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森の奥へと進み出した。

 神様は、自分の目の前にウィンドウを出し、ユウスケの勇姿を見ていた。


「ふふっ♪お兄さん。すっごいなぁー♪どんどんと成長してるよ♪」


 結界の中で、切株に座り、両足をパタパタと振りながら無邪気に笑う神様の姿。

 

「この一か月で、どれくらい成長するのか楽しみだなぁー♪」


「もっと強くなってね、お兄さん♪ ふふっ♪」



































――あの戦闘があった、一週間後。


 俺の下には、いくつかの死体が転がっていた。


「今日のご飯はなぁにかな♪狼?それとも、豚?」


 俺は、レベル上がって以降、周辺の魔物を楽に倒せるようになっていた。

まぁ、森の奥には行ってないんだけど。


「今日は、豚にしようか。」


 俺は、下に転がってるオークの死体を掴み、手足を切り落とした。


「《ドール》」


 魔法を使い、土を盛りテーブルやイス、調理具を作り、木を皿に加工した。

 土で作った鍋にオークの足をいれた。


「《ウォーター》、《ブレイズ》」


 《ウォーター》で鍋に水を入れ、《ブレイズ》で火をつけ、オークの足を煮た。


「しっかし毎日、肉を煮て食うとか飽きるなぁー、調理できないとサバイバルとか辛いな。せめて、調味料さえあれば何とかなるのに」


 俺は、十分に煮たオークの足を食らいついた。

 味は、まずい。だが、生き抜くためにたんぱく質を補充する。あぁ~せめて塩がほしい。














 オークを食べ終わり、ふと思ったことを口にした。


「今の俺って、どのくらい強くなっているんだろ?あれから、生きることで必死だったからステータス見てないや。」


(ステータス)


----------------------------------------


名前: タナカ ユウスケ Lv 21


種族:人間


HP 3000/3000

MP 2500/2500


STR 1300

VIT 1300

INT 1950

MEN 1950

AGI 1300

TEC 1300

LUK 1300


<スキル>


《身体強化 Lv:4》《火属性魔法 Lv:3》《水属性魔法 Lv:3》

《土属性魔法 Lv:1》《風属性魔法 Lv:1》《光属性魔法 Lv:2》

《闇属性魔法 Lv:1》《無属性魔法 Lv:1》《空間魔法 Lv:1》

《時間魔法 Lv:1》


<固有スキル>


《鑑定 Lv:-》《スキルコピー Lv:-》《急成長 Lv:-》

《魔法適正 Lv:-》


--------------------------------------------


 おぉ!レベル15も上がってる。 スキルのレベルも上がっていたな。


「この辺でのレベル上げだと効率が悪くなってきたな‥‥。今日からは少し奥でレベル上げするか。この修行で最低でも50はいきたいな。」


「飯も食ったことだし、レベ上げのために森の奥行くことにしましょうかな」


 俺は、立ち上がり鉄の剣を握り、森の奥へと歩き出した。












 移動中に魔物に遭遇してしまった。

 おいおい、こんなやついるのか……。これって、森の主とか何かか?怖ぇよ。


 目の前には、身長3mの大型猿の魔物が映ってた。

 


《鑑定》


----------------------------------------------


ミュウーテェイシャン・モンキー Lv54


HP 2000/2000

MP 0/0


STR 800

VIT 400

INT 0

MEN 400

AGI 1000

TEC 500

LUK 500


・クイック・モンキーが突然変異した魔物。クイック・モンキーより素早く、力強い。

・災害級クラスに認定されている。


-------------------------------------------


 能力値が高いな。説明欄にクイック・モンキーとか災害級とか知らないんですけど。この世界では、知ってて当然なのか?。


 と、余所見していたらミュウーテェイシャン・モンキーが襲ってきた。

ミュウーテェイシャン・モンキーは、俺に目掛けて拳を振り落としてきた。


「っ!?」


 その威力は、地面に小さなクレーターができ、衝撃波が発生した。

 おいおい、まじかよ。俺が戦ってきた魔物なかで一番強いんですけど……。

 ミュウーテェイシャン・モンキーは、木を使いアクロバティックに移動しながら、俺を錯乱してきた。


「クソっ! めんどくせぇ!《ウィンド》!」


 俺は、風属性魔法で風を起こしミュウーテェイシャン・モンキーの動きを止めようとしたが、それを嘲笑うかのように、俺に殴りかかってきた。


「くっ……」


 俺は、《身体強化》を使いながら、腕で防御した。だが、その威力での攻撃は防御してても痛いだが、耐えられる。

 次々と攻撃してくるミュウーテェイシャン・モンキーを俺は腕や足で防御しつつ、動きを観察していた。いくら、ステータスでは勝ってはいても、この地形ではいかせずにいたので、まだ速さというのには慣れてはいなかった。


「やっと、その速さに慣れてきたよ。」


 俺は、やっとミュウーテェイシャン・モンキーの動きを見れるようになった。

 次の攻撃で仕留めてやる!


 ミュウーテェイシャン・モンキーは、俺の横にある木から飛び出し、そのまま拳を振り落としてきた。


「そこだぁー!《ブラスト》っ!」


 ミュウーテェイシャン・モンキーは、俺の風属性魔法の爆風をもろに受け、吹き飛び木に叩き付けた。


「ウギャー……」


 俺は、このチャンスを見逃さない。俺は、とどめを刺そうと剣を振り下ろした。

――ズシャ。


 ミュウーテェイシャン・モンキーの首を切り落とした。


「まったく、手こずらせやがって」


 俺は、ミュウーテェイシャン・モンキーの死体から立ち去ろうとしたが、気配を感じた。

そこには、無数のミュウーテェイシャン・モンキーがいた。さっきの爆風で気づき、こっちにやってきたのだろう。


「おいおい、まじかよ……」




誤字、脱字あったらすみません。

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あぁー、ラブコメ成分がたーりーなーいー。

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↓とあるVRMMOの廃課金ネカマプレイヤーが突如異世界転移して、異世界で自分のキャラを愛でる無双物語

ネカマおじさん、異世界TSする。 ~異世界で無双したい!~

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