24話 文化祭その2 色々と疲れました…
ホントのホントにごめんなさい。そして、いきなり謝ってごめんなさい。謝ってばかりでホントにごめんなさい。あ、また、謝ってごめんなさい。あっ・・・
「ゆ、ゆうり、大丈夫…?」
「えっ、ご、ごめんなさい」
「へっ!?何で謝るの?」
「そ、それは…」
えっと、何をしたのでしたっけ?えっ?んん??
「ゆうり、緊張してるの?」
「何をですか?」
「あ、違うのか…って、今日、本番なのに緊張しないの!?」
「…あ、劇ですか?特にしないですけど…」
「良いな~俺なんか、緊張するし、今もこんな恰好させられて恥ずかしくてしょうがないよ」
あ、そうでしたね。現在、私たちは、着物を着てお店を周ってるんでした。着物と冬斗くん効果で注目を浴びてますねうわー初めて気づきましたーとっても、恥ずかしいです。
「あ、それで、何で謝ったの?」
「…何でしたっけ?」
うん、本当に忘れてしまいました。私って、若年性アルツハイマー病?
「いや~俺に言われても、知らないよ」
「やっぱり、そうですよね~」
アハハハハ、これは、シャレになりませんね~今度、病院に行ってみます。
「ねえ、今日のゆうりは、いつも少々、いや、だいぶおかしいけど、一段とおかしいよ」
「何か、貶されたような気しかしないんですが…いつもと変わらないはずですよ!!」
「そうかな…あ、それで、次はどこに行く?」
「えっ、次ですか?そうですね~」
あ、そうでしたね。私たちは注目を浴びながら、学校をぶらぶらしてましたね。・・・あっ、思い出しました。何故、先ほど、謝っていたのかを…
・・・ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
「…何か悩んでるようだけど、たぶん無意味だよ。だから、今日は思いっきり楽しもう!!」
で、でも、冬斗くんに迷惑かけてますよ。気にしてないのでしょうか??
「よく分かんないけど、ゆうりって考えすぎな所があるから、きっと、重要な事じゃないよ」
冬斗くんがそう言うのなら…
「そうかもしれませんね」
「じゃあ、あそこに行こう!!」
「へっ!?」
満面の笑顔で指差した方向の先にあったのは、『腕相撲大会の館』と書いてある店でした…たぶんこれは、その名の通りに腕相撲大会をする所ですね。
「良いですけど、腕相撲大会するんですか?」
「もちろん!!」
あ、これは、負けず嫌いのスイッチがオンになりましたね。なんだか最近、スイッチのシステムが分かってきました。それにしても、冬斗くんが異常にウキウキしてます…
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「もう一回!!」
「ふ、冬斗くん、まだやるんですか…もう嫌です…」
「ガーン」
いや、あからさまにガッカリしないでください…もう疲れたので、どんなにお願いされても嫌ですよ。それに、50回もしたんですよ。たかが、腕相撲であんなに熱くなるってスゴイですね。確かに、女子に負けるのは屈辱だったのかもしれませんが…
「…何で強いんだよ……のに」
「何か、言いました?」
「いや…」
何故か、もの凄く落ち込んでますが、ほっとけばなおりますよね…いざとなったら千夏ちゃんを呼べば良いですよね?




