28話 結果はやはり・・・
『・・・』
やってしまいました。まあ、想像はついてましたよ。そりゃ、フラグを立てた気がしましたからね。それにしても、これはヒドイですよ。
あ、私の状況を言ってませんでしたね。お話します。簡潔に言いますと、決闘に負けました。相手が最強すぎたんです。あの方、今回のテストの結果が満点だったんですよ。千夏ちゃんの点数がいつも通りの点数だったら、勝てたのに…
「あ、ゆうりちゃん!聞いたよ、千夏ちゃんに決闘を申し込んだらしいね」
「秋良くん、お久しぶりです。そうなんですが…惨敗です」
「すっごい落ち込んでるね。でも、相手が悪かったよね。まさか、満点を取る人がいるとは思わなかったよ」
「天才すぎますよね…」
「あ、そういえば、冬斗が教室の隅で落ち込んでるよ。気持ち悪いから何とかしてね!じゃあね」
それ、親友に言う言葉ですか!?ヒドイですよ。秋良くんは、千夏ちゃんと違って天然だから、よけいに深く刺さりそうですね。って、それよりも、冬斗くんは何故、落ち込んでるでしょうか?
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『ガラガラ』
・・・本当に落ち込んでますねー。そういえば、いつの間にか私は、冬斗くんの復活させ隊に入隊してるようですよ。何故でしょうねー。
では、とりあえず、話しかけなくては!
「冬斗くん、今回はどうしたんですか?」
「俺は、バカだ。これじゃ……に勝てない…」
ええと、よく解りませんが、誰かと何かで戦って、負けたようですね。さすが、負けず嫌い!!としか言えませんね。私も、負けましたが、立ち直りましたのに…まあ、千夏ちゃんの願い事が恐怖ですが。
「安心してください!!私も負けましたから、仲間はいますよ!くよくよしないで、立ち直ってください!!じゃないと、カッコ悪いですよ!!」
「そうだよね!!一回、負けただけだし、大丈夫だよね!!」
あ、今回は、簡単に立ち直りましたね。また、前回みたいになったら大変ですし、良かった~
『ガラガラ』―キンコーンーカーンコーン(以下略)―
「はあ~疲れた~」
あ、千夏ちゃんが来ました。いつも通り、遅刻寸前ですね~
って、そんな場合じゃないんでした…どんな、お願いなんでしょうか?
「千夏ちゃん、おはようございます!負けてしまったので、願い事を言ってください」
「何の事?あ、私が決闘に勝ったのか。うーん、溜まってたストレスはさっき発散したし、欲しいものはないしなー」
え!?今、何か、不気味なワードが聞こえたような気がしましたが、気のせい……では、ありませんね。って、千夏ちゃんが、運良くストレス発散してくれなければ、私は今頃…
「アレ?千夏って、ストレスを溜めることがあるんだ~」
「失礼な!それくらいあるよ。てか、あのアホ共に会わなければ、矛先は冬斗に向かってたのにね、あー残念」
「はあ~何でだよ!って、アホ共に何をしたんだよ!?」
「え!?脅されたから、ちょっと殴ったり、ちょっと罵倒しただけだよ(ニコッ)」
「絶対にちょっとじゃないだろ!!」
激しく同意です!!今の顔は、絶対に半殺しにしたって言う顔でしたよ!!何のストレスで、そこまで…
「ああ、それは、テスト勉強による、睡眠不足によって発生したストレスだよ」
「…まさか、読んじゃいました?」
「もちろん。顔に書いてあるからね!!」
やってしまいました。
最近は、考えてることを顔に書いてしまうことも無くなって、癖が直った!と思ってましたのに・・・
「あ、そうそう。決闘での件は、保留ね」
「そうですか。千夏ちゃん、ちゃんと、現実的に考えてくださいよ!」
「分かってるよ」
本当に分かってるのかは疑問ですが、とりあえず、信じるとしましょう!




