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旧王都の探索 続。

 今回は、エシュテル視点です。

 私は、この世界の創造神。名は、エシュテル。 最近、冒険者となって初めてのクエストが『 ヨング王国の旧王都を調査 』というのを受けている。

 そして、旧王都に着いた私たちは、お兄さんが提案した二人一組で調査というのを私とアメリアちゃんで行なっている。


 「卵があるかどうかの調査って……」


 「たしかに、この広さで探索ですなんて……」


 「「大変ですね(だなー)」」


 二人一組といっても、元とはいえ王都を探索するのだ。ちゃんとやれば、数日かかるほどの広さだ。


 「たぶん、お兄さんたちは楽してそうだなー」


 「そうなんですの?」


 「感、だけどね」


 「エシュテルさんって、ユウスケ様とは長い付き合いなんですか?」


 「まだ一か月ぐらいだよー」


 「そっ、そうなんですか!?」


 「うん」


 「てっきり、もっと長い付き合いだと思いました」


 「なんで?」


 「だって……。ユウスケ様は、エシュテルさんのことを信頼しているような感じでしたから……」


 「そっか……。……そう見えるんだね。えへへ……」


 「何か言いましたか?」


 「ううん、何でもない♪ それじゃあ、さっそく探索しましょうか」


 「はいっ! まず、どこから行きますか?」


 「う~ん。魔法で探そうか」


 「魔法ですか?」


 「うん。 こういう広いとこに何か探し物があると見つけやすい魔法があるんだよ!」


 「な、なるほど。 さすが、エシュテルさん!」


 アメリアは、私の手を握って、目をキラキラと輝かせていた。

 

 さて、広範囲を探索する魔法でもしようかな。お兄さんが使う、《サーチ》だと探すのにかなり集中するから却下かな? たしか、広範囲で簡単に探索ができる魔法あったような……。


 ……あっ! 思い……出した……っ!


 たしか、《ソナー》だったかな。《サーチ》みたいに細かく指定したものを探索はできないけど、大まかな物を広範囲で早く探索し、負担も少ない。 まるで、魚群探知機みたいな魔法があった。 


 「どうしたの?エシュテルさん」


 「あっ、うん。ちょっと、考え事してたよ‥‥」


 「それで、どんな魔法があるんですかっ!?」


 「えっとね。 『ソナー』という魔法を今から使うんだよ。 では、行くよ!《ソナー》!」


 私がソナーの魔法を唱えた途端。全身から緑色の粒が出現し、黄緑色に発光した。すると、一瞬光が強くなり、アメリアは咄嗟に目を瞑ってしまった。

 そして、粒が消え。脳内に一瞬でこの地形のほとんどを記憶された。


 「なるほどね……。 この旧王都に、()()なかったみたいだね」


 「そうですか……」


 「これで私たちのほうは探索は終了だね。 早くお兄さんのとこに合流しよ♪」


 「は、はいっ!」


 私は、さっきの魔法で把握したことを思い出し、すこし笑みをこぼしてしまった。

 


誤字・脱字あったらすみません。


感想、アドバイス、質問を待ってます。

悪口はやめてね。作者は豆腐メンタルなので泣いちゃうから‥‥(´;ω;`)

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↓とあるVRMMOの廃課金ネカマプレイヤーが突如異世界転移して、異世界で自分のキャラを愛でる無双物語

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