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104 「驚くべきことが立て続けにおこる」

彼女は、アリスがロケットランチャーを発射するのを傍らで見届けた。

爆煙が、ロケットランチャーの後方から噴出し、轟音が彼女の脳を揺さぶる。

彼女は目眩を感じながら、炎の矢と化したロケット弾が、見事に巨人へ命中するのを見た。

ロケットランチャーのことなど彼女はあまり知らないが、巨人までの距離はおそらく有効射程を大きくこえた距離があったはずだ。

それを命中させる技術は、驚くべきものだと思う。

アリスは、ランチャーを捨て、アサルトライフルを手に立ち上がる。


「行こうか、カワイコちゃんのところへ」


アリスと彼女は、丘を下り浜辺へと向かう。

彼女は、驚くべきものを見る。

金色に輝く、古代ローマ風の戦車が、空を舞っていた。

そしてそれが、姿を消し、また出現する。

一体何がおこっているのか、彼女には理解できない。

アリスと彼女は、女子高の制服を着た少女のところへと、急ぐ。

彼女たちがたどり着いた時に、少女が倒れていた。

彼女は、その倒れた少女を見て、悲鳴をあげる。


「理図!?」


その後さらに、驚くべきことが立て続けにおこる。

もうひとり、女子高生が出現した。

彼女は、息をのむ。

その男装の少女は、理沙であった。

倒れている理図の前に、理沙が立っている。

そして、巨大な鋏をかまえている、深紅のドレスを着た少女が出現した。

彼女の思考は、ほとんど麻痺してしまう。


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