表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕の勇者日記  作者: 暖炉の灰猫
1/1

プロローグ 断章1

~プロローグ~


決戦前夜の憂鬱

てゆうか直前!ちょくの断章



10人以上にもなる一団は禍々しい大きな扉の前で立ち止まると先頭の一人が息を飲み、しゃべりだした。


「やっとここまできました、やっと魔王です。これで世界に平和が訪れます。皆さん!ガンバりましょう!」


すると赤みがかった黒髪で、長身の青年が、口を開いた

「…………って言ってもなぁ!一回闘って負け

てるからな、今度はしくじるなよソード!」

「は!ハイ!ハルさん!」少し怯えながら言うとそばにいた少女が


「パパ!!そんなこと言っちゃあダメだよ!ソードちゃんさんは女の子なんだよ!」


それを最後まで聞かずにチャラそうな風貌の男が

「そうだよ!ハルさんよぉ~オレ達ゼエインで負けたんだぜ!ソレにそれフラグだゼ!」


「あぁん」


それを皮切りにそのチャラい男とハルの言い合いが始まりソードが止めに入る。


仲間達は止める事もない、どうやらいつものことのようだ。

となりではさっきのハルの娘と思われる少女と女性が会話をしている。


「メア!ソードが女の子なのは秘密でしょ!あとその喋り方いつも注意してるでしょ!?」


「あ!うん!そうだった勇者が、女の子じゃあダメ?なんだっけ!うん!ヒミツにする!してた!」


それを聞きため息まじりに


「はぁ~最近いいかげんな所がパパに似てきたわね!」


「そんな事ないよ。しっかり者のママ似だよ」



っとまるで、ラスボス戦の前とは思えない会話をし始めそれに釣られてか他の物もザワザワと話しを始め出した。


こちらでは


侍、然とした三十代ぐらいの和服男・ダルそうにタバコを吸っている赤いパーカーにネクタイの男・気品を感じさせる女性が、大人の余裕で落ち着いた様子でやれやれと言わんばかりに。


その斜め横では


学校から直行してきた様な女子高生?の女性とヒゲを生やした二十代後半ぐらいの男性が作戦会議をしているようだ。


集団から少し離れた後ろの方では


大剣にラフな格好の金髪の青年と長髪にマフラー、キャップ帽子の女性が会話をしていたが、痺れを切らしたのか、少し大きなめの声で。


「ねぇ!ソード!扉の内ではシロが、魔王を引き留めてくれてるんじゃあ!ないのかい?」


「あぁ!そうだな!サクラのあ!」

そこでとなりのキャップ帽子の女性が睨む。


「悪い、ゼロヨンの言う通りだ!」

っと言い直し金髪の男は続ける


「ホワイトドラゴンとはいえシロ1人、1匹?まぁいいや彼女だけってのはよくないべ!」


そぉ言われて思い出したのかケンカの仲裁をやめ1つ、咳をしてからソードは


「そうでした!スミマセン、頑張ってくれているシロさんのためにも今すぐいきましょう」


すると皆、各々が返事をするなり頷くなりして戦闘の準備、剣など武器を鞘から出し手に持って心構えをしている者もいれば


「こんな時にケンカなんかして~」と娘と妻に怒られている者


「全くココの仲間はすぐ、これなんだから緊張感のない」と飽きれる者


全員の準備が、終わったの確認した勇者ソードは一呼吸してから歩きだす、おそらく故郷の家族の事を思い出したのだろう。



皆の緊張感が完全に戻り出し頃だろうかソードと仲間達は大きなトビラを開け魔王の待つフロアへと足を運び始める





これから今!まさに!今までの長かった大冒険が終止符を迎えようとしている。



魔王の弱点とは?


大魔王はいるのか?


おばあちゃんの奇妙な言葉とは?


納豆は本当に腐っているのか?


すべての謎が明らかにナル。

こうご期待!ください!







まぁぶっちゃけ!

第1話はソードが勇者になる所から始まります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ