鳩山元総理に謝罪申し上げます
7~9月期GDP、前期比1・6%減…年率換算
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141117-00050015-yom-bus_all
GDP速報値が発表されました。
2014年は、
1-3月期:プラス6.7%
4-6月期:マイナス7.3%(前期比)
7-9月期:マイナス1.6%(前期比)
となっており、消費税を増税してから、マイナス成長が決定的となっております。
マスコミの報道では、天候不順により、などと爆笑な理由付けがされる傾向にあるようですが、悪習慣でしょう。
いまだ、経済を制御できた政府は人類史上存在せず、アベノミクスでも容易に経済成長はできていません。
2014年の総成長率も、おそらくマイナスになるでしょう。
アベノミクスで経済成長はできなかった。
これは、先進国の経済は世界平均に近づくためマイナスとなるというぼくの長期的展望と合っています。
しかし、ぼくは確かに、財政再建のために消費税を引き上げるように提言したことがあり、今は、消費税増税廃案の提言をしていますが、ぼくも消費税を増税させた原因の一人です。
ですから、党約を破ってでも、消費税増税に反対票を投票した鳩山元総理の判断は正しかったといわざるをえません。
改めて、鳩山元総理を侮っていたことを謝罪させていただきます。鳩山元総理は優秀な人物であったと。
で、解散総選挙するそうですが、ぼくは、九条解釈改憲をしてくれた安部総理を追認するために自民、自民に投票する予定です。リフレ派政策などで好景気は来ない、暮らしはよくならないと考えていましたが、その経済政策よりもぼくは戦後レジームからの脱却を重視します。
憲法九条信者は本当に多く、そのため、自民党は九条解釈改憲を選挙で全面に押し出すことはないでしょうが、ぼくにとっては最も重要な指針です。
最近、民主党も改憲政党になったようですが、まあ、事実上の改憲をしてくれたのは自民党ですので、自民に投票するつもりです。
GDP成長がマイナスになるのは、消費税増税の3%以内の下落なら実質的な成長ではないかとふと思いつきましたが、GDPとは税金も含めた数字なので、消費税増税された税収はGDPに組み込まれています。
消費税をいくらにするべきかの答えは、需要供給曲線で最適値になる値に近い方だとしかわかりません。
追記。
1-3月期:プラス6.0%
4-6月期:マイナス7.3%(前期比)
7-9月期:マイナス1.6%(前期比)
は年換算の数字なので、実際にはこの四分の一が実数値です。
日本のGDPの推移
円換算
2010年→512兆円(民主党政権)
2011年→510兆円(民主党政権)
2012年→517兆円(民主党政権)
2013年→525兆円(自民党政権)
2014年→516兆円(予想)
ドル換算
2010年→5.495兆ドル(民主党政権)
2011年→5.905兆ドル(民主党政権)
2012年→5.937兆ドル(民主党政権)
2013年→4.898兆ドル(自民党政権)
2014年→4.769兆ドル(予想)




