18話 冬斗くんのお家へ行ってきまーす
皆様、おはようございます。前回から、一夜明けてすっかり復活したので調査を再開したいと思います。今回は、お互いの気持ちは判ったことですし、どれくらいの仲なのかを調査したいと思います!!
あ、千夏ちゃんが来ました!!なので、調査開始です!!
「千夏ちゃん、おはようございます!!」
「おはよう。今日は、妙にテンションが高いね~何か良いことあったの?それとも、まだ熱があるの?」
「大丈夫ですよ。もう、元気いっぱいです!!」
「そ、そう」
と、そこで、冬斗くんと秋良くんがこっちに来ました。
これは、チャンスです!
「二人ともおはようございます!!」
「「おはよう」」
「ゆうりちゃん、朝からテンション高いね!!」
「それ、千夏ちゃんと同じこと言われました!」
「ハハハ」
つ、ついに、千夏ちゃんが冬斗くんに話しかけました。
なぜか、こっちが緊張します!!
「冬斗の家にあのバカはいる?」
「そうだよ」
???…どうゆう事でしょうか?まったく、話が分かりません。
「やっぱりか。じゃあ、今日、捕獲しに家に行くよ。」
えっ!!冬斗くんの家に行くのですか!?
つまり、お家デートですね。
なんという大胆な!!
「ゆうり、何、驚いてるの?別に、やましいことなんて無いよ。ただ、捕獲しに行くだけだから」
「捕獲しに行くだけ??」
「そう、それだけ」
「そう、それだけって、どうゆうことですか!?」
「つまり、家出した弟を捕まえに行くだけ」
「えっ!?千夏ちゃん、弟がいたんですか!!」
「あれ、言ってなかった?」
「初耳ですよ!!てゆうか、家出って…」
「そう、バカだから、母さんに怒られて家出したの」
「…それだけですか!?」
「うん、そう」
つまり、千夏ちゃんの弟さんは、口喧嘩が弱いようですね。
千夏ちゃんは、どの喧嘩でも強いのに…
「あ、そうだ。ゆうりも一緒に行く?」
「で、でも、迷惑なんじゃ…」
それに、せっかくのお家デートを邪魔するのは…
冬斗くんも、二人きりの時間を邪魔されたくないですよね?
「全然、良いよ。そういえば、秋良も部活休みだから行けるよね!?」
「行けるよ!」
「じゃあ、決まりだね!!」
ええっと、とんとん拍子に事が進んでしまってますが、デートはしないんですか!?
お二人とも、ホントに良いんですか!?
ー放課後ー
「ここが、俺ん家」
ということで結局、予定通りにみんなで冬斗くんの家に行くことになりました。
ホントにデートはいいんですか!?
「フフッ。あの愚弟はどこにいるのかな~」
千夏ちゃん、顔が怖いですよ!!
どうやら、千夏ちゃんは本当に弟さんの捕獲のために来たんですね…
『ガラガラ』
「母さん、ただいま~」
「お帰りなさーい。あら、お友達もつれてきたの?」
「初めまして、三条秋良です」
あっ、先を越されてしまいました。
私も、急いでしなければ!!
「わ、私は、春岡ゆうりです。よろしくお願いします。」
「秋良くんとゆうりちゃんね~こちらこそよろしくね」
「あっ、叔母さん、お邪魔してまーす」
ち、千夏ちゃん、自分の家のようにリラックスしてますね…
ス、スゴイ…
「あ、そうだ、愚弟はどこかな~」
「それなら、さっき、裏庭から走ってどこかに行っちゃったわよ。」
『ダダダッ』
・・・千夏ちゃんが、光のように速く走っていきました。
さすが、現代のアタランテ!!
「あ、ヤバい」
「「えっ!?」」
「冬斗くん、何故、『ヤバい』んですか?」
「あの姉弟は揃って、方向音痴なんだよ…」
それは、ヤバいですね~
てことは、今頃、二人で道に迷ってるかもしれないんですね。
追いかけなくては!!
「あ、じゃあ、俺が探してくるよ」
秋良くんが、自ら名乗り上げてくれました。
でも、みんなで探せばいいんじゃ…
『ダッダッダッ』
・・・行ってしまいました。
手遅れでした。
「じゃ、私たちも探しますか」
「いや、行かなくていいと思う。だから、このままゆっくりしてってよ!」
「で、でも、悪いですよ~」
「良いんだよ!!」
「そういうことなら、お言葉に甘えて…」
ということで、秋良くんが探してる間、ゆっくりさせてもらう事にしました。
追伸:30分後、無事に秋良くんに連れられ、藤堂姉弟は戻ってきました。




