20話 文化祭の時期ですね~
「え!?もうすぐ、文化祭ですか!!」
「そうだけど…」
もう、こんな時期だったんですね。
文化祭のことなんて、すっかり忘れてました。
でも、文化祭ですか~すっごく、ザ・青春って感じがしますよね。
この学校は少し変わっていて、学年で出し物のジャンルは決められていて、1年は演劇なんです。
なので、今年は裏方に徹しようと思います!!
「…役は、春岡さんに決定しました。」
『パチパチパチ』
え?今、何て言いました!?
全然、話を聞いてなかったので、状況がいまいち分りません!!
とりあえず、私は何かの役に決定してしまったみたいです…
てか、何の演目か分らないんですが、何で、黒板に何も書いてないんですか!!
よし、ここは隣の席ですし冬斗くんに聞いてみることにします。
「冬斗くん、えっと、私は何のお話の何の役になったですか?」
「ゆうり、聞いてなかったの!?竹取物語のかぐや姫だよ!」
えっと、つまりは主役ってことですね。
よし、ここはひとまず現実逃避をしましょう!!
「・・・フフフッ」
「ゆ、ゆうり!?」
「わあ、今日の夕食はパスタですか~え?デザートは、ケーキ?やった~!」
「ゆ、ゆうりが壊れた…」
「もう、こんなに食べれないって言ってるじゃないですか~」
「もう、駄目だ…千夏、起きろ!ゆうりが壊れた」
「…ん?ゆうりが壊れたのか、じゃあ、保健室に連れて行くよ」
「え!?あっ、気絶した!!」
「じゃあ、決まり!先生、春岡さんが気絶したので藤堂Aと保健室に運びに行ってきます!!」
「りょうかーい」
「先生、軽すぎです!!千夏、言っておくがお前は寝れないからな!!」
「え~」
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・・・えっと~私は何故、ベッドの上にいるのでしょうか?これは見覚えがあるので、多分、これは保健室のベッドですね。確か、劇で主役だったので、現実逃避をして…あっ、私は現実逃避の末に気絶でもしたんですね!!
うん・・・もう一回、現実逃避しときますか。
『・・・バタッ』
ゆうりはこの後、3回ほどこれを繰り返すのであった…




