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Sランククエストを受けることになりました

武器や防具の名前や能力を募集中!


・レア度 レア度の基準は、設定に書いてありますので参考にしてください。

・名前

・能力

・設定



感想蘭で募集してます。



 『エクティニシ】が終わった後。

 ある王城の一室で、ソファーに大股を開きながら座る青年がいた。


 「クソッッッ! あと少しであと少しでっ!」


 ソファーにあったクッションをサンドバックの代わりにに殴って八つ当たりをする。

 すると、机にあった箱型のマジックアイテムが「リンリン♪」とベルのように鳴る。

 それを手に取り、耳に当てる。


 「例の作戦は失敗した、だが運がいいことに気絶している。 だから、このまま眠らせることにする」

 『了解じゃ。お主も気を付けないといかんな。イヒヒ‥‥‥‥』

 「あぁー。それと、ある冒険者のこと調べてもらいたい。名は――」


 マジックアイテムによる会話が終わると、机に置いてあったハンドベルを鳴らす。すると、瞬時に扉が開き初老の執事が現れる。


 「バトラー! 例の物を」

 「ここにあります」


 バトラーはどうやって出したのか分からないが、懐から青年が望む物を取り出す。


 「さすが、早いな」

 「恐縮でございます」


 バトラーから受け取る。

 それは、彼の愛用の武器である回転式拳銃、リボルバーだ。シリンダーには6発を装弾することができる。


 「やはり、【七属性の銃(セブンスター)】が無いとな」


 と言い、手に持っていたリボルバーを腰にあるベルトについていたホルダーに差し込む。


 「とてもお似合いでございます」

 「そうであろう、そうであろう」


 彼は、ポーチからガラス製の瓶を取り出し、蓋を開け飲み干す。

 彼が飲んだ物は、魔法薬【制限付き(リストリクト)の透明化(インビジブル)】といい、制限時間があるものの光属性魔法のスキルレベルが6以上で覚えられる 《透明化(インビジブル)》が使えるマジックアイテムだ。

 制限時間は約3分だが、使い勝手がよく高級魔法薬として一個30万ロリで取引されると言われている。

 それを使い、彼の身体が見る見るうちに透明になり、扉を開けて国王陛下が寝ている部屋に忍び込んだ。



 ◇



 「ふっ。いい寝顔だ。これから永い眠りになると知らずにな‥‥‥‥」


 そう言い、ホルダーから銃を取り出しシリンダーに魔法文字が刻まれた弾、魔法弾を装弾する。


 「いい夢見ろよ」


 ――バンッ!


 引き金を引き、銃声音が鳴る。

 撃った弾は当たる直前に粉状に変化して、国王陛下の体内へと入っていく。


 「これで、時間が稼げる。後は、あの冒険者を片付けないとな」


 使用した銃はホルダーに差し込み、扉を開け部屋から出ると、姿を消すように去った。





 一方そのころ、ユウスケたちは冒険者ギルドに顔を出し、依頼板と睨めっこしていた。


 「う~ん。手頃なクエストないかなー、ムムム‥‥」

 「英雄殿であればどのクエストも行ける気がするんだが‥‥」


 クエストを何やるか悩んでいると、横からガタイが良く、腹筋がガチガチと大きく割れていたオジサンが話しかけてきた。

 

 えっ?誰この人‥‥。

 でも、せっかく話しかけられたし、適当に返しておくか。


 「そっすねー。オススメとかありますー?」

 「なら、これなんかどうだ?英雄殿なら軽く熟せると思うぞ」


 どれどれー。


 『 オルトロスを討伐 推奨ランク:S 』


 「げっ‥‥、Sランク‥‥だと‥‥」

 「俺でも行けるんだ、英雄殿なら楽勝だろ」


 これ嫌がらせだろ‥‥。

 てか、今「俺でも行ける」って言ったよね?

 つまり、この人‥‥Sランク冒険者なのか‥‥。

 目上の人にタメ口で話しちゃったぞ‥‥。


 「まぁ、がんばれや」


 俺の肩をポンと軽く叩いて、冒険者ギルドから去っていった。


 「まぁ、先輩のオススメですしやってみるか」


 俺もこのクエストを受注して、みんながいる宿に向かった。

 






 「えーっと、皆さん。次に受けるクエストなんだが‥‥、Sランクをやることになりました」

 「何やるの?」

 「オルトロスを討伐、だよ」

 「へー、オルトロスねー。あの双頭の犬っころね」


 神様以外は首を傾げてハテナマークを浮かべる。

 まぁ、俺も神話なんて詳しくないから、知らない‥‥。


 「あっ‥‥。知らないのね。 オルトロスはね。 ある神話に出てくる番犬なの。 でね、どっかの()()()()()()()()()に棍棒で撲殺されて、この世界に転生されちゃった魔物だよ」


 ヘラなんちゃらさんって‥‥。


 「エシュテルさん、そのオルトロスって強いですか?」

 「うん、強いね。一応神話に出てきたからね、神獣クラスだね」

 「神獣‥‥」

 「それで、どこに出現して、どこに追い払うの‥‥?」

 「言ってなかったね。 この王都から北に100kmにある鉱山の(ふもと)にある村だって」

 「「「100km‥‥」」」

 「また、グリフォンに乗ってく?」


 ルナとアメリアは、グリフォンのトラウマスイッチがONになり一緒に抱き合いながら青ざめる。

 リルは、何のことか分からず、首を傾げている。


 「まぁ、100kmだしね。馬車だときつしな。とくに食費が‥‥」

 「じゃあ、決定ね♪」

 「ルナとアメリアはどうする?」


 ルナとアメリアは二人でちょっと離れて小声で話し合っている。

 結論が出たのか俺達の方に向く。


 「私たちは王都でお留守番してます‥‥」


 ルナが悲しそうな表情しながら言う。それと一緒にアメリアもなる。


 「‥‥そっか。うん、分かったよ」

 「「すみません‥‥」」

 「謝らないで、仕方ないさ。誰にでも苦手な物があるからな」


 俺は慰めるように二人の頭をポンと軽く2回叩き、その後少し撫でる。


 二人とも髪がふんわりと柔らかくて触り心地が良く、髪から甘い花のいい匂いが鼻をくすぐる。

 ずっと触っていたくなるほど、気持ちいい。癖になる‥‥。


 この後、解散してそれぞれの部屋に戻る。

 俺とリルは明日、出発をするので準備をする。







 そして、翌日。

 俺たちは、ルナとアメリアにしばしの別れを告げて、王都を出て草原へ向かった。


 「ここら辺でいいかな?」

 「おう。リルは、俺の後ろにいて。ちょっと危ないから」

 「はい」

 「それじゃあ、召喚するよー。 《召喚(サモン)》っ!」


 神様の前に半径2mほどの巨大な魔法陣が現れる。

 そこから、咆哮と共にグリフォンが翼を羽ばたかせながら現れた。

 グリフォンは甘い声みたいに喉から「グルル♪」と鳴きながら、神様に甘えてくる。グリフォンを撫でてスキンシップをしながら、《格納》を使い虚空から骨付き肉を取り出し、グリフォンに食わせる。

 そして、グリフォンの背に鞍をつける。


 俺たちは、グリフォンの背に乗る。


 「それじゃあ、行こ♪ グリちゃん、GO-!」

 「グァアアアア!」


 咆哮を上げて飛び立ち、北にある鉱山の麓の村に向かった。


今回出した武器は、以前アイデアを頂いたものです。

アイデアを書いて頂いた、昨夜さん長らくお待たせしました。

そして、ありがとうございます!


まだ武器の詳細は載せられませんので、ご容赦お願いします。


誤字・脱字あったらすみません。

感想、アドバイス、質問を待ってます。

悪口はやめてね。作者は豆腐メンタルなので泣いちゃうから‥‥(´;ω;`)



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※評価もしてください。お願いします。m(_ _)m

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↓とあるVRMMOの廃課金ネカマプレイヤーが突如異世界転移して、異世界で自分のキャラを愛でる無双物語

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