[チャラスケ]と[注射]
今日は嫌な日にゃ
オレとごまちゃんは今一緒に揺れてるにゃ
「チャラスケはどうして落ち着いてられにゃ?」
ごまちゃんはさっきから目が泳ぎっぱなしだ
「落ち着いてるわけにゃにゃいよ?」
「ならどうしてそんにゃに構えてられるにゃ?」
「あきらめてるだけにゃ」
ばばーん!!
「か、かっこ良かったにゃ。チャラスケなのに」
「すぐ終わるにゃ」
車の中でケージの中揺られて移動中なのである。
『チャラスケ、ごま着いたよぉ』
ご主人様に連れられてきたところは動物病院というところにゃ
『まずはごまからねぇ』
ごまちゃんが部屋に連れてかれたにゃ
ちょっと時間が有るから寝てるかにゃ……。
うつらうつら
『……は……で……ネ』
何か話してる声が……
ブスッ!!
「にゃ!!」
痛いよりもビックリして目が覚めた
『はいチャラスケも終わりぃ。大人しくてたすかるよぉ』
帰り道でぐちぐち言ってるごま
チャラスケは外を見ていた。
「毎年このぐちぐちが嫌にゃぁ」
毎年行われる注射では暴れるごまと大人しいチャラスケでは先生方の対処も違いマス
「今日は刺されたからおいしいごはんにゃぁぁ」
寝てる時に刺されてるチャラスケは一瞬で終わるこの注射を嫌いではなかった。
ただごまの暴れる事に巻き込まれるのが嫌なだけのチャラスケです。
頼庵作品で一番人気のにゃんでございます
皆様のおかげで日間5位にもなれました感謝いたしておりますm(__)m




