文系学部廃止の方針
文系学部を国立大学から廃止する方針を文科省が決めました。
国立大学から文系学部が消える! 安倍首相と文科省の文化破壊的“大学改革”
http://news.livedoor.com/article/detail/9310435/
これにより、将来、日本の大学から文系が消える可能性が出てきました。
また、文系への評価はいっそう下がるでしょう。
これは、文学部はすでに学問といえるのか疑わしい学部なのは確定していましたが、
翻訳をする学会村を除いて、おそらく廃止されるのでしょう。
小谷野敦の「日本文化論のインチキ」でも、日本人論というものは存在せず、すべて根拠のうすい虚構の議論だと結論づけています。
文学部に属する諸学科についての細かい論評は控えます。詳しくありません。
法学部は、ぼくの高校の同級生で旧帝の法学部に行った人は、法学部の大学の講義をゴミだと評していましたが、まあ、弁護士になる勉強ならロースクールで行うのが普通であり、大学法学部の勉強が何の役に立っているのかはなはだ怪しいのです。
もちろん、重要な問題として、司法試験を目指して有能な法学部生の多くが司法浪人となり、そのまま社会人にならずに無職となる問題があります。
経済学部では、司法試験ではなく、公認会計士の勉強がこれに代わります。
公認会計士浪人とかする人は非常に多く、多くの経済学部生がそのまま無職となっていきます。
また、経済学部は専門なので、つたないながらも批評できますが、
経済学部修士課程の教科書を書いている作者の日銀職員の水準で、マクロ経済学が現実と合わない虚構の学問なことはすでに判明しています。
ぼくは、経済学部の四年間の勉強を三行に要約していましたが、
そのうち二行は忘れましたが、一行は、
国際経済学:国ごとに分業した方が世界全体の経済生産は上がる。
というものでした。ですが、この役に立つと思っていた一行ですら、現在の経済学では、現実と合わない虚構の理論だと判明しています。
というわけで、文系学部を廃止する方向で文科省は動いています。
しかし、不安はあるものの悲観する必要はありません。
理系大学の難しい勉強をやる気のない人は、高校の優秀な成績表をもって高卒で就職すればよいでしょう。文系学部へ進学する人が減る代わりに高卒が増えると思います。
ぼくは、物流の営業でしたが、その仕事に別に経済学部四年間で学んだことはまったく使いませんでした。
そこで、
文系学部廃止
↓
理系大学のクソ難しい勉強したくないやつは高卒で就職
↓
子育て費用が一人2000万円から700万円へ減少
↓
少子化解決
という素晴らしい解決が待っているのです。
ちなみに、大学別年収ランキングはこれです。
出身大学別年収ランキング
http://doda.jp/careercompass/ranking/daigaku_nenshu.html




