リルに仲間を紹介する
設定や、これまでの魔法を纏めてみました。
俺とリルは、俺が宿泊している宿の個室にいる。
「リル、今日は楽しかったか?」
「はい、ありがとうございます。 こんな私を買ってくださり‥‥、それに、ご飯や服など買って‥‥くだ‥‥さり‥‥」
リルは、途中から涙を流しながら感謝をしていた。
「ご主人様は‥‥この私‥‥奴隷を、人のように‥‥‥接して‥‥くれて‥‥ご主人様は‥‥‥優しすぎです‥‥‥」
「そっか‥‥」
俺は、《格納》を使い、ハンカチを取り出しリルに渡した。
「ありがとう‥‥ございます‥‥‥」
「落ち着くまで待つよ」
「はい‥‥」
リルは、ハンカチで涙を拭いた。
「落ち着きました」
「なら、よかった」
「改めて言います。ご主人様、この私を買ってくれてありがとうございます。私は、ご主人様に忠誠を誓います」
リルは、深々と土下座をしていた。
この絵面を見ると、いけないことをしている気がしてくる‥‥。
もし、この状況を見られたら誤解される!
すると、部屋の扉が開いていたのを気づいた。
扉のとこにいたのは神様、ルナとアメリアが顔半分で覗いていた。
「あのー。何をなさっているのですかね」
「いやー。あはは‥‥‥」
「「お邪魔します‥‥」」
エシュテルはそういい扉を開け、部屋の中に入っていた。それと、同時にルナとアメリアも部屋の中へと入っていた。
「それで、お兄さん。この状況なに‥‥?」
「いや‥‥これは‥‥」
「まぁ、全部聞いていたんだけどねー♪」
「おいっ」
「あははー♪」
リルは、頭を上げていて、神様、ルナとアメリアをキョロキョロと見ていた。
「それで、お兄さん。奴隷を買うなんて聞いていなんだけどー♪ しかも、可愛い女の子でお兄さんが好きそうな獣耳に獣尻尾の子。 女の子を選んだのって態となのかなー♪ ちゃんと、説明してくれるよね?」
神様は、笑顔で言っているが、その笑顔が威圧がかかっていてすごく怖い。
「えっ?何‥‥///」
俺は、神様の耳元に近づいた。神様は、急に乙女のように顔が赤くなっていた。
「‥‥‥リルのステータスを見てごらん」
「っ/// ‥‥‥ステータス? ‥‥‥私、お兄さんの心の声聞こえるんだから、わざわざこんなことしなくてもいいのに」
「‥‥‥《鑑定》。 ふふっ♪そういうとね」
俺と神様は、リル、ルナとアメリアに聞こえないように小声で言った。そして、神様はリルに向けて『鑑定』を発動し、納得したように笑った。
神様の反応も見たかった。というのは、心の中で言った。
「「「???」」」
そのやり取りを外側から見ていた三人は不思議そうに見ていた。
「それじゃあ、リル。今から紹介するな、この三人が俺の仲間だ」
神様は、一歩出た。その動きに反応して、リルは神様の方に向いた。
「私は、エシュテルだよ♪ よろしくね、リルちゃん♪」
「はい。よろしくお願いします、エシュテル様」
次は、ルナだ。
「私は、ルーナ=サンチェスです。よろしくお願いします、リルさん」
「はい。よろしくお願いします、ルーナ様」
「リルさん、気軽にルナと呼んでください」
「はい。ルナ様」
最後は、アメリアだ。
「私は、アメリア・フォン・カリスです。よろしくお願いします、リルさん。私は、貴族ですが気軽にアメリアと呼んで下さい」
「はい。よろしくお願いします、アメリア様」
こうして、神様たちへの紹介が終わった。
「これでいいか‥‥。んじゃ、明日冒険者ギルドに行って、リルの冒険者登録とクエストをやろうか。リルの実力を把握したいし」
「私は賛成だよ♪」
「私もです」
「私もです」
「分かりました。ご主人様」
俺たちは、解散し神様、ルナとアメリアはそれぞれ部屋に戻っていった。
「そろそろ寝るか、今日は疲れたし」
「はい。ご主人様」
すると、リルは床に丸まって寝ようとした。
さすがに女の子を床で寝させるなんて、そんなひどいことはさせない。
「リル、ベッドで寝て」
「ですが、私は奴隷です。ご主人様がベッドで寝るべきです。それに‥‥私は床で寝るのに慣れていますので‥‥」
「命令だ。ベッドで寝て」
「うぅ‥‥。 っ!?」
リルは、何かを閃いたのか、耳と尻尾がピンっと立った。
「ではご主人様、こうしましょう。 一緒に寝ましょう」
「‥‥‥」
えっ?それっていいのか‥‥。いいよね。別にやましいことなんて考えてないからいいよね。うん、そうしよう。
「それは、名案だな!頭がいいぞー、リル」
俺は、リルの頭を数回撫でてから、一緒にリルとベッドで寝た。
そして、リルの匂いを嗅いで安らぎ、寝顔がすごく可愛かったのでドキドキしてしまった。
翌日。
「昨日はお楽しみでしたね♪」
っと、神様は笑顔で俺に威圧をかけていた‥‥。
誤字・脱字あったらすみません。
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悪口はやめてね。作者は豆腐メンタルなので泣いちゃうから‥‥(´;ω;`)
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