火炎
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俺が王城に侵入しようと扉を開けようとしたとき、遠距離から炎帝の攻撃により邪魔をされた。
ここで戦うにも残ってる魔力が少ない。
だが、ここぞという時にアイテムバッグに魔力ポーションが一つが入ってる。
炎帝が腕をこちらに向けていて、構えている。
仕方がないここで俺が炎帝を止めないといけない流れか。
俺以外の待機してた奴らに奪還を任せて、一つの帝を食い止める覚悟をしないと……。
「炎帝、俺にだけ構ってていいのか?俺の仲間達はこの王城に侵入しようと動いてるぞ」
「あぁ、先程の連絡で俺以外の四帝達がほかの対処に向かっている」
「……それは絶望的な状況だな」
「そうだな。だったら、大人しく捕まりな」
「捕まった方が最悪だ。どうせ、お前たちみたいに埋め込まれそうだからな」
「否定はしないが、こっちの使命を遂行しないと俺自身が恐怖によって支配されてしまう」
炎帝の声は震えていて、自分の拳を強く握っていてこちらにも恐怖心が伝わってくる。
このままだと確定で帝と戦うことになる。
ここで戦闘をして魔力を使うのは惜しい。
もう一回炎帝をこちらに引き込めるか試すか。
「お前は正義感のある男と聞いたんだが、本当に協力してくれないのか?」
「二度も言わせるな。もう今の俺にはどうすることもできない。誰かを救うよりも自分の命のほうが大事だと思うのが当然だろ……?」
クソッ、これはもう無理だ。
恐怖心に囚われている。
今まで正義感が強かった者が反転すると、こうなるんだな。
今度から精神干渉を防ぐ魔道具を身に着けないといけないな。
「うっ……」
突如、目の前にいた炎帝が頭を抱えながら蹲っていた。
「わ、分かった! ちゃんと使命は果たす!」
大声を上げたと思った途端、涙を流しながら再びこちらに腕を向けてくる。
「《炎銃弾》!」
彼の腕から出た火の弾は6発ほど連続で放ってくる。
その攻撃は思ったより速度が速く、今回避しようと動いても避けることはできなさそうだ。
「くっ……。《身体強化》」
防御魔法を張ろうとしても、余計な魔力消費が痛いので一瞬だけ《身体強化》をして一時的に魔力を増やし、増えた魔力によって防ぐ。
一瞬の防御でそこまで痛みがないが、攻撃を防ぐことにより視界が悪くなった状態の隙を見てこちらに近づく。
「《溶岩拳》」
彼の右手に纏っていた魔力が赤黒く染まり熱を発する。
これでは身体強化程度で防ぐことはできない。
右手に触れただけで大ダメージは確実。
「本当に火属性魔法は厄介だな! 《バインド》」
地面から紐状の魔力が炎帝の右手と右足に絡みつき、動きを封じる。
「《焼却》」
「――っ!?」
彼を中心に炎が周りを渦巻くように燃やす。
その炎の範囲が広く、攻撃が直撃してしまう。
強烈な火風により後ろに吹っ飛ばされ、足が痛み服が焦げ落ちてる部分もある。
比較的に遠距離攻撃のほうが威力が低いので、足の痛みを耐えながら炎帝から距離を空ける。
アイテムバッグから治癒ポーションを取り出し一気に飲み干す。
そのおかげで、徐々に足の痛みが引き普通に動かせるようになった。
そして、丁度回復したとこでバインドの紐が切れた。
「やっぱ炎帝ってやべぇわ……。軽く死ねるぞ、これ」
近距離は高威力の魔法に遠距離はそこそこの威力で防御が必須。
どう足掻いても魔力を消費しないといけないのが辛いぞ……。
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