第2話「いつからのじゃじじいだと錯覚していた?」
スマホで確認しながらだからかっこが変になって改稿しまくりでやんす
「ザ〇ハ」
「うわ!なんか勝手に眠気なしで起こされて不愉快だ...」
なんか寝て起きたら辺りが真っ白なのですが、これは死ぬ前に見える走馬灯というやつですか?真っ白てことは何もない人生ってことなんかなぁぁ泣
「おい」
なんか幻聴まで聞こえ出したよ…最後の力で存在しない走馬灯見ようとしてんのかなぁ泣
「こっちを見ろ」
ポカ!
「いてっ!なにぃ?…」
「落ち着いたか?」
おいおい嘘だろ?目の前に神って書いたTシャツ着て、亀の仙人みたいな杖持った白髪のおじいさんがいるんだが?これ絶対神でしょ。
「わたしは神だ」
あっやっぱり神だ。しかもその見た目で一人称私なんだ...わしじゃないんだ
「失礼なことを考えているな?まあいい、君は不幸にも隕石が降ってきて死んだ。それはわかるかい?」
「はい、死んだことは何となく。えっ隕石!?」
父さん、母さん、花子、炭吉、六太ごめんよ…
僕本来生き残って陽キャになるはずだったのに神様の手違いで隕石にぶち当たって死んじゃったよ…
「勝手に私のせいにするな。君の死に方は一切変わってはいないぞ」
「えっでもこういうのって手違いのお詫びみたいなやつじゃないんですか?」
「違うならなんで神が目の前に?なんで死んだのに考えられるの?なんでなんで??」
「ぐいぐいくるなぁ…君コミュ障のビビりじゃなかったの?」
「甘いですね」
そう砂糖細工のサンタより甘いね
「僕は勢いにさえ乗れれば普通に会話ができるタイプのコミュ障なんですよ」
「会話…」
「話し戻しますけどなんで神様は僕のことをここに?」
「死因が珍しかったからだよ。隕石の衝突に巻き込まれて死ぬ人は私の知る限り初だよ。」
「だからみんなで君の人生を見てたんだ」
皆?見てた?死因?だめだ全然理解できない。
「あの!色々聞きたいことはあるんですけど死因が決定したって何ですか?」
「君たちはある程度大きくなったら死因ができるんだ。でもいつ死ぬかとかはわからないから君のことをずっとみんなで見てたんだ」
「君が6歳のころに死因が隕石に巻き込まれて死ぬと決定してね。それから君の人生のほとんどを見てたんだ、そしたらこんな死に方はかわいそう私の世界に転生させてあげたいと言い出した女神がいてね。君に転生するか聞きに呼んだんだ。」
転生?まじか!母さんたち僕新しい世界で頑張るよ!女神に感謝感謝!
「転生したいです!どんな世界なんですか?」
「よかった。転生したいと言ってくれてうれしいよ。君が転生する世界は、魔物とかいるタイプ の剣と魔法の世界だよ。」
えぇ…魔物とかすぐ死んじゃうでしょこれ
「あのう…世界の変更とかって?」
「ごめんけど無理だね。この世界しか過去に君と同じように異世界から来た人がいる世界が無くてね、ほかの世界だと何が起きるかわからないんだ」
「だけど、君が望むことを極力かなえてあげるから何でも言うといいよ。」
他にも転生者いるんだ。オセロ無双は無理そうだな。
気を取り直して、ここはやっぱり陽キャになるでしょ!あと貴族に生まれて危険のない暮らしがしたい!
「わかった。陽キャになるのと貴族に生まれたいんだな。」
「え、心読まれた?」
「割とさっきから読んでるよ。よし性別はそのままで貴族の次男に転生できるように頼んでおくよ。次に目を覚ましたらステータスと念じてみなさい。特典で自己把握をしやすくしといたよ」
「ありがとうございます!」
母さん父さんみんな!僕新しい世界で頑張ってくるよ!
「それじゃあね。」
体が光に包まれてく…
「君の次の生に幸多からんことを。頑張って陽キャになるんだよ」
「えっ!?どういうこと!?」
陽キャにしてくれるんじゃないの!?ちょっと待ってください!あぁもうだめだぁ…
隕石で死んだ人ってADになってからいるのかな?なんとなくBCにはいそう。
次回!!俺!生誕!!