[チャラスケ]と[雲]
俺はいにゃ空き地の高いとこでお昼寝中にゃ。
にゃんと両どにゃりには黒いにゃんこが一緒にゃ。
「ミケにゃん」
「にゃぁに?」
ぎらつく太陽を見ようとしたチャラスケの目がキュッと細くなる。
「あの空に浮かぶ白いのって食べれるにゃ?」
「そうにゃぁ……。今のチャラスケじゃ無理だニャ」
「ひろみにゃんどう思う?」
「にゃ!?」
自分に話が降られるなんて思ってにゃかったひろみにゃんは「――食べられるか」「今のチャラスケじゃ」までしか聞いてなかった。
「大きくなれば食べれるにゃ」
「どのくにゃい?」
チャラスケとミケからジィ~っと見られてアレが出るひろみにゃん。
「と、トラさんくらいかにゃ?」
「「あぁ~」」
「あの親戚はおおきいからにゃぁ……」
「出来るにゃも」
「どうしてにゃ?」
「「だってチャラスケはトラ柄にゃしにゃ」」
「そうかぁ……。ならゴハンいっぱい食べるかにゃ……」
チャラスケを挟んでミケとひろみにゃんが無言で見つめ合った。
「ひろみにゃん……苦労するにゃ」
「しってるにゃぁ 」
天然なチャラスケには良くわかっていにゃい会話だったみたいにゃ。
たまに空をぼ~っと見てるにゃんこは何を視て何を考えてるんでしょうねぇ(^_^)




