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裏手に出て車に乗れるか確認するが雄治の車の近くにも男たちは待ち構えている。
表側にはやつらが乗ってきた車が3台停めてあり、ざっと数えて相手は15人程度だろうと判断するとなんとか突破する手段を考えはじめた。
やつらの持っているのも恐らく拳銃、もしマシンガンのような強力なものを持っているとしたら古河を盾にして脱出するべきだったと思ったが、そんなものを持っている奴が隠れている素振りは無いし、そんなものを持っている奴は見当たらない、それならこの小屋から脱出できれば逃げられる可能性はある、そう判断して雄治はリュックサックから予備弾倉を取り出して弾を確認すると、それを全て両方のズボンの尻ポケットに入れ、リュックサックを背負って脱出方法を考えた。
やつらの銃の腕前はわからないが、この距離だと間違って当たることもある、人数は正面の方が多く自分の車を停めてある方は2、3人しか見えないが、裏から出てうまく車に乗れたとしても、正面の大勢の男たちの前を突破するのはあまりにも危険だ。
「どうした、早く組長を解放しないと、お前の命の保障は無いぞ」
雄治は馬鹿なことを言ってやがると思った、この状況でどのみち命の保障なんてあるわけない、そう冷静に思ったときトカレフはその使用している弾丸の威力から貫通力が凄いと書かれていたことを思い出した。
車を爆発させてやつらが怯んだ隙に逃げられるかもしれない、そう思って自分の車の位置を見てみると小屋のかなり近くに停めておいたため自分の車を爆発させると小屋まで吹き飛んでしまう可能性がある、そこで表側の奴らの車の位置を確認してみると少し離れているし、車の近くに奴らは大勢いる、奴らの車を爆発させることが出来れば動揺も大きくなって隙が出来るかもしれない、幸い一台がうまい具合にこちらに向いているからエンジン付近を狙いやすい。




