。しかし問題はこの子が同意してくれるかだが…

「いいですよ。これに勝って私は弟子にしてもらいます!」

やっぱりこの子は弟子に取ってもらえる可能性があればなんでもしてくれるのではないか。

そして私はこの子にじゃんけんのやり方を教えじゃんけんで勝ち、ここから離れるはずだったのだが…


なぜかあいこにしかならないのだ。あいこの回数が10回位になってきたときに変な感じはしていたがこれは多分私のせいであろう。さっきステータスをいじった際に絶対に負けない≠絶対に勝つになってしまったようだ。

「ねえ、流石にやめない?」

と、私が言うとレモンがこう言ってきた。

「嫌です。ここで私が勝てば弟子にしてもらえるんですから。」

レモン先輩弟子になりたい欲凄いですね。

これは途中で終わらせることができなさそうだ、と思い

「少しだけ休憩させてもらうね。」

と理由をつけ(じゃんけんの休憩ってなんだろうね)この場から離れた。

私が今じゃんけんで絶対に負けないステータス(少し変だなぁ)ならば絶対に勝てるステータスにすればいいのだ。ここで私はステータスをいじり勝てるようにした…


はずだったが、ここでも私は失敗をしてしまった。頭の中で絶対に負けない≠絶対に勝つのことを考えながらいじっていたら、絶対に負ける、という風にしてしまった。

後はお察しの通りだろうが一応見せよう。

「じゃんけんポイ。」

「やった。勝ちました!これで弟子入りですね!」

「え…」


やってしまった…やっと今になってそのことに気が付いたが時すでに遅し、私は負けてしまった…




いやーついに今年も始まりましたねー。

実は今年から受験生になるんですよね…

ですが頑張って投稿していきますよー。

それでは今年もよろしくお願いします。

さよならー (∩´∀`)∩

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