新しい魔法に挑戦!
そして、翌日。
俺たちは、朝食をとり、アメリア家の敷地内にある広い芝生に向かっていた。
さすが、公爵家。地位が高いと敷地が広いな。こんなとこに住んでみたい‥‥。
屋敷が見えなくなるぐらいのところで神様は、歩くのをやめた。
「ここら辺がいいかな」
「そうですね。私もいいと思います」
「それじゃあ、さっそくだけど。修行を始めます」
そういい、神様は手を叩き皆の視界を向け指した。
「まずは、自分たちのステータス見て」
(((ステータス)))
俺、ルナ、アメリアは、ステータスを開きだした。
俺は、ルナやアメリアにばれないように鑑定を使ってステータスを覗き見した。
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名前: タナカ ユウスケ Lv 47
種族:人間
HP 5600/5600
MP 5100/5100
STR 2860
VIT 2860
INT 4290
MEN 4290
AGI 2860
TEC 2860
LUK 2860
<スキル>
《身体強化 Lv:8》《火属性魔法 Lv:6》《水属性魔法 Lv:6》
《土属性魔法 Lv:2》《風属性魔法 Lv:6》《光属性魔法 Lv:4》
《闇属性魔法 Lv:2》《無属性魔法 Lv:-》《空間魔法 Lv:3》
《時間魔法 Lv:1》《剣術 Lv:3》
<固有スキル>
《鑑定 Lv:-》《スキルコピー Lv:-》《急成長 Lv:-》
《魔法適正 Lv:-》《危険察知 Lv:-》
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俺は、前と変わらないなー‥‥。
次はルナのステータスか。どれどれ。
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名前: ルーナ=サンチェス Lv 11
種族:人間
HP 450/450
MP 670/670
STR 230
VIT 120
INT 340
MEN 340
AGI 120
TEC 120
LUK 55
<スキル>
《火属性魔法 Lv:1》《水属性魔法 Lv:1》《風属性魔法 Lv:2》
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おぉ、ルナが少しレベルが上がってるな。いつの間にレベルが上がったのだろうか。
俺は、ルナの戦ってるところ見たことがないんですけど‥‥。
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名前: アメリア・フォン・カリス Lv 13
種族:人間
HP 410/410
MP 920/920
STR 205
VIT 205
INT 465
MEN 335
AGI 75
TEC 205
LUK 140
<スキル>
《水属性魔法 Lv:1》《土属性魔法 Lv:1》《光属性魔法 Lv:2》
《料理 Lv:3》
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二人とも、魔法特化型なのか。二人のステータスを見る限り俺のステータスの異常さがわかる。
あの元王族直属騎士団 騎士団長のガルトでさえLv80以上で俺とステータスが互角なんだぜ。
たぶん、固有スキルの急成長のおかげなんだろうなー。
「まず、スキルには、スキルレベルがあります。スキルレベルとは、そのスキルの熟練度を表します。簡単にスキルレベルを表すと。
・1~3が初級
・4~6が中級
・7~9が上級
・10が最上級
こんな感じかな。一応10が上限だけど、それ以上も存在するよ。」
「へぇー」
「そうなんですか」
俺はまぬけな返事をし、アメリアは納得したように頷いた。
「エシュテルさんって何者なんですか‥‥」
ルナは、ふと思ったことを口に出していた。
だが神様は、ルナに向かって笑顔で返した。
「今から、スキルレベルと自身のレベルを上げるために修行をします」
「具体的に何をすればいいのですか?」
「えっとねー。まずは、自分の魔法を使えこなせるように魔力操作の練習してみて、慣れてきたら今度は実戦形式に修行するよ」
「「わかりました」」
二人はそう言い、少し離れていき自分が使う魔法の魔力操作の練習し始めた。
「あとは‥‥。お兄さんは時間魔法だよね?」
「そうだけど、時間魔法の練習ってなんだ?」
「イメージ?」
「‥‥‥‥」
ん?ちょっと何言ってんの?時間をイメージ?さっぱりわかんねー。
たしかに、魔法を使うのに大切なのは、魔力操作とイメージだが、時間をイメージって何さ。
何をベースにすればいいんだ‥‥?
「私もさすがに時間魔法ってチートすぎるから、使ってないんだよねー‥‥。というか使う機会なんてなかったし‥‥」
なんか、神様が言い訳し始めてきたぞ‥‥。
「と、とりあえず、時間を使ったなにかしてみたいこととかある?」
うーん。時間を使った能力といえば、これしかないだろう。
「時間停止」
「‥‥‥‥」
神様は何か察したのだろうか、俺をジト目で睨み黙り始めた。
べ、別にやらしいことなんて考えてないからね。だって、時間停止とかいかにもラスボスが使いそうな技じゃん?それに、なんか子供のころ夢だったしー‥‥。
「別にそんなこと思ってないよ‥‥。ただ、いきなり難問な能力を言い出したから‥‥」
神様は、少し呆れたのか溜息をついた。
なんだ、そっちか‥‥。
「じゃあ、何をすればいいのさ」
「時間だから‥‥」
神様は、少し考え、何かを思いついたのか『はっ』いいと手を叩きだした。
なんか、昭和臭がするひらめき方だな。
「時を遅らせるのはどうかな?」
「???」
「例えば、対象を中心に周辺の時を遅らせるのはどうかな?」
「なるほど、何となくわかってきたよ」
でも、これを使うならバインドで敵の動きを封じたほうがいいんじゃねーの?
まっ、細かいことはいいか。適材適所みたいに使い道があるかもしれないしな。
「やってみるよ」
俺は、目を瞑りイメージし始めた。
◇
それから、数時間。
ルナとアメリアは、魔力操作を上達していた。
「うん、なかなか上達したね。それじゃあ、実戦形式に修行するよ」
「実戦形式って何をやるのですか?」
「魔法を使って、魔物と戦うの」
「そうなんですか‥‥。でも、この敷地に魔物なんていませんよ?」
「そこは、安心して、私の魔法で呼ぶから」
「「呼ぶ?」」
二人はそろって首を傾げた。
「まぁ、見ててごらん。《召喚》!」
その瞬間、神様の目の前に魔法陣が現れ、魔法陣の上には魔物らしきシルエットが二体も浮かんだ。
それは、スライムだった。
「これからは、私が呼び出した魔物と戦ってもらうね、そうこれが修行だからね」
二人は口をあんぐりしながら、茫然と立っていた。
「「な、な、なんですか!?その魔法っ!?」」
二人は揃って神様に質問してきた。だが、神様は笑顔で返し、スルーをした。
「ささ、そんなことより修行、修行♪」
「「えー」」
そうして、スライムを倒すと神様が次々と魔物を召喚してきた。
誤字・脱字あったらすみません。
感想、アドバイス、質問を待ってます。
悪口はやめてね。作者は豆腐メンタルなので泣いちゃうから‥‥(´;ω;`)
評価もしてくださいお願いします。m(_ _)m
アドバイスも待っています。何もなくても送って~、待ってるからー。
一月から学校が忙しくなるので投稿が遅くなります。申し訳ありません。
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神様「今回もやってきた!魔法鑑定のコーナーだよ!」
ユウスケ「今回は、神様が使った魔法だな」
神様「そうだよ♪ 初めて、私の魔法を紹介するんだね」
ユウスケ「そうだな。初だな」
神様「ふふっ♪」
ユウスケ「嬉しそうだな」
神様「だって、私の魔法が紹介されるなんて、嬉しいじゃない」
神様「それじゃあ、いってみよう!。お願いします鑑定先生!」
鑑定先生「お任せください」
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魔法 《召喚》
・召喚魔法
・使用魔力 スキルLv×500
・制限時間は、術者のINTの数×10秒
・今まで倒した魔物をイメージして生成する魔法
・召喚魔法のスキルLvに応じて、魔物のLv上限が変わる。
・召喚する魔物のLvは、スキルLv×10と上限が決まる。
・召喚するときに魔物のLvを調整できる。
・術者以外が呼び出した魔物を倒すと経験値が発生する。
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ユウスケ「oh‥‥ なんというチート魔法なんだ‥‥」
神様「お兄さんも、かなりのチート魔法を覚えてるじゃん‥‥」




