表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/12

9 中州の戦い

 アイルたちは中洲の森の中に入った。そこには百人をゆうに超える難民達が、腰を下ろし休んでいた。みな顔も服も泥だらけで、疲労困憊の様子だった。

「おじさん!!」アリアが突然叫んで走り出した。

 金の長髪を腰の高さまで垂らした壮年のエルフが、難民たちに包帯を巻き看護していた。

 彼はアリアを見ると、笑顔を向けた。テオも彼の傍に行き、かしこまった様子で何かを報告していた。

 アイルは彼らの脇を通り過ぎ、ある人物の方へ歩いていった。

 難民たちが大勢雑魚寝している中に、ひとり大きな背中をした大男がいた。ウェーブした茶髪は何日も洗っておらず、脂と泥で汚れていた。彼はヤゴーの弟で、村の守備隊を努めているゴードンという男だった。


【アイル】「ゴードンさん」アイルは声をかけた。

【ゴードン】「アイルか」ゴードンは言った。


 アイルは村に起きたことのあらましを簡潔に話した。


【アイル】「ヤゴーは死にました」アイルは言った。ゴードンは小さくうなずいた。ふたりはしばらく黙っていた。アイルが横目でゴードンの顔を覗くと、その眼が涙で滲んで焚き火の炎を反射しているのが見えた。


【アイル】「ルーは合流しましたか?」

【ゴードン】「いや」ヤゴーは言った。

【アイル】「ルイはここに来る途上で死にました」

【ゴードン】 ヤゴーはまた押し黙った。

【アイル】「エルフとはどこで合流したのですか?」アイルは訊ねた。

【ゴードン】「一番下流にある狩猟小屋を過ぎたところの川だ」

【アイル】「俺もそこでエルフと合流しました。多分すれ違いか何かあたんでしょうね」

 ゴードンは答えなかったので、話はまた途切れた。彼の考えてることはなんとなくわかった。ヤゴーのことだろう。

【アイル】「これから我々はどうなりますか」アイルが訊いた。

【ゴードン】「さあな。とりあえずブリスコーに行く。暮らしはまあ、なんとかなるだろう。我々よりも、問題があるのはエルフだ」

【アイル】「というと?」

【ゴードン】「エルフはローラントの庇護下にない。やっこさんらは王権の及ばない山脈の奥で隠れて暮らしていた。だから税金も一度も収めたことがない。つまりブリスコーに行っても、王国に彼らを匿う義務はないんだ」

【アイル】「では、彼らは一体どうなりますか」

【ゴードン】「さあな……」


 二人は三たび押し黙った。アイルはぱるぱっとかから長い旅路を経てようやく一息つき、村のことを考えた。

 

 アイルの両親は彼が幼い頃に死んだ。彼は物心ついたときにはゲイルの家で暮らしていた。ゲイルは親を偽らなかった。どのみち二人は似ていなかった。彼の奥さんはとうの昔に亡くなっていた。アイルはゲイルから狩人としての素養を受け継いだ。彼は物静かで目端が利いた。そして腕のいい一流の狩人だった。

 彼らはヤゴーと三人でよく釣りに出かけた。ヤゴーは豪胆で悪く言えばずぼらな猟師だった。隠密行動はからきしだったが腕っぷしがあり豪胆に魔物を屠った。ヤゴーとゲイルは互いを補間する良き友だった。

 しかしヤゴーは死んだ。恐らくゲイルも死んだだろう。急に3人で行った釣りの思い出が蘇ってきた。蓋をしていた悲しみが今更こみ上げてきた。彼は涙を流した。


【ゴードン】「……おい。呼んでるぞ」ゴードンがアイルの背中を叩いた。そして指差した。


 アリアのおじだという長髪のエルフが、いつの間にか目の前に立っていた。

 「私はこの難民達の守備隊の長でロンドという。君がアイルくんだね」エルフは言った。「アリアが世話になったようだな。いずれ君には礼をしたく思う」エルフはそう言い頭を下げると、再び列の殿に戻っていった。


 アイルは帆船のことが気になった。みなあの船のことを対して気にもとめていないようだが、今どうなっているのだろうか。彼は木々の枝に身を隠しながら、船を覗いた。

 帆船は下流300ヤードほどの場所に停泊していた。明かりの付いた甲板の上で、何やら人手がうごめいていた。


【アイル】「なんであれを、上流で止めなかったんだろう……」アイルはひとり呟いた。

【ダイアナ】「もっともな意見だ」突然後ろから声がかかった。


 見ると、アイルの後ろから革鎧をつけた赤髪の女騎士が近づいてきた。女騎士言った。


【ダイアナ】「あれがある限り、川を下ることはできない。私はあの船を奪うつもりだ。君たち難民の力を借りたい。ついてこい」


 女騎士は森の開けた場所に難民たちを集め、語りだした。

 「私の名はダイアナだ。ブリスコー義勇兵団の団長を務めている。今起きているこの喫緊の事態に際して、我々は一人でも多くの力を借りなければならない。国家に忠誠を尽くし、君たちの父や母、兄弟や隣人を救いたいと願うもの、そうする力が自分にあると思うものは、ぜひ義勇兵に立候補してほしい。もし義勇兵となった暁には、君たちは誓約と引き換えに魔法の力を授かるだろう。そうすれば、君たちは水の上を走り、その剣は敵の鎧をも砕くだろう。君たちは真に戦う力を得るのだ。命を賭ける準備が出来ている者がいるなら、いまこの場で手を上げてくれ」

 ダイアナは難民たちを見回した。アイルたちは手を上げた。他にも何人もの男女がその命をかけるために立候補した。


【ダイアナ】「諸君らの心意気に感謝を」ダイアナは言った。「だが今は義勇兵たりうるものを私が占断させてもらう」ダイアナはそういい、立候補者の中の幾人かを拒否し、手を握り直接礼を言った。

【ダイアナ】「では選ばれた者たちは前へ出ろ」彼女はそう言い、焚き火の隣に立った。立候補者たちは、言われた通り前に進み出た。

【ダイアナ】「まず諸君らにあらためて礼を言いたい。諸君らの命を国家にささげてくれることに、まず感謝を」ダイアナは軽く会釈をして、続けた。「まずそもそもなぜこの戦争が行われているのか説明したい。なぜオークたちはこの国に攻め入ったのか、この国に一体今何が起きているのか……」

 ダイアナは息をついで、続けた。 

【ダイアナ】 「今から十五年前のことだ。一人の国家魔道士、名をスタウダマイアーと言うが、彼が魔術の禁忌を破り人体錬成を行った。人体錬成は、当時はひどく失敗したと判断されたのだが、今ではほとんど成功の寸前だったのだと考えられている。


 その直後に”アスタロス”が彼に接触してきた。アスタロスとは魔王ゼクターが呼び出した五十五の大悪魔のうちの一人だ。この悪魔はスタウダマイアーの他に幾人かの魔法使いに接触し、それらを配下に降らせた。そして彼らはウルゴーン山脈を越えて、南方の地ローデシアへと旅立っていったのだ。

 アスタロスの目的はゼクター王の復活だ。そして彼の復活には”肉”が必要なのだ。

 ”肉”とはなにか。それは文字通りゼクターの肉体のことだ。彼の肉体を受け継ぐ、子孫たちの肉だ。

 伝承では、ゼクターはクシャンドリア王国の末裔だということだ。クシャンドリアとはおよそ二千年前にこの地を支配していた古代の王国の名だ。つまり君たちロードラン人の中には、ゼクターの血が流れているということだ。

 今、ゼクターの復活を目論む悪魔たちがこの地ロードランに侵入し、子供たちを攫っている。子供を狙う理由は、人体錬成の触媒としては子供だけが有用だからだ。

 そしてこの人攫いに協力している売国奴がいる。彼らは十五年前にアスタロスの接触を受けた者たちだ。

 だからこそ君たちの力が必要だ。特に、アスタロスの影響下にある者とさえ一切接触のない人間が。辺境の民である君たちはこの条件を満たしている。この任務には絶対的な潔白が求められる。

 君たちを義勇兵団に迎えたい。

 君たちには国王から”手”を経て直接命令が下される。その命令に拒否権はない。死地に至る任務も命じられることもあろう。

 この任務には特段の危険が伴う。そして人に知られず名誉もない。この王命を受ける者のみここに残れ……」

 ダイアナは話を終え口を閉じた。

 一人としてその場を去る者はいなかった。

 アイルは義勇兵たちの面々を見た。

 アリア、テオ、アベル。そしてジェイ、ジェイの知己だろう炭鉱族の若者。魔法学校の生徒たち。騎士たち。冒険者たち。そして、列の反対側の端、そこにはシリカとアマンダがいた。


【ダイアナ】「いま君たちは義勇兵に任ぜられた。では今から義勇兵の誓約を立よう。さすれば君たちは魔法の力を授かるだろう。いま魔法が使えないものには扉が開かれる。すでに魔法が使えるものには、より大きな力が与えられるだろう。

 義勇兵の誓いとはこうだ。”国王が命じる全ての令に殉ぜよ”。破れば誓約が君たちの首を切り落とす」


 ダイアナは自分の襟首をめくり見せた。そこには黒い入れ墨の様な線が一本、首をぐるりと一周していた。


【ダイアナ】「義勇兵団の命令の中には命を賭すものもある。つまり死ねという命令が出れば、それが国王の命令であるならば、君たちは死ぬのだ。もう一度聞く。今の話を聞き、命を賭し王命に準ずる者のみ残れ」


 だれひとりとして動くものはいなかった。みな顔を上げ、断固たる決意を漲らせてそこに立っていた


【ダイアナ】「君たちの決意、確かに受け取った」ダイアナは言った。「ここに膝をついて並べ」


 義勇兵たちは、膝をついて一列に並んだ。ダイアナは端から義勇兵たちの前を歩き、その顔と決意をゆっくりと噛み締めた。

 列の最後にはアマンダがいた。ダイアナはアマンダの目の前で立ち止まった。そして彼女を正面に見据え、言った。


【ダイアナ】「アマンダよ、聞く。一度魔法の扉を開いたのなら、貴殿は引き返せない。貴様は逃げたり隠れたりすることはもうできない。死ぬまで戦い続ける覚悟はあるのか」


 アマンダは明確にうなずいた。二人は正面から見つめ合った。そうして無言の時が過ぎた。やがてダイアナはうなずいた。


【ダイアナ】「よかろう。貴殿の覚悟、見事だ」

 ダイアナは改めて篝火の前に立ち、話し始めた。

【ダイアナ】「君たちに今から魔法を授ける。君たちは瞬時に理解するだろう、この世界が物質と魔法でできていることを」

 ダイアナは剣を抜き、アイルの前に立った。そして剣を彼の肩にかざし、口中で呪文を唱えだした。

【ダイアナ】 「juäna hekegnönima condrizza isu urünasü ois…」


 彼女の呪文に呼応して、焚き火はその火の勢いを増した。それは畝り、爆ぜ、そして赤熱した。

 この場所で、今、目に見えない何かの力が動いている。ダイアナの剣は赤熱し、その剣の峰の表面に輝く文字が浮かび上がった。

 剣がアイルの肩に触れた。

 その瞬間、突如白い光がアイルの視界を真っ白に焼き尽くした。

 そして熱線がアイルの全身を焼いた。アイルは燃え尽き死ぬのではないかと思った。

 アイルは動けなかった。すると視界を覆う白い光の中から、なにかの黒い糸が現れた。それは生物のように動いた。これは、ダイアナの首を覆っているあの黒い糸だろうか。

 糸は空中でとぐろを巻き、何かの文字を形作ると、アイルの首に巻き付いた。 

 黒い糸はアイルの首を締めた。彼の気道は急に塞がった。彼は呼吸をすることができず、意識を失いかけた。しかし次の瞬間には糸の緊張が解かれ、首には何の痛みもなくなっていた。

 アイルの視界は段々と回復した。彼は目を見開いた。

 アイルの目には、すでに魔法が見えていた。

 彼は自分の手を見た。その両手は白い光に包まれ、湯気のようにほとばしるエネルギーが指の先から空中に舞い上がっていた。

 彼は立ち上がり自分の全身を見た。

 体の隅々から魔力が立ち上がっていた。体中にエネルギーが漲り、同時に感覚が鋭敏に研ぎ澄まされていくのを感じた。

 彼はその場に跳躍した。

 体が軽い。

 あたかも宙に浮遊しているようだ!

 その喜びも束の間、アイルノア体から立ち上るエネルギーは、横から発せられた魔力に押されて吹き飛んだ。

 彼は、その魔力の発生源を振り向いた。

 ダイアナの剣がアマンダの肩を叩いたのだ。

 そして、アマンダの内に秘められた、爆発的なエネルギーが、いまこの瞬間に解き放たれたのだ。

 彼女の魔力は尋常ではなかった。魔法について何も知らないアイルにも、わかる。

 アマンダの魔力は、およそ人間を超越していることに。

 ダイアナが叫んだ。


【ダイアナ】「諸君は今絶大なる力を感じていることだろう!今の諸君は言わば初めて夢精した少年のようなものだ!その迸る力はいまだかつて君たちの体から出ることのなかった魔力、すなわちエーテルが体中から噴出しているのだ。


 君たちの体は今生まれて初めて魔力に充溢している。

 体が軽いだろう。足が地面につかないほどじゃないか?

 いまこの瞬間の君たちは並の兵士たちよりも強い。

 さあいくぞ!!あの帆船のゴミ共を皆殺しにするのだ!」


 帆船は川面に静かに停留していた。

 義勇兵達は暗い川を泳ぎ、船体の影に身を潜めた。甲板の上は静まり返っていた。義勇兵たちは、川に浮かびながら、時が来るのを待った。

 

 中洲の岸では、アマンダが立ち、帆船を睨みつけていた。

 その全身から魔力の奔流をほとばしらせながら、彼女は初めて触れる魔力の感覚を味わった。

 彼女は魔法について何も知らなかったが、感覚が彼女を導いた。

 合図が上がった。彼女は銃に魔力を込め、構えた。

 彼女は船に向かって、魔法の砲弾を放った。


 突如耳をつんざくような轟音とともに、船尾楼が砲撃を受け吹き飛んだ。

 船は揺れ、マストの上のカンテラが外れ甲板に落下した。カンテラの油が飛び散り、甲板は炎に包まれた。

 今だ。

 アイル達は船べりに鉤縄を掛け、船の中棚を一気によじ登った。

 アイルたちは甲板から顔を出した。甲板では使い走りのゴブリン達が火を消そうと躍起に鳴っていた。

 そのうち一匹が義勇兵たちに気づいた。それは大声でアイルたちを指差し叫んでいた。

  

 アイルは身を翻すと、ゴブリンたちの群れに突進した。

 彼はナイフを逆手に持ち、一匹のゴブリンの首を掻っ切ると、次いで二匹目の腹部にどすりと短刀を差し込んだ。

 アイルはあえてゴブリンたちの真ん中に躍り出た。そして両初的な笑みを浮かべ、敵の注意を引いた。

 一匹のゴブリンはクロスボウを持ち、アイルに狙いを定めた。

 その両手は一刀のもとに切断された。ボトリと両腕が甲板に落ちた。

 トグマが甲板に上がり、刀を振るったのだ。

 甲板上には次々と義勇兵達が上がってきた。彼らは闘い、あっという間にゴブリン共を一掃した。

(これが、魔法の力……)アイルは自分の手のひらを見つめた。その手はほとばしる魔力に包まれていた。

 彼は、彼にとっての世界が一変したことを感じた。

 その時、甲板が静かになった。

 船室の扉からオークが出てきたのだ。それは緑青ではない、五体満足の完全なオークだった。

 しかし、アイルは恐怖を感じなかった。むしろ興奮を感じた。

 彼は勝利の予感しか感じなかった。

 アイルはナイフを構え、オークに向かって突撃した。



 ダイアナは甲板の上に上がると、すぐに船尾楼に突進した。そこには、船長がいるはずだ。

 難民には、なんとしてもこの船を確保することが必要だった。でなければ、何人もの無力な難民が死ぬことになるだろう。

 途中の部屋には、まだ戦闘準備を終えていない間抜けなたゴブリン共がむろしていた。ダイアナは長剣の一振りで雑魚を一気に薙ぎ払い、船尾へ向けて一気に駆け抜けた。


 ダイアナは船長室の扉を開けた。しかしそこには、誰もいなかった。

 船長は自沈するために、船底に向かったに違いない。

 ダイアナは舌打ちをすると、再び甲板に出た。そして剣を抜き、その剣を天に掲げた。

 ダイアナの剣をオーラの奔流が覆った。


【ダイアナ】「ぜあ!!」彼女は吠え、剣を甲板に叩きつけた。床板は吹き飛び、その下の下の床まで連なる大穴が空いた。


 彼女は船底に飛び降りた。


 船底では、樽がぎっしり詰められた倉庫のなかで、紅いマントを着けたオークが短銃を手に握り座っていた。数多の鎧の古傷がこのオークの何たるかを語っていた。

 こいつが船長だろう。

 船ごと自死する前に、一気にかたをつける。

 やつはダイアナを見ると、短銃を手に握った。


 ダイアナは再び点に向けて長剣を向けた。

 熱水の噴出のように、魔力の奔流が天に向かって迸った。

 

【ダイアナ】 「天流奥義・一つの太刀」


 ダイアナは刀を振り下ろした。


 天に向かって伸びていた魔力は、刀とともに打ち下ろされた。

 それは甲板を突き破り、オーク船長の体に上から襲いかかった。

 オークは兜ごと体を真っ二つに引き裂かれた。そして斧を振り下ろされた薪のように、2つに別れて崩れ落ちた。


 ダイアナが甲板に戻ると、既に敵は皆殺しにされていた。

 ダイアナは勝鬨を上げた。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ