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運命の―――!?  作者: 夢奈 姫々
2学期
21/39

17話 春岡探偵は調査しました。

皆様、こんにちは。今回は、予告通りに冬斗くんを調査したいと思います。レッツゴー!!


~登校~


 冬斗くんの朝は早いようで毎朝5時に起きてるらしく、そのためか、登校するのも早いんです。前までは、朝にランニングしてたらしいので、登校は早くなかったですが。なので、今日はいつもより早く登校しました。


『ガラガラ』


 席で一人、本を読んでると、ついにやって来ました。


「あ、ゆうり、おはよう。いつもより来るのが早いね。」


「そ、それは、ええと…早起きは三文の徳と言うので試してみました。」


少々、無理がある言い訳ですが、一応、理屈は通ってる(!?)ので一安心です。

そして、今は冬斗くんと二人きりです。

なので、千夏ちゃんのことをどう思ってるか聞きたいと思います!!


「冬斗くん、突然ですが千夏ちゃんのことどう思いますか?」


「どうって、うーん…良く言うと、天才。悪く言うと、宝の持ち腐れ野郎。」


「ええと、そういう事じゃなくて、何て言うか、もうちょっとこう…」


「ゆうり、何が言いたいの?」


「それは…」


『ガラガラ』


あ、どうやって誤魔化そうか考えてると、運動部の人達が朝練を終えて帰ってきました。

と言うことは、秋良くんがそろそろ姿を現すはずです!!

だいたいは、教室に入ると遊びに来てるんです。


「冬斗、おはよう!」


案の定、来ました!!

これで、さっきの件は完璧に誤魔化す事が出来たはずです。


「あれ、ゆうりちゃんもいる!!」


「今日は、早めに来てみました」


「へえーそうなんだ~」


興味はすぐに逸れたようで、良かったです。

でもですね~肝心の千夏ちゃんは、まだ来ないんです。

まあ、あの方は、睡眠こそが至上の喜びと言っても過言でないくらいに『睡眠命』な方ですしね~

それにしても、授業中も寝てるのに夜も寝る事ができますよね!!


そうこうしてるうちに、千夏ちゃんも来ました。

スゴイですよ、遅刻ギリギリに来ましたよ!!




~授業中~


 ええと、今は古典の授業中です。もちろん、バレないようにチラチラと冬斗くんを観察しています。

千夏ちゃんの方は、いつも通りに寝てます。何故、先生にバレないんでしょうか…


「藤堂C,藤壺の女御と紫の君の関係を答えろ」


と、ここで、千夏ちゃんが当たってしまいました。

答えることができるんでしょうか?そもそも、起きるんでしょうか!?

だけど、先生、その問題は少しマニアックすぎませんか!?


「はい、叔母と姪です。」


えええー!!

千夏ちゃんはまさかの難なく答えることが出来ましたよ!!

あれ?さっきまで寝てたのに…

突然起きて、マニアックな問題に答えるって、どんな神業ですか!!


あ、今回は千夏ちゃんではなく、冬斗くんの調査でした!

・・・!?

また、調査に戻ろうと冬斗くんをチラ見すると、なんと、千夏ちゃんの方を見つめてました!!!

やはり、二人は両想いでしたか。

私の推理は間違ってなかってですね。

あれ!?なんか、胸が締め付けられるようで苦しくなって来ました。

体調がすぐれないようですから、後で保健室に行ってきます。



~保健室~


「先生、迷惑おかけしてすみません。」


「良いけど、寝不足にならないようにね。」


「はーい」


皆様、すいません。

突然ですが、冬斗くんの調査は打ち切りになりました。

理由は、授業の後に保健室に行ったのですが、寝不足のため熱が出てきたので早退することになったからです。

胸の痛みも、きっとこのせいですね。

なのでとりあえず、家に帰ってゆっくり休みます。

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