自称神を超えた者 VS 創造神
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新作の小説 『VRMMORPG ――幻想世界ファンタズマ――』
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是非、読んで見てくださいm(_ _)m
今回も、エシュテル視点です。
あの子たちが無事に逃げたか確認し、この場からいなくなったことが分かると手に持った石を投げ捨てた。
「な、何なんだ、貴様ッ!」
テーレは、スキル 《投石》を唱えながら、剣幕した様子で私に向かって指を指して、幾つもの石を放つ。
放った石は、轟音とともに飛んでくる。
それを私は、全て手で弾く。
テーレは、その目でしっかりと見て、再度驚愕する。
「私はただの通りすがりの幼女だよ♪ 覚えなくてもいいよ」
私は、さっき問いただされたことに返答する。
「答えになってねぇー! 《岩石刃》っ!」
彼は両手に刀を模倣した研磨された岩石を生成した。
彼は私に向かって風のように駆ける。
目の前に来ると、風を切る音ともに剣を振る。
だが、その攻撃は私から見れば欠伸が出るほどに遅い。
私は余裕を見えるために目を瞑りながら避ける。
その避ける様は、まるで舞っているかのように見えるだろう。
彼は剣が当たるまで振るように次々と攻撃を仕掛けてくる。
私はだんだんと避けるのがめんどくさくなり、《格納》を使い、虚空から黄金に輝く神々しく光を纏った剣を取り出した。
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神剣 オラクル
・レア度 ★★★★★★★★☆☆
・STR+1800 INT+1400
・神が『英雄』という称号を手にした者に託すために造られた剣。
・この剣に纏うオーラは、悪しき者に光を照らすと言われている
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その剣を持つと、纏うオーラで周りを照らす。
神剣で彼が持っていた岩剣を二本ともに瞬きをする暇もなく切り裂き、岩を砕いた。
あっという間の出来事で彼の口が開いたままで間抜け面を晒す。
「お、俺の剣が‥‥‥‥、何なんだその剣はッ!、本当に貴様は何者なんだ‥‥‥‥‥‥」
「大口を叩いた割には、その程度なの? 神にも届く力を手に入れたんじゃないの?(笑)」
「クッ!? ほざけっ! 人が手加減して上げているのを調子に乗りやがってっ!」
「‥‥‥‥‥‥戦いに手加減するなよ」
私は、ボソッと呟く。
「手加減せずにさっさと掛かってきなさい。それを全て打ち砕いて見せるから」
「その言葉‥‥‥後悔するんじゃねぇぞ! 《楽園の崩壊》」
「なっ‥‥!?」
《楽園の崩壊》。
それは、地属性魔法の上級魔法の中でも、火力は低いが特殊能力が高く厄介な魔法だ。
私でも知っている魔法だ。それは、よく『地帝』が使うからだ。
さっきまでいたところが楽園のように感じる。この空間に入ると何もかも神経が崩壊した感覚に陥る。
彼が作り出した少し歪んだ空間に取り込まれた術者以外の者は、ピリピリと電流が流れたような痛みが発生し、体が怠くなる様に重く感じる。
それは私でさえ、こうなるのだ。
「厄介な魔法を‥‥‥‥」
「どうだ?辛いか?」
「くっ‥‥‥」
全能力低下のデバフにスリップダメージ。
さらに厄介なのは、中級魔法以上の魔法が打ち消される。
というか、魔法を発動するために必要な魔力を一定量超えると分散されるのだ。
ただの火力のある魔法の方がどれだけいいか‥‥。
これを打破するには、実力で術者の意識をなくすのか、この空間を打ち消すかだけだ。
だが、後者は不可能に近いだろう。
「普通はね‥‥‥‥」
「何?諦めたか? そりゃ、この空間に負け決定だろうからなー。 さぁ、さっさとその首を採らせろよ。 本当に手こずらせやがって‥‥‥‥」
「誰が諦めたって言ったの? 耳鼻科にでも行って来たらどうなの?」
「何言ってるかわからねぇよ。何だぁ、現実逃避で意味が分からないこと言い出すとは、壊れたのか?」
「はぁ‥‥‥。これだから無知は‥‥‥‥」
「はぁ?」
「アンタ、この魔法でかなりの魔力を使ったでしょ? さらに、この魔法の維持コストでもかなり魔力が掛かる。 なら、ここでじっと待てばそのうちに勝てる」
「‥‥‥‥ちっ。 なら、無くなるまでに倒せばいいことだ!」
「ふっ。脳筋かな?(笑)」
彼は勢いよく地面を強く蹴り走り駆け、強く握りしめた拳で殴りつけてきた。
「私が弱体化しているからといって、それは舐めすぎじゃない?」
私は殴りかかってくる腕を神剣によって切り飛ばした。
彼の腕から出る血しぶきが顔にかかり、それを舌で舐め拭きとった。
「なっ‥‥‥‥!?」
「何もしないで殴りかかってくるなんて、ただの自殺行為だよ」
「クソッ! 出し惜しみして殴ったのは失敗だったか!? 《砂嵐》!」
風によって吹き荒れた砂の竜巻が私を襲う。
その凄まじい風音が威力を表す。
「もう、茶番はいいかな‥‥。 十分に時間稼ぎしたし」
「この期に及んで何を言って――「《削除》」」
「‥‥‥‥‥‥‥えっ?」
たった一つの魔法を唱えただけで、歪んだ空間が消滅した。
テーレは、何も言葉を発せない。
ただ、今起きた理不尽な出来事を受け入れることしかできない。
「なかなか楽しませてもらったよ。 じゃあね♪ 《光子線》」
光速で放たれた光線が彼の体に風穴を一つ空けた。
一瞬の出来事で、何も気づかなかった。
そして、悟った。
狩るものが狩られる側になったと‥‥。
彼は、この状況を打破するため考えるが走馬灯が過る。
「俺は死ぬのか‥‥‥」
「そうだね。 少し楽しかったから、最後に一つだけ言葉を聞いてあげるよ」
「《煙幕》」
彼は、消費魔力が低い魔法を放ち、視界を潰した。
「っ!? 《削除》!」
すぐさま、この煙幕を消滅させたが、さっきまであった人影がなかった。
つまり――。
「逃げられちゃった♪」
私は、彼女たちの安全を確認してからお兄さんの元へ向かった。
誤字・脱字あったらすみません。
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悪口はやめてね。作者は豆腐メンタルなので泣いちゃうから‥‥(´;ω;`)
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