遺跡に着いた
今、俺たちは地上にいない‥‥空を飛んでいる。‥‥‥グリフォンで。
俺たちは神様にしがみついている状態だ。
「「あーーーーーーっ!」」
「‥‥‥‥‥‥」
そして、神様以外の女性陣は神様に掴まって絶叫中。
俺は、無言である。 決して気を失っているわけではないのだ。
なぜこんな状態かというと、グリフォンの速度が問題なのである。
その速さは、時速800以上でている。
何でそんなことが分かるかって? それは、神様に聞いたからだよ。
「あっ! もうすぐ着くよ」
そう言い、神様は目的地を指で指した。
◇
グリフォンに乗って、数分あっと言う間に着いてしまった。
俺たちは、グリフォンから降り、神様はグリフォンを撫でてから魔法陣の中へと戻した。
周りの景色を見てみると、建物が建っていた。砂岩でできているような建物ばかりだ。窓もなければ、玄関の扉すらない。そして、一部が欠けているようなところもある。
「ここが旧王都なのか、なんか歴史を感じるな。うんうん」
「まぁ、そうだね」
「それで、遺跡があるとこは、どこら辺なのかね。エシュテルさんや」
「ここが遺跡だよ。お兄さん」
「なぜここを調査するんだ?」
「私がお答えしますね。ユウスケ様」
「お、おう」
「それはですね。昔ここで起きた事件が関係があって、たびたび冒険者にここの調査を依頼するのです」
「ほう、その事件とは」
「それは、約3000年前。まだ、この旧王都は、民で賑やかであったときのことです。
‥‥‥パラサイトクイーン。 破滅級の魔物が襲来してきたのです。
パラサイトクイーンは、民たちを襲い、餌として食い散らかし、飛び散った体部は人間たちに恐怖を刻まれてきた。
そして、人間を食った数だけパラサイトクイーンは、卵を産んだ。卵は地面、建物や生物に寄生し、時を経てば、殻を破りまた人間を襲います。
それはまずいと、人間側は立ち上がり。当時の四帝がパラサイトクイーンや卵を討伐しに向かいました。‥‥‥結果は、四帝が勝ちましたが、卵がどこに寄生しているかわからないので、全てを排除をすることができないため、定期的に捜索しているのです。それが、今まで続いているのです」
アメリアは、自慢?のように目を瞑りながら話していた。
「な、なるほど‥‥。 詳しいな」
「はい、ユウスケ様がクエストを受けている間に旧王都のことを調べていく間にこのことも学びました」
「私もアメリアさんと一緒に勉強しました‥‥。」
「そっか。二人ともありがとう。
それじゃあ、効率的に尚且つ、卵が孵化していてパラサイトクイーンを討伐できるぐらい編成にしとおかないと‥‥。なぁ、エシュテル」
「ん?何かなお兄さん」
「パラサイトクイーンってどのくらいの強さかわかるか?」
「うーん。グリフォンより下ぐらいじゃないかな?」
「うん、わかった。エシュテルは期待できないな」
「むー。 ‥‥‥人が決めた階級の強さなんて、私にわかるわけないじゃん」
そう、神様がボソっと言った。
おい、創造神。
「誰か分かるか人は、挙手をしてくださいー」
そういうとアメリアは「うー。」っと言い、恥ずかしめに手を挙げた。
「滅亡級>破滅級>壊滅級>災害級 それ以下は、表示しません。 滅亡級以上の階級はあるかもしれませんが私が習ったのはこのくらいです」
‥‥‥‥その後、色々教えてもらい。俺なりに階級をレベルで合わせてみよう。
災害級‥‥Lv40以上60未満
壊滅級‥‥Lv60以上80未満
破滅級‥‥Lv80以上100未満
滅亡級‥‥Lv100以上
こんな感じだろう。実際は、被害で魔物の階級を決めつけるらしい。因みに、この階級は罪人でも当てはまるらしい。まぁ、そのほとんどは階級外らしいが。
「それじゃあ、二人一組の組み合わせにするか。 俺とルナペアと、エシュテルとアメリアペアでいいよな」
「うん、バランス的だね♪」
「私もいいと思いますよ」
「私もそれでいいです」
「んじゃ、捜索開始だな」
「「「おー!(♪)」」」
そして、俺たちは別々に別れて捜索した。
そこっ、《サーチ》で探せと言わないように!
誤字・脱字あったらすみません。
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悪口はやめてね。作者は豆腐メンタルなので泣いちゃうから‥‥(´;ω;`)
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