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第5話「陰キャ陽キャ言ってるやつが陽キャなわけないって一番言われてっから」

いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい

兄さんにぼこぼこにされて気づいたら部屋のベットだった。あたりが暗くなってきているからもうすぐ夕飯だな。

 

「体中がいたい…」


兄さんは手加減ができないからいつも体を傷つけられる泣。とりあえずステータスを見よう。いつも夕飯前にステータスを確認してる。日課みたいなものだね。ちなみに念じなくてもステータスは見れる。


名前:ウーグラム・オルコット 性別:男 


年齢:3歳 種族:人間 魔力量10/10


スキル:士気2(全体1・個人2) 剣1 


魔法:水1 


称号:転生者・ビビり


魔力量は毎年2ずつ上っていたが先月初めてエミリア母さんに水魔法を見せてもらって試したところ魔力が底をつきぶっ倒れたが3も上がっていた。母さんたちに怒られて泣いた。士気の方は全体に試す機会がないのでまだ1だが兄さんたちと遊ぶときに自分に使っていたら上がってた。士気スキルは使うといつもよりやる気が出る。ちなみにやる気ない人に使っても意味がなかった。げっそりした父さんに使ったが、その日はしなかったから。


「ゆーくん?ご飯だよ。」


そういって姉さんが入ってきた。やはりかわいい。僕はもう陰キャじゃないので姉さんからは、活発な子に見られているだろう。最近の流行は姉さんとするおままごとだ。ずっと絵本ばかり読んでほとんど外に出ない奴は活発な子じゃないって?うるさい!誰に何と言われようと僕は陽キャになったんだ!

 

「ゆーくんどうしたの?ご飯いこう?」


「うんわかった!」


ご飯は基本大広間で食べてる。メイドさんたちが持ってきてくれるんだ。日本食とかはないけどマヨネーズとかはあるから日本人が知識無双していることは確定だ。


「ゆーくん。母さんの隣においで」


シルヴィア母さんに呼ばれちゃった。姉さんの隣で食べようと思ったのに。家では基本的に場所が決まったりはしていない。なんでかは知らん。


「ごめんな。ユーグラムつい力加減ができなくてな!」


「こら。ウェルちゃんとゆーくんに謝りなさい」


「うっごめん」


兄さんがエミリア母さんに怒られている。ちなみに女性陣からはゆーくんと呼ばれ男性陣にはユーグラムと呼ばれている。なんでかは分からない。


「ユーグラムにはまだ打ち合いは早かったね。」


「痛かった。痛かった。痛かった」


「ごっごめんね。次からはケガする前に止めるからね?」


「ゆーくんまだ痛むの?」


「ううん。もう平気だよ」


父さんは普段物腰が柔らかい優男だ。モテまくりだ。よく女の人に色目使われて母さんたちに睨まれてる。その息子である僕もモテまくるであろう。ぐふふ将来が楽しみだ。



次回!演技とスキルはつかいよう。

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