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岩石喰らい(ストーンイーター)の強襲

 「ジィー……」


 三人が燥いでる頃、リルは茂みから三人の様子を窺っていた。

 そして、奇襲すべきか悩んでいた。


 いやいや。 勝利を収めるためには手段を択ぶ必要はない。

 これもご主人様にお肉を鱈腹たらふく買ってもらうんだ!

 そんなことを考えている内にと、三人の行動が変わった。

 川辺から離れて森に入っていった。


 「これはチャンスだっ!」


 この勝利のチャンスを逃すはずもなく、木を渡って隠密で後を付ける。



 ◇



 数分追っていると、三人の目的はどうやら果実を探しているらしい。

 これは、私を誘ってる?

 それとも、来ないからって油断している?

 いや、そんなはずはない!

 だって、残りはあと一人だけだよ?

 死角から窺っていると普通は思うはず……、なのであの三人の行動は罠。

 なら先手必勝。

 一番厄介そうなアメリア様を狙う。

 ルナ様は火属性魔法が得意な魔法使い、今回で大幅に成長した土属性魔法でなら、何とかなりそうだから、アメリア様に水風船を当てたら直に壁を生成し水風船を取り出す準備をして、獣人族の五感でルナ様の気配を察知して、壁によってできた死角から奇襲する。

 もし壁が魔法によって壊されたら、土煙で撹乱してから奇襲する。


 リルは脳を回転させ、勝利の構図を組み立てていく。

 そして脳内で何通りかのシュミレーションをする。

 覚悟を決めて、膝を曲げて脚に力を溜めて木から飛び出す。

 目では明確に姿を捕らえることができないほどの速さで、アメリアに向かって飛ぶ。

 

 アメリアが何かの気配に気づいたのか振り返る――が、リルの片手には水風船をもってエプロンに狙いを定めていた。

 アメリアは声を出す暇もなく、防御の構えをしようとしたがリルの速さが圧倒的に早く、構えた時にはもう手遅れだった。

 水風船によってはじき出された水がエプロンに被ってしまった。

 そこで、ようやくルナはアメリアがやられたことに気が付く。


 「――《土壁クレイウォール》!」


 ルナとアメリアの間に二メートルほどの壁を生成する。


 「……はは…。 やられちゃった……。 まさか、最後に残ってたのがリルさんだったなんて……。 リルさん、頑張ってね――」


 と、言いエプロンの効果によって強制転移された。


 まず、アメリア様の退場……成功。 

 次はルナ様だ!


 リルは奇襲により少し体勢が崩れてしまったので、すぐに整える。


 「はぁっ! 《岩石喰らい(ストーンイーター)》!」


 ルナは中級火属性魔法の『岩石喰らい(ストーンイーター)』は、実際にいるモンスターの岩石喰らい(ストーンイーター)を火で象った魔法だ。

 この魔法は、土属性魔法に特化した魔法で、大抵の土属性魔法ならこの魔法で一発で仕留めることができる。


 それにより、一瞬で土壁が崩壊しルナの姿が見えた。


 「見つけた! 最後の一人……っ! エリナちゃんはどっかに隠れて!」

 「は、はいっ!」

 

 ルナの近くにいたエリナは慌てて木影に隠れる。


 「さぁ、リルさん! この私と真剣勝負をしましょう!」


 真剣な眼差しでこちらを見てくる。

 

 「いいでしょう……! 私のお肉は誰にも渡しません!」

 「リルさんの望む景品はお肉なんですか……」

 「はい、そうですっ! はぁ……骨付き肉食べたい……。 今は鶏肉が食べたいです!」


 私が言ってると、ルナは少し安堵した様子をした。


 「では……、いきますっ! 《投石(ロックシュート)》!」

 

 ルナに向かって幾つもの石を飛ばす。


 「私に土属性魔法は通じないよ! 《岩石喰らい(ストーンイーター)》!」


 詠唱を終えると杖から炎の体をした虎が現れ、次々と飛んでくる石を喰らう。

 そして、そのままリルの方へ向かう。


 「《土壁(クレイウォール)》!」


 リルの前に壁を生成し、岩石喰らい(ストーンイーター)はそのまま壁を喰らい尽す。

 岩石喰らい(ストーンイーター)が壁を喰っている間に、ルナに接近する。


 「 《岩石刃(ストーンエッジ)》……っ!」


 リルは両手に岩で作った短剣を握る。

 だが、その短剣は身を気づ付けないようなまくらでできている。

 

 ルナの前まで接近すると、そのまま短剣で振る。


 「ふん……っ!」


 それを杖で防御して、押し出す。

 その影響でリルの体勢が少し崩れる。


 「棒…術……っ!?」

 「そう……、私だって日々進化してるもん!」


 ルナは杖を構え直して、先端でリルの溝内に攻撃する。


 「う゛っ……!」

 

 短剣で防御できずに真面に攻撃をくらってしまう。

 

 まさか、ルナ様が棒術が使えることが予想外……。

 接近戦もできなければ、またあの火属性魔法で土属性魔法の攻撃が通らない……。

 攻撃手段が見つからない。


 「ぐぬぬ……」

 「そっちから来ないなら、私からいきます! 《炎槍(フレイムランス)》」


 炎の槍がリルに襲い掛かる。

 それを身体能力だけで避けきる。


 「続けて……《ブラスト》」


 詠唱を終え、杖から暴風を発生させる。

 リルは何も掴めるものがなく、そのまま暴風によって飛ばされる。


 「まだだよ! 《岩石喰らい(ストーンイーター)》」


 暴風によって怯んだリルに追い打ちをする。


 「万事休す……」


 

 

 

 


アメリア「あれ……、私の出番はもう終わり……?」



誤字・脱字あったらすみません。


感想、アドバイス、質問を待ってます。

悪口はやめてね。作者は豆腐メンタルなので泣いちゃうから‥‥(´;ω;`)

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※評価もしてください。お願いします。m(_ _)m

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↓とあるVRMMOの廃課金ネカマプレイヤーが突如異世界転移して、異世界で自分のキャラを愛でる無双物語

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