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運命の―――!?  作者: 夢奈 姫々
1学期
8/39

5話 夏休みにて

『では、皆、明日から夏休みだからってはしゃぎ過ぎないように。以上、解散』


皆さん、お久しぶりです。

ついに、明日から、夏休み!!

今までは、夏休み=引き籠るだったんですが、今年の夏は、夏休み=遊ぶなんです!!

え?予定があるのかですか?

もちろんですよ!!

なんと、冬斗くんと一緒に夏祭りに行くことになりました!!

ちなみに、秋良くんは部活の合宿で行けませんでした。

残念…来年は一緒に行けたら良いな~



こんな事を考えてると、冬斗くんが話しかけてきました。


「ゆうり、お願いがあるんだけど…」


「お願いってなんですか?」


「夏祭りのことなんだけど、浴衣を着てきてほしいんだよ。」


「なぜですか?」


「それは…」


「それは?」


「どうせなら、ゆうりの浴衣姿が見てみたいなと思って。それに、めっちゃ似合いそうだし…」


「良いですよ、似合ってるどうかはわかりませんが…]


「ホント!!よかった~ありがとう!!じゃ、夏祭りの日にね、バイバイ」


「どういたしまして」


あれ!?もう行っちゃった。

なんで、あんなに喜んでいるのだろう?




ー夏祭りー


ついに、この日が来ました!!

楽しみすぎて、昨日の夜はあまり寝れませんでした…

あと、ちゃんと、約束通りに浴衣を着て来ました。

私が、浴衣を着ていくと言ったとき、真っ先にお母さんが乗り気なって浴衣を買いに連れて行ってくれました。


そうこうしてる内に、冬斗くんがやって来ました。


「ゴメン、待った?」


「いえいえ、さっき来たところです。」


「良かった~」


「あ、浴衣、どうですか?私、変じゃないですか?」


「全然、変じゃないよ、ていうかとっても似合ってるよ!!」


「ありがとう!!」


冬斗くんから、お褒めの言葉をいただきました!!

お母さん、慎重に選んだ甲斐がありましたよ。


「じゃあ、そろそろ行こう!!」


「はい!」





わ~たくさんの屋台が並んでますねー

実は私、お祭りに行くのは今日が、初なんです!!

フルーツ飴に金魚すくい、あ、ヨーヨーすくいもありますよ!!

何をしようか迷いますね~



「で、どこから行く?」


「そうですね…あ、あそこへ行きましょう!!」


「しゃ、射的!?」


「そうです、射的です!!」


とっても、面白そうですよね!!

実は、前々からやってみたいと思ってたんですよ。

なので、今日こそ夢を叶えなければ!!


「じゃあ、どっちが先にする?」


「もちろん、冬斗くんで。お見本を見せてください!!」


「じゃあ、やるよ!」


『バンッ』


「すごいですね~あんな小さいお菓子を撃ち抜くなんて!!」


「ありがと。次は、ゆうりの番だよ!」


「なんか、緊張しますね~」


『バンッ』


『ボトッ』


な、なんと、クマのぬいぐるみが落ちました!!

やりました!


「・・・」


あ、あれ!?

なんか、冬斗くんの様子が…


「ゆうり…絶対に、この戦い、勝手見せる!!」


え!?

冬斗くん…私がクマのぬいぐるみを落としたのが、よっぽど悔しかったんですね…


「良いですよ、受けて立ちます!!」


「手加減は、無しだからな!」


「もちろんです!!」






「楽しかったですね!!」


「ああ」


射的の結果は、3対2で私が勝ちました!!

冬斗くん、めっちゃ悔しがってました。

意外と負けず嫌いなんですね~


「来年は、秋良くんも一緒に行きましょうね」


「そうだね」



と言うことで、夏祭りをとっても、楽しみました~

今回のことで、冬斗くんは負けず嫌いなことが分かりました。

他にも、夏休みを満喫したいと思います。

では、また、夏休みが明けたら会いましょう。





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