神様に い ろ ん な ことを教えてもらいました。
俺たちは、神様の空間魔法『テレポーテーション』によって王都まで空間移動した。
今、俺たちがいるのは王都の中心に位置する広場にいた。
目の前には、噴水があり、人多く訪れていた。
「ひっろいなー。人多いなー」
「ユウスケさん、あっちに服売ってますよ!」
「お兄さん、お兄さん。あっちに美味しそうな物売ってるよ♪」
神様とルナは、俺の袖を引っ張てきた。
「俺、この世界の通貨もってないから買えないぞ」
「そういや、そうだったね」
「なぁ、エシュテル。俺、この世界こと知らないんだけど」
「あれ、教えてなかった?」
「魔法の種類しか教えてもらってないぞ」
「えへへー♪」
「後で、教えてくれ」
「後で?今じゃないの?」
「休めるところで聞きたいから、まずはお金を何とかしないと‥‥」
「お兄さんって、魔物の死体とか持ってる?」
「持ってるよ。格納にしまってある」
「だったら、冒険者ギルド行って魔物の死体を買い取って貰えば、お金がもらえるよ」
「冒険者ギルドってなに?」
「冒険者ギルドというのは、冒険者を運営するための組織だよ。冒険者になるのは、冒険者ギルドに入らないといけないんだよ」
「予想してた」
「とりあえず、冒険者ギルドに行こうか♪」
「おうよ」
「ルナやアメリアはどうする?」
「私もユウスケさんについていきます!」
「私は、一度家に帰りますね」
「そっか。気を付けて」
「はい!、ユウスケ様、また会えますか?」
「ああ。」
そう言い、俺たちはアメリアと別れた。
そして俺たちは、魔物を買い取って貰うため、冒険者ギルドに向かった。
◇
「ここが冒険者ギルドだよ」
そういい、神様は建物に向かって指を差した。
そこには、レンガで形成されている建物。
中に入ってみると、まるで居酒屋みたいにテーブルやイスが配置しており、冒険者らしき人たちがイスに座っており、飲食しながら冒険者同士で情報交換している。、奥にはカウンターがあり、掲示板もある。掲示板には、紙など張り付いている。たぶん、クエストであろう。
俺たちは、奥に行き。冒険者ギルドで働いているであろう女性に声をかけた。
「あのぉ~、すみません。冒険者登録したいのですけど‥‥」
「冒険者登録ですか?では、登録料で一人3000ロリになります」
「???」
……うん? ちょっと、聞き間違えたのかな?
「ですから、登録料3000ロリになります」
「…………」
聞き間違えじゃないみたいだな。何?3000ロリ?どういうことだ? 3000人の幼女を差し出せってことか? 俺、誘拐なんてできないよ?俺、ロリコンじゃないよ。
「お兄さん……。 たぶん、『ロリ』という通貨だと思うよ‥‥‥」
「なんで『ロリ』が通貨なんだよ」
「私も知らないよ!」
俺と神様は、耳元でヒソヒソ話をしていた。
神様も知らなかったのかよ……。自分の世界なんだから把握してなよ……。
「えっと……。その3000ロリというの持ってないです……」
「そ、そうなんですか?」
「あの……冒険者じゃなくても、魔物とか買い取りできませんか?」
「ええ、できますよ」
「そうなんですか!? では、魔物買い取っていただけますか?」
「かしこまりました。では、魔物をこちらに」
「あっ、はい」
そういい、俺は格納から、ジャンクウルフ三体、ミュウーテェイシャン・モンキー五体とレッドローグ・グリズリーの死体を取り出し、カウンターの上にのせた。
「っ!?」
「あのぉ~、どうかしましたか?」
「い、いえ。お預かりしますね」
カウンターの女性は驚いた様子で、魔物たちをカウンターの奥に運び出した。
「えっと、少し時間掛かると思うので、お好きな席で待っててくださいね。買い取りが終わりましたら、番号をお呼びしますね」
女性から、『1』と書かれた紙を渡された。
そして、俺たちはカウンターの真ん前のイスに座った。
「たぶん、長くなりそうだから、この間にこの世界のこと教えるね」
「お、おう」
「私もあまりこの世界知らないので、教えてもらってもいいですか?」
「うん、いいよ」
俺とルナは、神様にこの世界のことを教えてもらった。
まず、この世界にいる種族を教えてもらった。
大きく分けて七つの種族がいる。
人族……ほかの種族より能力が劣るが、適応能力は優れている。
エルフ族……長寿で魔法が優れているが、物理戦闘が苦手。
ダークエルフ族……長寿で物理戦闘が優れているが、魔法は苦手。
獣人族……運動神経がほかの種族より優れており、物理戦闘能力が高いが、魔法は苦手。
魔人族……長寿で魔法が優れている。
精霊族……体は魔力で構成されており、エルフ族や魔人族より魔法が優れている。
竜人族……ほかの種族より能力が優れている。だが、精霊族より魔法は劣る。
そして、この世界は七つの国が存在している。
王国、帝国、神国、魔国、獣王国、精霊国、天空国。
だが、それは神様が存在を把握している国で、ほかにもあるかもしれないと言っていた。
王国、帝国、神国は、主に人族が住んでいるが、他種族も住んでいる。
王国……王族が統べる国。
帝国……もっとも強きものが統べる国。
神国……神を崇め、司祭や巫女が統べる国。
魔国は、魔人族の王、魔王が統べる国。基本的に魔人族が住んでいる。
獣王国は、獣人族の王、獣王が統べる国。基本的に獣人族が住んでいる。
精霊国は、精霊族の王、精霊王が統べる国。基本的に精霊族が住んでいる。
天空国は、竜人族の王、竜王が統べる国。基本的に竜人族が住んでいる。天空国は、大地にはなく、雲の上にある浮遊島にある。
次に教えてもらったのは、スキルだ。
スキルには、スキルレベルというのがある。1~10まである。
固有スキルは、もっているものが少なく、固有スキルの種類は1つしかない。同じ固有スキルをもっているものはいないらしい。例外はある。例えば、俺とか。
神様から、いろんなことを教えてもらっていると、カウンターの女性から呼ばれた。魔物の買い取りが終わったのだろう。
「えっと、ジャンクウルフ三体で9000ロリ、ミュウーテェイシャン・モンキー五体で250000ロリ、レッドローグ・グリズリーで100000ロリで合計は440000ロリになります」
「あっ、はい」
俺は、結構な大金を受け取った。
これで、当分は困らない生活ができるな。まさかこんなすぐに大金が手に入るとは……。
「すごいですね!こんな魔物、めったに見ませんよ!お客様ってとても強いんですね!」
「あはは……。それはどうも……」
全部チートのおかげです。はい。
「では、冒険者登録お願いします」
「私もー♪」
「ユウスケさん、私も冒険者になりたいです!」
「しょうがないな‥‥‥。では、三人冒険者登録お願いします」
俺は、そう言いさっき手に入れたお金9000ロリを払った。
「かしこまりました。では、この紙に名前を記入してください」
「あっ、はい……」
俺、この国の文字知らないんだけど、どうしよう‥‥。神様ならなんとかしてくれるかな?
「任せて、お兄さん♪」
神様はそういい、三人の名前を紙に書いた。
「はい、これで大丈夫です。では、今から冒険者カードに名前を彫るので少々お待ちください」
「はい、わかりました」
――そして、数分後。
俺たちの名前が彫られたカードを渡された。
「このカードは、身分証明になりますのでなくさないでくださいね」
「分かりました」
そして、俺は冒険者カードを見た。
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名前: タナカ ユウスケ 冒険者ランク:F
種族:人間
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と書かれていた。
冒険者ランクとは、その冒険者の優秀差によって格付けされている。
上から、S、A、B、C、D、E、Fがある。
俺たちは、登録したばっかなのでFである。ランクが高ければ高いほど高難易度のクエストが受けられ、国や街、冒険者ギルドで優遇される。ほかにも、特典があるらしい。
これで、俺たちも冒険者になった。
次は、アメリアのとこへ行ってみるか。
誤字・脱字あったらすみません。
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悪口はやめてね。作者は豆腐メンタルなので泣いちゃうから‥‥(´;ω;`)
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