表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
にゃんライフ  作者: 武 頼庵 / イラスト  詩葉雪花 ・武頼庵
40/45

チャラスケとひろみとごまの日常

窓辺に並ぶごまとチャラスケ兄弟。


「にゃぁチャラスケ……」

「にゃんにゃ?」


チラッとチャラスケを見ながらごまが言う


「にゃんでさっきからひろみにゃんがじぃ~っと俺を見てるにゃ?」

「ひろみにゃんが?」

チャラスケが振り向いた。

「にゃ!?」

そこにはベッタリと身体を寄せるひろみの姿があった。

しかもじぃ~っとごまを見ている。


「ど、どうしたにゃ? ひろみにゃん」

ビックリしながらも声をかけるチャラスケ。


「ごまにゃんは……いつ出て行くにゃ?」


「「にゃ!?」」

ひろみの言葉にビックリする兄弟ねこ。

そんな事を意に返さずひろみは続ける。

「にゃって……ここにゃはふ~こお母にゃまとチャラスケと()の!! あたしがいるにゃ」

「それで?」

ごまがひろみを見ながら返事する。

「ごまにゃんはいるところがにゃいから出て行くんにゃないの?」


ガビーン!!

明らかに耳を伏せて眼を閉じショックを受けてる様子のごま。


「ひ、ひろみにゃん。いくらにゃんでも……」

「ダメにゃ!! 愛する旦にゃ様は黙ってるにゃ!!」

「にゃい……」


それを聞いていた隣のごまは――

おえぇ~~!!

下を向きながら何かを吐いていた。


「「にゃにゃに!?」」

突然の事にビックリするチャラスケとひろみ。


すると……


「甘過ぎて砂糖吐き出すところだったにゃ……」


――コロン……コロコロ………

「……というか毛玉吐き出したにゃ……」


まだけほけほ言っているごま。

三匹が顔を見合わせる。


「「「あははははははは!!」」」


窓辺に三匹が笑いあいながら座ってお日様からの光をたっぷりと浴びるのだった。

日常にゃ(=^・^=)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ