新装備の試運転?
武器や防具の名前や能力を募集中!
・レア度 レア度の基準は、設定に書いてありますので参考にしてください。
・名前
・能力
・設定
感想蘭で募集してます。
新作の小説 『VRMMORPG ――幻想世界――』
↓
https://ncode.syosetu.com/n1683er/
是非、読んで見てくださいm(_ _)m
俺たちは、新しく手に入れた武器と防具を身に着けた。
強化された力量を試すため、クエストを受けに冒険者ギルドに向かった。
冒険者ギルドの中に入ってみると、朝なのか多くの冒険者がクエストを受けようと掲示板の前で立ち止まりクエストが書いてある依頼紙を見ていた。
俺たちも掲示板に向かい人込みの中に入った。
「新しい力を手に入れたとはいえ、どのクエストを受けようか迷うな‥‥ Bランクほどの討伐クエストでも受けるか?」
と、パーティーメンバーに聞いてみると、みんな首を縦に振っていたことを確認する。
「Bランクというと‥‥うん、これなんかどうかな?」
神様は、掲示板の方に指を指した。
そこには、『 コカトリス討伐依頼 推奨ランク:B+ 』と書かれていた。
コカトリスと言えば、蛇の胴体を持ち、鶏の頭を持つ害鳥だった気がした。そして、非常に厄介な能力を持っていると言われている。
それは、触れれば石化する能力だ。まるで、何面かのボスのような存在だ。
だがしかし、この世界には石化の耐性をもつマジックアイテムが存在する。
「いいんじゃない?俺たちなら余裕だろ」
「ちっちっちー。油断は禁物だよ、お兄さん♪ あまりBランクを舐めないほうがいいよ。 昔、Bランクほどのモンスター一体がある国を滅ぼしたという文献もあるくらいだから舐めないほうがいいよ」
「えっ‥‥」
俺は、予想外のことで少し間抜けな返事をしてしまった。
だが、神様は「まぁ、小さな国なんだけどね‥‥」と近くに居た俺たちでさえ聞き取れないほど小さな声で発した。
俺が驚いたのは、Bランク相当の魔物に国が滅ぼされた、ということなのは内緒にしておこう。いや、神様は今気づいただろう。
Bランクの魔物というと、あのレッドローグ・グリズリーより少し劣るくらいらしい。
俺は早速、コカトリス討伐依頼のクエストを受注した。
また冒険者ギルドから馬車を借り、コカトリスが出現していると言われている村に向かった。
コカトリスがいる村はもう手遅れらしい。この依頼を冒険者ギルドまでに依頼をしたのは、被害に遭った村人の子供たちらしい。依頼を出すために、村人たちは必死になってコカトリスの時間稼ぎをしたと報告が出ていており、しかも前にこのクエストを引き受けた数個のパーティも全滅しいるらしい。そのパーティは、全てがBランク以上の冒険者パーティだと受付嬢の人が言っていた。
◇
俺たちは、コカトリスが居ると言われている村に到着した。
その村は山の中にあり、風で木々が揺れる音しか聞こえていないほど物静かだった。
俺たちは、村の中に入り辺りを見渡し警戒をした。
村の中央辺りに行くと、俺は足元に手形の石に躓いた。その手形の石は、手首から指先までの手の石だった。それが、妙にリアルな石だったので少し驚いてしまった。
これが、先人の手だったものか‥‥。
俺たちは、全員石化対策は――
していなかったっ!!!!
だって、石化耐性のマジックアイテムが売っていなかったんだもん。どうやって手に入るんだよということで、コカトリスは触れれば石化ということなので今回は遠距離で討伐ということになった。
【魔法断切剣】の試運転をしたかったが、断念せざるおえなかった。悪いのは、石化耐性のマジックアイテムを売ってなかった店が悪いんだ!
「――コケェエ‥‥!」
と、心の中で言い訳をしていると鳥の鳴き声ような声が聞こえたような気がした。
「なぁ、何か聞こえなかったか?」
「確かに聞こえてきました。 ――っ!? ご主人様っ!何かが近づいてきます!」
リルは、耳をピコピコと動かしたと思えば、全員に聞こえるよう怒鳴っているかのように警告をした。
俺の右隣には、ルナとアメリアがいるがそのすぐ近くには民家があった。
するとその民家から、どんどんと何かが走ってきているかのような音が近づき、民家の壁が吹き飛ばされ、木片などがルナとアメリアの方へと飛ばされた。
「‥‥くっ!?」
咄嗟の判断で、ルナとアメリアは防御を取り飛ばされた木片によるダメージはなかったかのように見えた。
「二人とも大丈夫か?」
「「はいっ!」」
と、二人は力強く返事をした。
これは、自分たちが少しでも油断をしてしまったからこそ、みんなに心配させたと思い、少し唇を噛み締めた。
民家の壁の先からコカトリスの姿がない。
「どこにいる‥‥!《レンジ・ブラスト》」
俺は、石化した村人たちを壊さないように注意をしつつ、範囲風属性魔法を放つ。
俺の中心から3mの距離から周りい爆風を放つ。
俺の仲間たちは近くにいり、風の発生地3mほどの距離から中心までに仲間たちが揃っていたので、ダメージは入っていなかった。
近くにあるボロい民家は爆風で吹き飛ばし、コカトリスの姿を探した。
コカトリスは、俺たちの後ろの方に居た。爆風によりコカトリスの姿は薄く掻き消されていて残像ではないかと疑ってしまうほどのだった。
だが、残像かもしれないと思っていても鑑定をした。
---------------------------------------------
ハザード・コカトリス Lv83
HP 6070/6670
MP 1300/1300
STR 3300
VIT 1820
INT 2860
MEN 1820
AGI 1500
TEC 1000
LUK 100
・触れたものを石化させる魔力を持つ魔物。
・破滅級に認定されている
--------------------------------------------
鑑定ができたということは、あの影みたいなのは本物ということだ。
コカトリスは攻撃型の魔物か‥‥。しかも、物理と魔法も両方高い。
こいつに触れられないように戦わないと‥‥。
「爆風で怯んでいる間に集中攻撃するぞっ!《アクア・バレット》」
俺は、水玉を10個生成し、コカトリスに向かって放った。
ちょうど『レンジ・ブラスト』の暴風が止んだのが幸いだったが、数発コカトリスによって防がれた。
コカトリスは、逆上し俺たちに向かって走り出した。
俺たちは、バラバラに分かれコカトリスの意識を分散させた。
「こっちですよ鶏さん!《フレイム・ランス》!」
ルナは、炎の槍を五つ生成しコカトリスに向かって放った。
だが、コカトリスは大きな羽を羽ばたかせ暴風を発生させた。
炎の槍が暴風により勢いが削がれ、避けられた。
「まだまだですよ!《聖なる矢》」
光で生み出した矢がコカトリスに向かって放った。
だが、またしても暴風により防がれた。
「攻撃が当たらない!?」
ルナは、コカトリスの強さに驚愕した。
「当たらないなら範囲魔法でゴリ押すまでだ!《マジックシールド》、《範囲・切り刻む暴風》っ!」
俺は、俺と仲間たちにマジックシールドを展開させ、周りに暴風を発生させた。
コカトリスは防ぎきれなく暴風に当たり、翼で頭を守っていたが、この暴風はただの風ではない。
かまいたちのような刃のようにコカトリスの体を切り刻む。
この魔法は、元の風属性魔法《切り刻む暴風》を範囲魔法に改変させた風属性オリジナル魔法だ。
使用魔力は、普通の『切り刻む暴風』の倍はかかるが、威力は落ちないようにさせてある。
「コケェエエエエエエエエ!!!!」
コカトリスの体中に『切り刻む暴風』によって切り刻まれているが、まだ立っているほどのHPが残っているようだ。
コカトリスは、ダメージの痛みにより発狂しだした。
大きな羽を羽ばたかせ俺たちに向かって飛んだ。その速度は、あのグリフォンよりは遅いが音が遅れるほどの速さだった。
――だが、その突進は終わった。
「直接触れなければ石化することはない‥‥」
と、リルは《氷爪》を展開し、こっちに向かってきたコカトリスの首を侍が切り落とすかのように、切り落とした。
地面には、コカトリスの首と胴体が転がっていた。
呆気ないコカトリスの終わり方で、俺の空いた口が閉じれなかった。
「リルさんかっけぇええええ!」
俺は、リルに抱き着き頭を撫でながら、改めてリルの強さを実感した。
結局、【魔法断切剣】を試せなかった。
みんながリルにスキンシップしている間にコカトリスの死骸を《格納》の中に仕舞い込んだ。
コカトリスは死んだが結局石化は解かれなかった。
このことも一応冒険者ギルドに報告しておくと、心の中に閉まっといた。
俺たちは、馬車で王都に向かった。
だが、俺の記憶にあった王都とは違う光景が目に焼き付いた。
そこには、王都中に炎の海が広がっていた。
PV46,865アクセスユニーク8,530人
ありがとうございます!
これから忙しくなるので、小説の投稿が不定期になります。
できるだけ投稿しますので、よろしくお願いしますm(_ _)m
作者は、ネーミングセンス ファッションセンスが皆無です。
誤字・脱字あったらすみません。
感想、アドバイス、質問を待ってます。
悪口はやめてね。作者は豆腐メンタルなので泣いちゃうから‥‥(´;ω;`)
ブクマ登録お願いします!
※評価もしてください。お願いします。m(_ _)m
部分別小説情報




