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復讐の狂鬼  作者: 赤岩実
待ち伏せ
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4

 六本木に着くと新宿のときと同じようにマンションから少し離れたパーキングに車を停め、マンションの周辺を歩いて一番近いパーキングや車を一時的にでも停めておけそうな場所、外から見た女の部屋の位置、マンションのエントランスが見渡せる場所、マンションの駐車場など、事細かにチェックしてから近くのコーヒーショップに入った。

 コーヒーとミックスサンドを注文し、待っている間に水を一口飲んでメモや記憶などを頼りに考えはじめたがマンションの入口付近を見渡せる場所にパーキングや一時的に車を停めておけるような場所は無く、新宿の事務所のように車の中から古河が来たことを監視することは出来そうになかった、それに余程のことが無い限り古河は新宿の事務所からこのマンションへは車で来る、それを前提として古河を襲う、もしくは監禁するために連れ去ること考えると新宿の事務所周辺や、六本木までの移動中、そしてどこかわからないが古河の自宅という選択肢は存在しない、もしマンションの駐車場で車を降りると仮定してそこで襲う方法も考えて見たが古河が車を運転して来るとは思えない、現に新宿の事務所に車で来た時は後部座席から降りてきた、そうなると最低でも運転手がいる、もしも助手席に他の者が乗っていた場合には間違いなく反撃されて全てそこで終わる、それに駐車場から車が去るのを待っている間に古河がエレベーターに乗ってしまっては不可能だ、やはり一番反撃される可能性が低く、古河が一番油断するのは女の部屋の中だと考えた。

 次に、女が1人でいる部屋にどうやって押し入り、部屋の中で待ち伏せして襲うか、しかしあまりにも情報が少ない、女はいつも何時頃には部屋にいるのか、古河は何時頃にここへ来ることが多いのか、どこで車を降りるのか、そしてどこを通って部屋まで行くのか、女の部屋はわかったもののまだ本人の顔はわからない、部屋がわかるから間違えることはないと思うが、どんな些細なミスも命とりになる、相手は今までのようにはいかない相手、ここは慎重に、そして冷静に事を進めることが最も重要だと考えて一度新宿へ戻ることにした。

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