俺と少女の今後の在り方。
俺は、ルナをジャンクウルフから助けた後、ルナと一緒に今俺が野営地にしているとこまで向かった。
俺たちは、野営地に着き、《パペット》で簡易の椅子を二つ土で作った。それで、その椅子に座った。
「それで、ルナはこれからどうするんだ?」
俺は、《格納》を使い、二つのコップを取り出し、《ウォーター》でコップの中に水を入れた。
そして、ルナに問いかけすると同時にルナにコップを渡した。
「ありがとうございます。そうですね……」
ルナは、考えているようだ。
それも、そのはず、今は口減らしのために奴隷に落とされ、その奴隷商が盗賊に襲われている。
奴隷にするには、闇属性魔法 《コントラクト》が必要。 だが、ルナたちはまだ 《コントラクト》を使われていない。なので、まだ奴隷ではない。
今、村に戻ってもまた口減らしにあってしまう。
そして、ルナ自信が最も思っていることは、盗賊に捕まった、村の子供たちを救いたいと思う気持ち。
「私は、盗賊に捕まった、村の子供たちを救いたいですっ!」
「でも、私一人じゃ助けに行ってもすぐに捕まってしまいます……」
そして、ルナは俺の手を握り俺の顔を見て言い放った。
「どうかユウスケさん、私と一緒に盗賊から子供たちを救ってくれませんかっ!」
そこには、すごく強い意思を感じた。
「それが、ルナの一番やりたいことなのか?」
「はいっ!!!!!!」
「分かった、俺も手伝うよ」
と、俺は言いながら、ルナの頭を撫でた。
ルナは、嬉しかったのだろうか満面の笑みで喜んだ。
おぉ!自然といい雰囲気で女の子の頭を撫でてしまった。やべぇ……気持ちいい。
クセになりそう……。
ユウスケは、どんな場面でも欲望に忠実だった。
「それで、ルナは魔法とか使えるのか?」
「はい。 魔法使えますよ」
「んじゃ、ちょっと見せて」
「???」
俺は、まだルナの頭を撫でていた。
《鑑定》
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名前: ルーナ=サンチェス Lv 8
種族:人間
HP 330/330
MP 490/490
STR 170
VIT 90
INT 250
MEN 250
AGI 90
TEC 90
LUK 50
<スキル>
《火属性魔法 Lv:1》《水属性魔法 Lv:1》《風属性魔法 Lv:2》
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う~ん、やはりこの世界のステータスの基準がわからない。
このステータスで高いのか低いのかわからん。
このステータスを見ると、ルナは魔法使いに適性があるみたい。うん、かわいい。
「ねぇ、ルナ?」
「はい、なんでしょうかユウスケさん?」
「ルナのステータスって、高いのか?」
「えーっと、たぶん高いと思います。 お母さんが言うには、『ルナは天才だわぁ~!、まだLv10もいってないのに、100超えてるステータスがあるわ! ルナは絶対、将来が有望な魔法師になるわぁ~♪』と言ってました」
なるほど、この世界のステータスの基準がこれだったら、やばいな。あの猿が災害級と認定されるのもおかしくない。
とうとう、俺の時代がきたんじゃねぇか?だって、俺はLv1から全てのステータスが100だったから。 チート無双展開キタコレ!
「そうなのか、だったらなんで将来有望なルナが口減らしにあうんだ?」
「一番貧しかったですし、お、お母さんは口減らしを反対したらしいですけど。村の決定で……」
「そっか……だったら、その村に見返してやろうぜ!ルナを口減らしにしたことを後悔させてやろうぜ」
「できるんでしょうか?」
「ああ!、まずは盗賊に捕まった子供たちを助けなきゃな」
「はいっ!」
俺は、盗賊を狩りに準備し、野営に使っていた道具を 《格納》を使ってしまった。
俺は、ルナの手を握り森の出口まで走った。
誤字・脱字あったらすみません。
ルナちゃんほしいです。
神様「今回の、鑑定タイムのお時間だよ♪」
ユウスケ「え‥‥?なにそれ?」
神様「これは、今まで鑑定してなかったものを《鑑定》を使って、その説明をするコーナーだよ、お兄さん♪」
ユウスケ「なんで、急に神様が出てくるんだよ」
神様「だって、私の出番が来ないんだもん。それに、新しい女の子が出てきてお兄さんが相手してくれないだもん」
ぷくーっと神様は頬を膨らました。
神様「それじゃあ、いってみよう!今回の鑑定は、じゃじゃん! 《コントラクト》!」
神様「では、鑑定先生お願いします」
鑑定先生「おまかせください」
キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!
神様「うるさいよ、お兄さん‥‥」
ユウスケ「ごめんなさい。鑑定さんがしゃべったもので取り乱してしまった」
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魔法 《コントラクタ》
・闇属性魔法
・契約で縛る魔法
・使用魔力 200
・基本は、合意で契約するが、魔力を倍にすると強引に契約することができる。だが、条件を加えることにより使用魔力を半分に抑えることができる。
・強引に契約を結ぶ場合、自分よりLvが低くなければ失敗する。
・奴隷にする場合、強引で契約することが多い。
・効果は、術者が契約を解除するかまたは、条件付きでだと条件を達成したとき解除される。
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神様「お兄さん、こんな魔法を覚えても変なことに使わないでね‥‥」
ユウスケ「うっ‥‥」




