チャラスケとひろみとごまの日常
窓辺に並ぶごまとチャラスケ兄弟。
「にゃぁチャラスケ……」
「にゃんにゃ?」
チラッとチャラスケを見ながらごまが言う
「にゃんでさっきからひろみにゃんがじぃ~っと俺を見てるにゃ?」
「ひろみにゃんが?」
チャラスケが振り向いた。
「にゃ!?」
そこにはベッタリと身体を寄せるひろみの姿があった。
しかもじぃ~っとごまを見ている。
「ど、どうしたにゃ? ひろみにゃん」
ビックリしながらも声をかけるチャラスケ。
「ごまにゃんは……いつ出て行くにゃ?」
「「にゃ!?」」
ひろみの言葉にビックリする兄弟ねこ。
そんな事を意に返さずひろみは続ける。
「にゃって……ここにゃはふ~こお母にゃまとチャラスケと妻の!! あたしがいるにゃ」
「それで?」
ごまがひろみを見ながら返事する。
「ごまにゃんはいるところがにゃいから出て行くんにゃないの?」
ガビーン!!
明らかに耳を伏せて眼を閉じショックを受けてる様子のごま。
「ひ、ひろみにゃん。いくらにゃんでも……」
「ダメにゃ!! 愛する旦にゃ様は黙ってるにゃ!!」
「にゃい……」
それを聞いていた隣のごまは――
おえぇ~~!!
下を向きながら何かを吐いていた。
「「にゃにゃに!?」」
突然の事にビックリするチャラスケとひろみ。
すると……
「甘過ぎて砂糖吐き出すところだったにゃ……」
――コロン……コロコロ………
「……というか毛玉吐き出したにゃ……」
まだけほけほ言っているごま。
三匹が顔を見合わせる。
「「「あははははははは!!」」」
窓辺に三匹が笑いあいながら座ってお日様からの光をたっぷりと浴びるのだった。
日常にゃ(=^・^=)




