俺の初デート?
遅くなってすみませんm(_ _)m
俺は、アメリアと別れる前に住所を教えてもらっていた。今俺たちは、アメリア家に向かって、中心街の大通りを通っている。大通りでは、飲食物、アクセサリーや服などいろんな露店があった。
うちの女性陣(二人)は興味津々だった。
「ねぇねぇ、お兄さん。あそこに可愛い服が売ってそうだよ」
神様とルナは、女性たちの行列を作っている店を二人同時に指を指した。
「二人とも、興味あるのか?」
「「女の子ですからっ!」」
「お、おう。 じゃあ、行ってみるか」
神様とルナは、俺の両腕を掴んで行列のほうに引っ張った。
服屋で、行列ができるってよっぽど人気があるんだな……。
こうやって、女の子たちと街に出かけるなんて、これデートだな。しかも、初デートだ。アメリア家に着く時間とか決めてなかったし、一応夕刻までには着かないとね。
太陽らしきものを見てみると日時計で西方向に60°くらいだろうか、傾いている。たぶん、今2時くらいかな?この世界の時間軸は知らないけど。
「夕刻までにアメリア家に着きたいから、約二時間だけ回るか?」
「「賛成っ!」」
二人とも手を上げながら笑顔で言った。うん、カメラほしい……。
そして、あっと言う間に列が進み、店に入れた。
「いらっしゃい、お嬢ちゃんたち」
店に入ったとき、店員らしき中年太り男性が話しかけてきた。なんか、目つきがエロそうな男だな。
おっと、見た目で判断しちゃいけないな……。すまん、おっさん。
おっさんがせっかく挨拶したのに、神様とルナは無視し、服に夢中になっていた。
「お兄さん、見てみてー! これどうかな?」
神様は、手に白いワンピースを持ち、自分の体に合わせて俺に話しかけた。神様の普段の恰好は前世での小学校で女子小学生が着るようなTシャツにひらひらのスカートという組み合わせだが、白いワンピースを合わせるとすごく可愛い。ポニーテールと白いワンピースって似合うな。あと、赤いランドセルがあれば完璧だったな。
「すごく似合うよ、写真を撮って、ずっと部屋に飾りたいぐらいだ」
「えへへー♪ありがとう♪」
「今日は、俺が買ってあげるから、エシュテルもルナもどんどん持ってきてもいいぞ」
「試着室もあるので、どうぞ気軽に使ってください、お嬢さんたち」
おっさん店員がそういうと、神様とルナが服を選び、試着室へ走っていった。子供ぽくて可愛いなー。あっ、ルナは子供か。
――数分後。
ルナが俺のもとに来た。
「ユウスケさん ど、どうですか……?」
ルナは、恥ずかしそうに俺を見つめてきた。
ルナがもってきた服は、少し長めなクリーム色のセーターだ。普段は、魔法使いっぽいローブを着ている。それはそれで可愛いが、セーターが長いので、スカートの代わりになっている。
実にけしからん。ルナのきれいなふとももが出ており、凄く……エロいです……。
ロリセーター、実に素晴らしい!!!!べ、別に、舐めまわしたいとは思ってないからな
「物凄く可愛いよっ! 今すぐ買おうか、さぁ買おうか!」
「ふぇぇ……。今のユウスケさん、少し変ですよ……? あっ、でも、褒めてくれて嬉しいです!」
ルナは、恥ずかしそうにいい、小さくガッツポーズをしていた。
俺は、その行動を見逃さなかった。めっちゃ可愛いな。
そして、ルナはとっとと試着室に戻った。
◇
――時間が経ち。
神様とルナは、それぞれ十着を選び終わり買った。外は、夕暮れで暗くなり、二人は満足そうに外へ歩いていた。
そして、アメリアの家についた。目の前には、3mくらいあるであろう門があり、鉄柵が2m以上ある。門の外では、屋敷が見えない。どんだけ凄い貴族なんだよと思ってしまった。
この世界に、インターホンはない。じゃあ、どうやって門を開けるかって? 門のとこにベルのようなものが置いてある。これは、魔道具なのだろうか。俺は、ベルに触れてみる。
――チリン、チリン。
鈴音が鳴った。すると門の前に、この屋敷の執事だろうか老人が現れた。なんか忍者ぽい出現の仕方だな‥‥。
「えっと……――」
「よくぞお越しになられました。タナカ ユウスケでございますな? お嬢様がお待ちになってます」
すると、目の前の門が開き、俺たちは、アメリア家の領地へと足を踏み込んだ。
誤字・脱字あったらすみません。
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悪口はやめてね。作者は豆腐メンタルなので泣いちゃうから‥‥(´;ω;`)
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一月から学校が忙しくなるので投稿が遅くなります。申し訳ありません。




