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神様、ごめんなさい。

連続投稿!

「じょ、冗談ですよ……、あはは……。 だ、だって、私も一応貴族なのですから、その……ユウスケさんがお婿さんになったら貴族の位になりますし、結婚したら、お父様に別荘を貰えるって聞いたんだもん……」


と、アメリアはみんなに聞こえてしまったのを気づいてしまい、顔が真っ赤に染まり、焦って弁解する。


「だって、だって、お父様が……。お父様が……」


「わ、分かったから、落ち着いて」


アメリアは両手で自分の頬を触れて、もじもじとする。

まだ暴走は止まらない。

ここぞとばかりに、ルナと神様が便乗し始める。


「わ、わたしだって、その……けっこ……したら、頑張って家作るもん……」


「いや、どうやって……」


「魔法で創れるもん! 土で創れるもん!」


「土の家に住みたいのか!?」


「ユウスケさんとなら……」



「私はその……幼女だし……」


「……ふっ。エシュテルは何年生きてんのやら……」


鼻で笑った瞬間に、一気に寒気がした。


「おい、今笑ったな? それぐらいにしとけよロリコン♪ ぶっ殺すぞ♪」


「ロ、ロリコンちゃうわ!」


「ふふっ。 何ロリコン否定してんの? 少し周りを見なさい。 幼女か美少女しかいないじゃない。 このロリコン野郎♪」


神様は俺に見えるように拳を握り、周りにはどす黒いオーラを放ち、ゆらゆらと揺れている。

そのオーラは、どんどんと量が増している。


これ以上反論したらまずい……!


「すみません、調子に乗りました……。許してください。謝りますので、その拳を抑えてください……」


神様の地雷を踏んでしまい、俺は土下座して必死に謝る。


「リル! 後で、お肉を一杯買ってあげるからこの場を鎮めて!」


「私をお肉で釣ろうとしても無駄ですよ、無理なのものは無理……」


アメリアは未だに暴走して弁解してる。

ルナは途中から妄想世界へ。

神様は笑顔で俺を見下ろす。

リルはこの大惨事を見て、俺をジト目で見てくる。


「どうして、こんなことに……」










結果的に、神様に許してもらい。

暴走した二人は何とか落ち着ついた。


「結局どうしようかな……」


「とりあえず、大工さんが空くまで宿暮らし?」


「だな。 それしかないでしょ」


と、話しながら歩いていると急に声をかけられた。

相手はたまに冒険者ギルドで見かける大男だ。

筋肉質で戦士風な体つきでバスターソードが似合いそうだが、

実は魔法使いだったりする。


「よう、お前ら。 家を探してると小耳に挟んだが、あってるか?」


「ああ、そうだな」


「だったら、いい話があるんだが聞いてくれるか?」


俺達はこの冒険者の相談に乗るため、酒場へ行った。

テーブル席に座り、冒険者はエールを頼んだ。

もちろん、俺達は水を頼んだ。


「んで、いい話ってなんだ?」


「……ぷはっ。 あぁ、実はな、知り合いというか仕事仲間にお偉い貴族様がいてな。 その貴族様が、どうも処理に困ってる屋敷があるらしいんだ。 元は別の貴族の屋敷だったんだが没落してな。 没落貴族の領地を受け持つことになったんだ。 それでその屋敷ではどうも夜な夜な声がするらしく。 不気味と思った貴族様は、聖職者を雇って調査したらしんだが、その調査したらやつらは帰ってこなかった」


これって、あれだろ。

お決まりの屋敷を貰えるイベントだろ?


「それで今度は、知り合いである俺らのパーティが指名をくらってな。 正直、ゴースト系の討伐は相性が悪くてな。 そこで、お前たちに相談だ。 俺らの代わりにモンスターを討伐してくれないか?」


「質問があるのだが」


「おう、なんだ?」


「何でその貴族様は、屋敷を手放さなかったんだ?」


「それは、没落貴族の領地にある鉱山が前々から欲しかったららしく。 鉱石を掘る際、屋敷を宿舎にしようという計画らしい。 まぁ、ここまでしか聞かされてないんだがな」


「なるほど、依頼は分かった。 報酬は?」


「その貴族様がもつ、一つの別荘をくれるんだとよ」


「みんなはこの依頼受けるか?」


「うん、私は大丈夫だよー♪」


「わたしもいいです!」


「私の光魔法が通じればいいんですけどね……」


「お肉を買ってくれるなら」


アメリアは少し不安そうだが、きっと何とかなるだろう。

アメリアの光魔法は強力だからな。


「その依頼受けるよ」


「分かった。 このこと貴族様に伝えておく」


冒険者は俺たちの分まで勘定し、酒場から出た。


「よし、このテンプレイベントを完遂し、家を手に入れるぞ!」

「「「「おー!(♪)」」」」


誤字・脱字あったらすみません。


感想、アドバイス、質問を待ってます。

悪口はやめてね。作者は豆腐メンタルなので泣いちゃうから‥‥(´;ω;`)

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↓とあるVRMMOの廃課金ネカマプレイヤーが突如異世界転移して、異世界で自分のキャラを愛でる無双物語

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