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復讐の狂鬼  作者: 赤岩実
形勢逆転
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9

 雄治は再び車から降り、もう一度人気のないことを確認してから人目に付かない物陰に入って用を足すと、車に戻ってリュックサックに放り込んでおいた弾倉や銃をアタッシュケースに戻して再びタバコに火をつけた、そして奴らがなぜ小屋に来られたのかを考えはじめた。

 情報提供者が情報を流したのではないか、そう思ってアタッシュケースからパソコンを取り出して携帯電話を使ってインターネットに接続しようとした瞬間に古河の携帯電話の存在を思い出した、助手席に転がったままになっていた古河の携帯電話のGPS機能で居場所をつきとめたに違いないと思った、このまま電源を入れたままにしておけばまた居場所がわかってしまうと思い電源を切って車を走らせた、Nシステムを避けながら都内に戻るのも一苦労だが腹も減ったため途中のガソリンスタンドで給油し、その近くにあった小さな定食屋に入ってテレビのニュースを見た。

『群馬県警の発表によりますと・・・』

 小屋の中に血の跡を見つけたものの古河の遺体は無かったようで、炎上した車のナンバーから成川組が関与していることが判明し、恭子の事件のときに殺された組長の報復としてなんらかの銃撃戦があったと思われているようだった。

 雄治は腹を満たして店を出ると都内へ車を走らせた、その後もなんとか検問に出くわすこともなく空が少し薄暗くなりかけた頃に東京の郊外に戻って安堵したのか、急激に疲れを感じたためフロントを通ることなく部屋に入れるタイプのラブホテルを探して入り、そこで体を休めながらこれからのことを考えることにした。

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